ガラス水槽とは その価格や作り方などをご紹介します!

近年になってアクリル水槽が発売されるまでは、日本ではガラス水槽でメダカや金魚などの魚の飼育を行っていました。ガラス水槽と一口に言っても、平ガラスや曲げガラス、フレームの有無などによって特徴などが異なります。

今回はガラス水槽について、またガラス水槽の価格や作り方などについてお話していきます。

ガラス水槽とは?

オールガラス水槽 アクロ60N(60×30×36cm) 60cm水槽(単体) Aqullo

ガラス水槽は文字どおり素材にガラスを使った水槽のことです。古くから日本で金魚などの飼育に使用されている水槽で、今現在も販売されています。

アクリル水槽と比較すると割れやすく、重さがありますが、透明感があり経年劣化しにくい点や傷がつきにくいといった特徴があります。大きさが小さいものはガラス水槽のほうがアクリル水槽よりも安いですが、120センチ以上の水槽ではアクリル水槽のほうが値段が安くなります。

ガラス水槽に使用するガラスには「平面ガラス」と「曲げガラス」があり、フレームの補強のあるものとないものとがあります。それぞれの特徴や値段、作り方などについて説明しましょう。

 

ガラス水槽についてはこちらの記事も参考にしてください。

「平面ガラス」と「曲げガラス」

ジェックス ラピレスRV60N 曲げガラス 水槽のみ

まずガラス水槽に使われるガラスの種類ですが、平面ガラスはごく一般的な真っすぐな板状のガラスです。それに対し曲げガラス板ガラスを熱で柔らかくし、金型に合わせてカーブさせたガラス板です。

曲げガラスのほうが正面から見たときの見栄えが良く、水槽のデザイン性に優れていますが、平面ガラス水槽に比べると底の耐性が弱く、加工が必要になるため価格が高いです。またカーブ部分のコケやごみが取りにくいといったデメリットもあります。

フレームの有無について

ジェックス マリーナ ガラス水槽 600L

フレームとは水槽の上下についている枠のことで、水槽内の水の圧力で水槽が壊れないよう補強効果があります。フレームなしの水槽の場合、フレームありの水槽よりも厚手のガラスを使用するため、やや重くなります。

フレームなしのほうが見た目的に綺麗ですが、フレームがないと水槽内に水を入れたときに、徐々にガラスがゆがんでゆき、水漏れが発生してしまうことが多々あります。またフレームありの水槽と比較すると、強度が弱いので、ちょっとしたもののはずみで傷やひびが入ることもあります。

水漏れしたときの対処方は?

ガラス水槽は長年使用していると、曲げガラスやフレームなしの場合は水槽内の水による水圧で形状がゆがみ、水漏れが発生することが多いです。また平面ガラスでフレームありでも使用年数が経つとつなぎ合わせている部分から水漏れが起こる場合があります。

水漏れ時の対応ですが、アロンアルファで応急処置したり、シリコンで穴をふさぐといった人が多いようです。しかしガラスに亀裂が入ってしまっているような場合なら、いつ水槽が一気に壊れるかわからないため、水漏れの量が多いときは水槽を替えるしかないでしょう。

 

ガラス水槽の寿命についてはこちらの記事を参考にしてください。

ガラス水槽の値段はどれくらい?

オールガラス水槽 アクロ30H-N(30×30×40cm) 30cmハイタイプ水槽(単体) Aqullo

ガラス水槽の値段はガラスの厚さによっても変わってきます。

またキューブ型や高さのあるものなども価格が上下しますので、あくまで目安として見てください。この価格はろ過機材などのない、水槽単体でのおよその値段です。

  • 45センチ水槽:平面フレームあり2,700円程度、平面フレームなし3,900円程度、曲げ8,000円程度
  • 60センチ水槽:平面フレームあり3,000円程度、フレームなし平面4,000円程度、曲げ5,000円程度
  • 90センチ水槽:平面フレームあり10,000円程度、平面フレームなし12,000円程度、曲げ19,000円程度
  • 120センチ水槽:平面フレームあり22,000円程度、平面フレームなし24,000円程度、曲げは市販なし

ガラス水槽の作り方

ガラス水槽の作り方は手順が多いです。YouTubeにガラス水槽の作り方の動画がありましたので、ご紹介しますね。

まず「グランプ」という道具を使いガラスを水槽の形に組みます。

ガラスの端にコーティング剤はみだし防止用のマスキングテープを貼ります。

ガラスのつなぎ目にシリコンを流し入れ固定し、シリコンが乾く前にマスキングテープをはがし、乾燥させます。

はみ出したシリコンを削り取り完成です。

ガラス水槽の簡単な作り方はこのような感じですが、オーダーメイドなどではここからさらにパーツの追加などが行われます。

自作水槽は水漏れ注意!

マニアックな人になってくると、ガラス水槽を自作する人もいます。しかしその道のプロではないため、使用してすぐに水漏れなどが起こることも多いようです。

自作の場合、水漏れやガラスのゆがみなどは自己責任になるので、なるべくなら市販の水槽を使うか、オーダーメイドで専門業者に制作を依頼することをおすすめします。

 

オーダーメイドでガラス水槽が作れる!

ガラス水槽の手作りは、手の怪我が心配で諦めている人もいるのではないでしょうか。また「薬剤を使うから自作は無理だけど、オリジナルの水槽が欲しい!」という人には、オーダーメイド水槽をおすすめします。

オーダーメイド水槽はサイズや形状などオリジナルの水槽を作れますが、お値段は一般の水槽より少し高くなる点は注意してくださいね。

東京アクアガーデンでは見積もりは無料となっていますので、無料で相談・見積もりをして作るかを決めることが可能なので、他の人と差をつけたいならオーダーメイドがおすすめです。

デザインや大きさ、ガラスの厚さや加工にもよりますが、東京アクアガーデンでは小型水槽で安いものなら7,000円前後から受注しています。

また水槽だけでなく水槽台のオーダーメイドも受け付けているので、セットで頼んだほうがレイアウトなどにこだわれますよ!

ガラス水槽とは_ その価格や作り方などをご紹介します!まとめ

テトラ (Tetra) ハーフムーンアクアリウムS HM20LS

今回はガラス水槽について、種類や価格、作り方などについてお話しました。ガラス水槽に使用している平面ガラスと曲げガラスにはそれぞれ特徴があり、曲げガラスのほうが加工してしまうため、強度が弱くゆがみやすいという特徴がありますし、価格も高いです。

しかし、デザインやインテリア性を優先するのなら曲げガラスの水槽がおすすめです。デザイン性や実用性を求めるのならオーダーメイドという手もありますよ。

見積を無料で行ってくれるところも多いので、気になっている人は一度東京アクアガーデンのように、オーダーメイド水槽を作成している専門業者に相談してみることをおすすめします。

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弊社公式サイトのお悩み相談フォームですと早めに返信できますので、よろしければそちらもご利用ください。

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