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トロピカ質問箱!アクアリウムの疑問FAQ!基礎知識から飼育のヒントまで

トロピカでは、毎日たくさんのご質問やコメントを頂いております。

順番にご返信しておりますが、かなりお待ちいただいている状況ですのでFAQ(よくあるご質問への回答)を作りました。

項目は随時追加・更新していきますので、ご参考になれば幸いです。

質問箱フォームでも受け付けております。

アクアリウムのよくある疑問・質問FAQ!

アクアリウムの基礎知識

アクアリウムの設置や立ち上げについての基礎です。

水換えペースは飼育環境によって変わります。

水槽が魚に対して大きいほどゆっくりペースに、小さな水槽なら早いペースで水換えが必要になります。観察して異常があったらこまめなペースに切り替えることをおすすめします。

私たちはpHを基準に水換えを行うことが多いです。

汚れている=pHが下がる傾向になるので、水換え時よりも変化があったらフンなどがたまり始めているといえます。慣れてきたら定期的に水質試験紙やチェッカーでpHを確認すると、水換えペースをつかみやすくなりますよ。

アクアリウムでは主に『硝化バクテリア』を指します。

流通しているバクテリア剤にも、この硝化バクテリアが入っています。

魚やエビなど、生き物を飼育していると必ずフンなどから猛毒のアンモニアが発生しますが毒性の低い硝酸塩に変換してくれます。

硝化バクテリアが水槽やろ過フィルター、砂利などへ棲みつくことで魚が出すアンモニアを変換するながれ=硝化サイクルが完成します。

サイクルが出来上がった水槽は、頻繁な水換えをしなくても魚を健康に育むことができますが、硝酸塩がたまると水が酸性に傾く(=pHが下がる)ので定期的な水換えやお掃除で維持していきます。

この状態をアクアリウムでは『水槽が立ち上がった』と表現します。

バクテリアについてはこちらの記事もご参考に読んでみてください。

通常は4週間程度です。

検査薬などを使ってみるとわかるのですが、以下のような順番で変換が行われています。

  • 最初の1週間:アンモニア(猛毒)
  • 2週間目:亜硝酸塩(毒)が出始める
  • 3週間目:亜硝酸のなかに硝酸塩(低毒)がではじめる
  • 4週間目~:硝酸塩のみになる!

バクテリア剤を使用しても、アンモニアや亜硝酸塩が検出される間は立ち上がっていないので水換えで対処しましょう。

水換えについてはこちらの記事もご参考にしてみてください!

飼育用品・設備について

水槽設備やアイテムについてのよくあるご質問です。

カルキ抜きの主成分は『チオ硫酸ナトリウム』です。

この成分が入っていればカルキを中和できますので、お好みで選んでも良いです。ハイポのように非常に安価なものから、コンディショナー効果も備えたものまでありますので、飼育している生体に合わせると選びやすいです。

好む水質の異なる生体を飼育している場合は、シンプルな成分のものを選らんだほうが扱いやすいですね。

ちなみに、カルキ抜きから硫黄臭がした場合はすぐに買い替えましょう

カルキ抜きについてはこちらもご参考にしてください!

まず最初に水槽とろ過槽・ろ過フィルターなどを合計した全水量を確認します。

水量に適合したパワーの機種を選ぶのが大前提ですので、これで目安は付きます。あとは設置場所に置けるサイズか、温度設定の精度やパワーなどをチェックして、総合的に決定します。

選び方についてはこちらの記事もご覧ください。

水槽用ヒーターは「1年で交換する消耗品」とよく言われます。

常に起動しているうえ、発熱する機材ですから万が一故障したら大変です。そのため、確実で安全な性能を発揮できる期間として1年というのが通説になっているんですね。最近では2年間保証の機種もありますので、チェックしてみるのも良いですよ。

ただ、あくまで取扱説明書に記載されている期限の範囲内でのご使用をおすすめします。

水槽用ヒーターの選び方などは、こちらの記事もご参考くださいね。

熱帯魚・観賞魚・水辺の生き物の飼育のお悩み

魚やエビなどの生体飼育に関するFAQです。

水草と共に飼育するようなネオンテトラなどの淡水熱帯魚は弱酸性(pH6.5程度)が得意です。

得意な水質が異なる複数の魚種を飼育する場合は、中性(pH7.0)に整えると調子を崩すようなことは減りますよ。しかし魚にとっては万全でないので、やはり得意な水質が同じ魚同士で混泳してあげましょう。

水質に関してはこちらもご参考にどうぞ。

メダカが死んでしまう原因として多いのが『餓死』です。特に稚魚は一日4~5回のこまめな給餌が必要なほどです。

それほど給餌できない場合は、グリーンウォーターや成魚ならミジンコ、稚魚ならインフゾリア(ゾウリムシ)などの生餌で常に好きな時に食べられるようにするとメダカは成功しやすいです。

メダカの死因についてはこちらの記事もご覧ください。

金魚が浮いてしまう症状として『転覆病』があります。

消化不良をこじらせ体内にガスが発生して浮いてしまうタイプと、浮袋の調節ができなくなり沈んでしまうタイプがあります。確実な治療法がまだない病気です。

どちらも季節の変わり目に発症しやすいため、フラフラした金魚がいる場合は、寒い季節は水槽用ヒーターを使うなど、水温を安定させると少しですが予防・緩和できます。

こちらの記事もご参考にしてください。

水温を25℃で安定させるのがベストです。

エビは見分けにくいですが、触角が長いのが基本的にはオスです。雌雄で水槽にいるのか確認しましょう。

ヤマトヌマエビの稚エビは汽水域で成長するため、淡水水槽では残念ながら育ちません。身近な印象のヤマトヌマエビですが、自宅での繁殖は難易度が高いです。

海水魚は淡水魚に比べて、縄張り意識が強かったり気性が荒かったりと、攻撃的になってしまうことが多いです。

海は非常に広いですし、他の魚たちも多数いますからイジメの標的が絞られることはほとんどないです。

東京アクアガーデンでは海水魚水槽には少し多めの魚を導入しています。そうすることでターゲットを絞り込ませない方法です。かわりに、ろ過には気を使いますが平和を保ちやすくなりますよ。

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