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ろ材種類別おすすめ厳選9選!生物濾過・物理濾過・化学濾過ぜんぶご紹介


アクアリウムにおけるろ過には、生物ろ過・物理ろ過・化学ろ過の3種類があります。それぞれで役割が異なるので、ろ材についても適切な物が必要です。

生物ろ過にはバクテリアの住処となる球状やリング状に成形されたセラミックスが、物理ろ過にはゴミをキャッチしやすいウールマットなどが、化学ろ過には有機物を吸着する活性炭などが用いられています。

ここでは、それぞれのろ材についておすすめ商品やろ材交換のタイミングなどをご紹介します。

ろ材の種類と選び方とは

生物ろ材・物理ろ材・化学ろ材がある!

アクアリウムにおけるろ過には、生物ろ過・物理ろ過・化学ろ過の3種類が存在し、ろ材についてもそれぞれに対応した物があります。

生物ろ過とは、生体の代謝によって生じたアンモニアを亜硝酸塩に、その亜硝酸塩を硝酸塩へと変換する工程で、これはろ過バクテリアが担っています。そのため、生物ろ材はバクテリアが定着しやすくなるように、多孔質な形状をしている物が普通です。

物理ろ過は飼育水中のゴミなど、大きな汚れを除去するための工程です。排泄物や残餌などの有機物が分解される前に除去できれば硝酸塩の発生を抑えることが可能なので、マリンアクアリウムにおいては物理ろ過に特化した、「プロテインスキマー」が重宝されています。

物理ろ材としては、通水性が良く、ゴミをキャッチしやすいウールマットなどが一般的です。

化学ろ過は飼育水中の黄ばみや濁り、悪臭の原因になる有機物などを取り除く工程で、ろ材としては活性炭が一般的に用いられています。ただ、ろ過バクテリアが十分に増殖し安定した水槽環境では、それらの物質も速やかに分解されるようになるため、省略されることも多いろ過工程です。

基本は多孔質のろ材を選ぼう!

アクアリウムのろ過において最も重要なものが生物ろ過です。水質を安定させるには毒性が強いアンモニアや亜硝酸塩を、比較的毒性が低い硝酸塩に変換する硝化プロセスの構築が欠かせません。

そのためには、硝化菌と呼ばれるろ過バクテリアの存在が必要不可欠なので、バクテリアが定着しやすいように多孔質な形状をしたろ材が望ましいのです。

生物ろ過のおすすめろ材・厳選3選

パワーハウス ベーシック ソフトタイプ

パワーハウス (AAJ9Q) ソフトタイプ レッド Sサイズ 1L

pHを調整する機能があるセラミックス製のリングろ材です。ソフトタイプはOH-(水酸イオン)を吸着するとともにH+(水素イオン)を放出するので、水質を弱酸性に維持してくれます。

「ベーシック ハードタイプ」もあり、そちらは逆に弱アルカリ性に傾ける効果があるため、飼育環境によって使い分けると良いでしょう。

エーハイム サブストラット プロ

エーハイム サブストラットプロ レギュラー 1リットル

生物ろ過用ろ材としては、現在のところ最強との評価もある球状のろ材です。ろ材一つ一つが球形をしているのでゴミによる目詰まりが起き難く、流量の減少によるろ過能力の低下を防ぐ設計になっています。ろ材は多孔質な形状になっているため、バクテリアの定着も速やかに進行します。

パワーハウス カスタム ハードタイプ

パワーハウス カスタム ハードタイプ Sサイズ 300ml

セラミックス製のリングろ材で、「パワーハウス ベーシック」の表面を加工してバクテリアの定着性を向上したろ材です。本商品は淡水・海水両用で、水質をアルカリ性側で保持する効果があるので、マリンアクアリウムで使用しやすいろ材です。

物理ろ過のおすすめろ材・厳選3選

コトブキ 薄型高密度マット

寿工芸 薄型高密度マット10枚入

60cm上部フィルター用のろ過マットです。上部フィルターでの使用を主眼に置いていますが、その他のフィルターでもご使用いただけます。

耐久性に優れる高密度マットで、高密度でありながら通水性が損なわれていないため、高い物理ろ過能力を有しています。ハサミを用いて簡単に切断でき、サイズの調節が容易なので外掛けフィルターなどにも導入しやすいです。

サンミューズ ファインマットBig

サンミューズ ファインマット ビッグ

20×200cmのビッグサイズのろ過マットです。お好みの大きさにカットして使用できるため、上部フィルターや外部フィルター、オーバーフロー水槽のろ過槽など、あらゆるろ過装置で活躍します。

ニッソー なんでもマット レギュラー

ニッソー なんでもマットレギュラー

本商品もカットすればどんなフィルターにも使用できる物理ろ材ですが、その圧倒的な安さが売りです。しかし、その分だけ柔らかくて耐久性に劣る面があり、オーバーフロー水槽のろ過槽などに導入すると、落水の衝撃で早期に穴が開くなどして使用できなくなる恐れがあります。

化学ろ過のおすすめろ材・厳選3選

キョーリン ブラックホール

ヒカリ (Hikari) ブラックホール 徳用 60cm水槽用 5回分

比表面積が大きい活性炭で、特に流木が原因の水の黄ばみを取る能力に優れています。不織布で活性炭が包まれており、不織布に投入月日を移入しておけば交換時期も分かりやすいです。魚病薬による着色も完全に吸着できるため、治療後に使用することもおすすめです。

ニッソー 水の臭い・にごりを取る 活性炭

ニッソー 活性炭 お徳用 6袋入(80g) NAC-214

活性炭がネットに入った状態になっているので通水性が良く、飼育水中の有機物などを効率よく吸着してくれます。80g×6袋で計480g入っていてリーズナブルです。

キョーリン カーボンパック

ヒカリ (Hikari) カーボンパック 60cm用(2個入り)

活性炭がパックに入っているため取り扱いが容易で、どのようなフィルターにも使用しやすいです。リン酸を含有しない高品質な活性炭を用いているので、コケに養分を供給することもありません。

ろ材の交換頻度について

アクアリウムを運用しているとろ材も汚れてくるため、洗浄や交換が必要になります。そのタイミングは飼育環境によって大きく異なりますが、目安としては以下に示す時期が挙げられます。

生物ろ材

セラミックス製のろ材がほとんどなので、目詰まりを起こしたら洗浄するなど、適切にメンテナンスを行えば半永久的に使用できます。

それでも、経年劣化すると洗っても目詰まりが解消されなくなったり、ろ材が割れるなどしてしまいます。汚れが取れなくなったり、形状を保てなくなると機能を失ってしまうので、そのような症状が出たら交換が必要です。

物理ろ材

物理ろ材はウールマットが主流で、汚れてきたら洗浄が必要です。洗浄しても汚れが落ちなくなったり、劣化して弾力がなくなると通水性が悪くなるので交換してください。

化学ろ材

化学ろ材は一般的に活性炭が用いられており、水中の有機物などを吸着すると効力が失われるため交換が必要になります。商品や使用環境にもよりますが、1~2カ月で交換が必要になるケースが普通です。基本的には消耗品なので、ある程度落ち着いた水槽環境ならコストで選択しても良いです。

まとめ:ろ材種類別おすすめ厳選9選!生物濾過・物理濾過・化学濾過ぜんぶご紹介

アクアリウムにおけるろ過には生物ろ過・物理ろ過・化学ろ過の3種類があり、ろ材もそれぞれに適した形状・材質の物があります。最も重要なろ過は生物ろ過で、ろ材は基本的にバクテリアが定着しやすい比表面積が大きいものを選ぶと良いでしょう。

また、ろ材は使用し続けていると汚れてくるため、定期的な洗浄と交換が欠かせません。現在では、pHを調整してくれる付加価値が付いた物もあるので、ご自身の水槽環境にあったろ材を見つけてみてください。

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