熱帯魚水槽では様々な種類の水草を楽しめます。
丈夫で初心者でも育てやすい水草から、レイアウトに使用する種類までを解説します!
水草には丈の短いもの、長いものが存在し、それぞれに植え付ける適所があります。適した環境・場所で育成することで、のびのびと緑豊かに育ちます。
水槽内のポジション別(前景・中景・後景)に適した水草の特徴も併せてご紹介していきます。水草購入の際のご参考までに、是非お読みください。
育てやすい!おすすめ人気の水草ベスト20
育てやすく人気の水草をベスト20形式でご紹介します。
アクアリウムショップや通販では数多くの品種を取り扱っていて、美しさやユニークさに目を奪われます。
しかし自分の水槽では、どんな種類が育てやすくチャレンジしやすいのかが分かりにくいことがありますよね。
- 初心者でも育てやすい
- 水槽が華やかになる
- トリミングしやすい
といった観点で選出しました。
初心者向けのきれいで育てやすい水草 ベスト20 一覧リスト
※記載されている情報は各ショップ販売時の情報に基づいています。価格などは時期により変動する事がございますのであらかじめご了承ください。
水草購入の際の、ご参考にしてみてくださいね。
こちらの記事で詳しく解説しています。
前景草におすすめの水草ベスト10
前景・中景・後景など、水槽レイアウトには奥行きを出すための区分があります。
- 前景:水槽の前面(手前)に見える部分。
というように、前景はもっとも観賞者の目につく区分です。そのため、繊細な植え付けやトリミングを心掛けて維持します。
水槽全体の視点のベースとなるので、背の高い水草を植えてしまうと見渡すことができないため、水槽内で最も背の低い水草を植え付けます。
背の低い水草は、背の高い水草の下では光を取り込みにくいです。そのため、開放的な前景に植え付けてあげることで、成長しやすくなります。
こちらの記事では、前景部分にぴったりな、背が低く繊細な表現に向いた水草をベスト10でご紹介しています。
中景草におすすめの水草ベスト10
中景草はその名の通り水槽のちょうど真ん中あたりに植える水草を指します。
- 中景:前景より奥の、水槽の奥行きで言えば中央部分。
中景には前景部分よりも背の高い、水槽内では中くらいの高さの水草をレイアウトします。
成長がそれほど早くなく、頻繁なトリミングを必要としない種類が向いています。また、中央部分が枯れてしまうとレイアウト崩れが目についてしまうため、トリミングに強いという点も意識すると良いです。
成長の遅い水草は、それだけを植えてしまうと成長しきるまでややスカスカの印象になってしまいます。根元などを前景草で隠すことで密度を保てます。
また、中景は養分がややいきわたりにくいポイントでもありますから、成長の早すぎる水草では養分が足りなくなることもあります。そのため、成長が緩やかで丈夫な種類が向いています。
おすすめの中景草はこちらで詳しくご紹介しています。
後景草におすすめのベスト10
後景草は、水槽の背面付近に植え付ける水草を指します。
- 後景:水槽背面で中景よりも後ろ部分。
中景草よりもさらに背の高い大きな種類の水草を植え付けることで、水槽全体の奥行きの演出やレイアウトを引き締める効果があります。
背面側なので目立ちにくいと思われがちですが、後景草の種類によって水槽全体のイメージが大きく変わります。
葉の広がり・水流でのゆらぎなど、種類ごとの特徴を知ればレイアウトをワンランクアップさせることができます!
背の高い水草は派の広がりも大きく、中央部に植えてしまうと魚の遊泳域が減ってしまいますし、他の水草への光を遮ることがあります。
背面なら存分に育つことができます。
後景草についてはこちらで詳しく解説しています。
まとめ:熱帯魚水槽におすすめな水草と育成法!前景・中景・後景用水草もご紹介!
熱帯魚水槽を彩るおすすめな水草選と、水草には背の高さや特徴にあわせて適したポジションがあることを解説してきました。
- 前景草は丈の短い種類
- 中景草はトリミングに強い種類
- 後景草は背の高い種類
大まかに分けるとこのような分類になります。
水草の揺らぐ水槽は熱帯魚を何倍にも魅力的に見せてくれます。育成にはLED照明など、専門の機材も必要となりますが、ぜひ挑戦していただきたいレイアウトです。