水槽に入れる 水道水の カルキ抜き はどれがいいの? 水の コンディショナー について~金魚素人育成記4 ~

金魚の健康維持には、適切な換水が一番!

そこで必要になるのが、カルキ抜き剤です!

しかし一概にカルキ抜きといっても、『重金属無毒化』や『粘膜保護』や『ビタミン入り』などの付加効果、すなわち水質調整効果のあるものも多数売られています。果てには『バクテリア入り』や『金魚専用』のものまで!

どれを使って良いか、悩まないわけがありません。

そもそも、カルキ抜きとは?

文字通り水道水に含まれている『カルキ』を中和するための薬剤です。
カルキは水道水を殺菌するための「次亜塩素酸カルシウム」というものです。
これが金魚をはじめ、お魚には大敵!水道水をそのまま使用してしまうと、エラを痛めてしまいます。

なのでカルキ抜きはアクアリウムの必須アイテムです。

せっかく水換えするからには

換水はアクアリウムを維持する中で一番体力を使うことです。

せっせとバケツで水を運んで、古い水から新しい水へ入れかえる。

せっかくだから、お魚には元気になってもらいたい…。

ならば、カルキ抜きにプラスアルファで効果があったほうが、良いんじゃないか?と素人の私は思いました。

粘膜保護剤は入れすぎ注意!

早速、『粘膜保護剤』入りのものに目を付けました。

コロイドがお魚の体表のヌメヌメを補強し、バリア機能をあげてくれる!

なんてすばらしい効果なんだ!!と興奮。
金魚の元気がもっと上がるんじゃないかと、投入しました!

しかし興奮しすぎて分量を入れすぎていました…意外と少量でいいんです。

入れすぎてしまうと、水に粘度が生まれ、溶ける酸素量が減少してしまうことも。

容量・用法はきちんと守りましょう!

レモンでカルキ抜き?!

どうしても手元にカルキ抜きがない場合には、玄人技が存在します。

それが「レモン汁(ビタミンC)」を使用してカルキを中和する方法です!

カルキは塩素なのでビタミンCと化学反応を起こすことで、中和されるという科学の不思議です!

1リットルなら2~3滴といいますが、難しいので、実践したことはありません。

結局のところ

粘膜保護剤入りの他に、バクテリア入り、濁りとり入りなどのコンディショナー(水質調整剤)と同じ効果を持つ物も試してみましたが、現在は、ビタミン入りの、あとは何も入っていない極力シンプルなものを使用しています。

というのも、金魚が病気になった時に、コンディショナー(水質調整剤)は、基本的に魚病薬と併用できないことを知ったからです。

なので、カルキ抜きに含まれているコンディショニング成分も黄色信号かなと思い、やめました。

弱ってしまった金魚には、シンプルなお水が一番なのです。

それでもコンディショナーはすばらしい

シンプルな水が一番と書きましたが、コンディショナーはお魚や入手できる水の質によっては、不可欠な場合もあります。ケースバイケースということです。

そしてコンディショニングは飼い主の思いやりでもあります。

重金属の無毒化まで!これはもう、愛情です。お魚への『愛』です。

そんな愛情を持ちつつ、換水して金魚たちを少しでも健康にしてあげたいと、考えています。

金魚にとって本当に最適な水は何なのか。

素人の探求は今日も続きます!

 

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