アクアリウムの水換え、やってますか?正直気が重いですよね…。
水は重いし、こぼしたら大変だし、水槽からの排水が一番気を遣うところではないでしょうか。
そこで今回は「水替え時にトラブルが起こらない排水方法、バケツの持ち方」について紹介します。
コツをつかんで、気軽に水換えを行いましょう。
水換えの手順
ではまず最初に水換えの手順を簡単におさらいしておきましょう。
ざっと掃除をしてから
せっかく水を換えるのですから、その前にざっと水槽内を掃除しましょう。ゴミも一緒に排水できますから。きちんと普段から掃除しているなら水槽の壁面をささっとこする程度でも十分です。
近頃は手をぬらさないで壁面を掃除できるグッズも豊富です。下のページでご紹介していますので参考になさってください。
機材をどかそう
ライトやふたをどかし、水をくみ上げられるように準備します。その際に機材が正常に動いているかチェックすると安心ですね。ライトやふたについた水滴などもさっと拭き取っておきましょう。
ストレーナー・ホースを準備
ストレーナーは網のついたアイテムで、水を吸い出すときに生体や砂利まで一緒に吸わないようにするための道具です。
ストレーナーがあると、大きなものは吸わずに小さなゴミだけ吸えるので安全で便利です。ぜひ一つは用意しておきましょう。
ストレーナーとホースをセットしたらあとは水を抜くだけです。
水を抜いてバケツに入れよう
底砂の中にたまったゴミを吸い出すイメージで水を出すとキレイに掃除ができます。流木の影や水槽の角にゴミはたまりがちなので、そこを重点的に吸いましょう。
吸い出した水はバケツにためていき、後でシンクに捨てます。
これで大体の「簡易掃除・排水」は完了です。
排水バケツを扱うコツとは?
バケツに排水がためられたら、そのままジャバーっと捨てればいいのでしょうか?実はちょっとしたコツがいくつかあります!
排水溝にネットをつけよう
水換えの際に排水溝へゴミ(水草の破片など)が詰まらないようにきちんとネットを装着してから捨てましょう。
排水溝ネットは比較的リーズナブルなものが多く、100円均一のショップでも扱っていますので一度覗いてみてはいかがでしょうか。
また、河川などへ直接捨てると元来そこにはいなかった菌や稚魚・水草が混ざってしまう可能性があり、環境破壊になってしまいます。
水槽からの排水は絶対にシンク(流し台)など、下水に捨てましょう。
バケツの取っ手を信じるな!ヘリを持って移動しよう
アクアリウムでバケツは必需品ですし、沢山の量の水を入れます。かなりの重量になります。
しかし、バケツの取っ手は外れやすいものです。途中で外れたら水浸しになります!
それに取っ手をもってバケツをぶらさげると、ぶらぶらとバケツが左右に揺れることもあり安定性に欠けますが、ヘリを持てば安定性はバッチリです。
特に大量の水を入れる時は、取っ手ではなくヘリを持って持ち上げたり移動したりしましょう。
バケツへの排水は7割で止めよう
バケツへの注水は7割にとどめておきましょう。8割を超えるとこぼれやすくなるのはもちろん、バケツの消耗を早めます。
また、「7割くらいまでで止めよう」と意識することで、ぼーっと排水してバケツから水があふれた…ということも防げますよ。
重すぎるバケツは上記の通り取っ手が外れる可能性も高まりますから、たくさん水を入れすぎるのは避けましょう。
大きすぎるバケツは取り回しが大変
バケツにもいろいろなサイズがありますが、大きすぎるものは取り回しが大変です。
つい「大きめサイズを買った方があとあと色んなことに使えるのではないか」と思ってしまいがちですが、自分で取り扱えるサイズのものを用意しましょう。
水は重たいです。1リットルがおよそ1キロになります。大きなバケツ一杯に排水をためたあとで「これ持ちあげられない!」ということにならないように注意です。
排水しやすいバケツもあります
水の入ったバケツはとても重たく、水をシンクに捨てようと思ってもバランスが取れずに水がこぼれてしまうという方にオススメのバケツです。
色違いでグリーン、イエロー、ピンクもありますので、「可愛いバケツが欲しい!」という女性にも人気があります。
注ぎ口がついているので、狙ったところに水を注ぐときに非常に便利ですよ!
他にもこのバケツには
- 雑巾かけ
- ホース抑え
がついています。ホースをバケツに差し込んで排水し始めたら、排水の勢いが強すぎてホースがバケツから外れてしまって水浸し!というトラブルを防ぎやすいバケツです。
雑巾かけは持ち手としても使えるので、安定した状態でバケツの持ち運びができます。雑巾のかわりにゴム手袋を掛けてもいいですね。
簡易的ではありますが、水量の目盛りがついているところも嬉しいです。
まとめ:コツをつかんで上手にバケツを扱おう
水換えはアクアリウムを美しく保ち、飼育する生体の健康を守るためには欠かせない大切な手入れです。とはいえ、最もおっくうな作業でもありますので、バケツの扱いのコツを抑え、少しでも手軽に水を換えられるようなお手伝いになれば幸いです。
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