カクレクマノミの餌とは!選び方と与え方の基礎知識をご紹介

カクレクマノミは、かわいらしさとその美しい体色で人気のある熱帯魚です。

一般的に海水魚は飼育が難しいイメージがありますが、カクレクマノミは丈夫で比較的飼育しやすい種類とされています。

適切な飼育環境を整えることはもちろん大切ですが、長期飼育には最適な餌の与え方も重要です。
この記事では、初心者でも扱いやすい餌や、各餌の特徴、選び方について詳しく解説していきます。

カクレクマノミのメイン餌は人工飼料

ヒカリ (Hikari) ひかりプレミアム メガバイト レッド S 50g 海水魚 餌 と 10cmスプーン

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カクレクマノミには、人工飼料がおすすめとされています。

人工飼料はフィッシュミールなどを栄養素とともに練り込んで乾燥させた粒状の餌で、入手しやすく与えやすいです。

また、幅広い海水魚に対応した商品が揃っているため、ポピュラーな海水魚であるカクレクマノミにはぴったりの商品も数多くあります。

人工飼料は安定感がある

人工飼料は、手軽に与えることができる点が大きなメリットです。
また、商品によってはビタミンやミネラルが豊富に含まれており、カクレクマノミの健康を維持できます。

さらに、保存することが簡単にできるため、飼い主にとっても便利です。

同じ餌を与え続けることで、餌の効果を十分に発揮できるため、安定した飼育が可能と言えます。

カクレクマノミ用の餌は種類豊富

人工飼料には様々な種類があります。
基本的には、カクレクマノミに適した粒のサイズや成分が含まれたものを選ぶことが大切です。

一般的におすすめされる人工飼料としては、「メガバイトレッドs」「シュアー」「テトラマリンミニグラニュール」「デル マリンフードEX」「メディマリン」などがあります。

これらの飼料は、カクレクマノミの嗜好性や栄養価が高いことが特徴です。
特に、メガバイトレッドsやシュアーは食いつきが良く、メインとして与えられます。

マリン・テック シュアー typeR 沈降性・小型魚用 55g

また、デルマリンフードEXは高タンパク低脂質で健康にも良く、メディマリンは白点病の改善を促す効果があると言われ、人気があります。
このように、各商品にある特徴を知ることで、よりよく活用することができるでしょう。

冷凍餌について

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人工飼料は栄養バランスが良いですが、嗜好性は生餌のほうが高いです。
生き物そのままの姿と匂いを持つ冷凍餌は、カクレクマノミの食欲を刺激します。

カクレクマノミはほとんどがブリード個体で拒食に陥ることは少ないとはいえ、可能性が無いわけではありません。
もし、人工飼料に飽きてしまった場合には、冷凍餌を用意すると良いです。

カクレクマノミの冷凍餌としてよく使われるのが、冷凍ブラインシュリンプ冷凍ホワイトシュリンプです。
特に冷凍ブラインシュリンプは、カクレクマノミに適したサイズであり、栄養価も高く、飼育がしやすいとされています。

冷凍ホワイトシュリンプも、良い食いつきが期待できます。

冷凍餌はストックしておくと便利ですが、一度解凍すると保存ができません。
その点は注意が必要です。

また、冷凍餌を与えすぎると水質が悪化する可能性があるため、適度な量を与えることが重要です。

人工飼料と冷凍餌の組み合わせは有効

人工飼料と冷凍餌は、それぞれ異なる栄養成分を持っているため、両方を組み合わせて与えることも良いです。
これにより、カクレクマノミに必要な栄養をバランスよく補給することができ、魚の健康維持に役立ちます。

餌の与え方は1日1~2回、2~3分で食べつくせる程度の量をあげることが基本です。

与えすぎると水質が悪くなる可能性があるため注意が必要です。
特に冷凍飼料のような生餌は水を汚しやすいので、少量づつ与えましょう。

餌についてのポイント

カクレクマノミの餌に関する注意点として、飼育環境や水質維持があげられます。
ここでは飼育上のポイントを解説していきます。

餌の保存法

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人工飼料の管理は、それほど厳重にしなくても大丈夫ですが、開封したらできるだけ早いうちに与えるのが基本です。
また、湿気を嫌うため、乾燥した場所での保存が必要です。

冷蔵庫で保存することもできますが、常温での保存も問題ありません。

冷凍餌は、使用する分だけ解凍し、使いきるようにすることがおすすめです。
未使用の冷凍餌は冷凍庫で保管し、保存期間に注意してください。

カクレクマノミに栄養剤は必要?

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海水魚水槽では、飼料だけでは足りない成分を補うために、添加剤が利用されることがあります。
具体的には、ヨウ素やビタミン、アミノ酸の強化などがあります。

とはいえ、サンゴを飼育しないのであれば、基本的には、カクレクマノミの飼育は人工海水の素に含まれている成分でほぼ十分です。

カクレクマノミと混泳させる生体によって適宜添加するようにしましょう。

まとめ:カクレクマノミの餌とは!選び方と与え方の基礎知識をご紹介

カクレクマノミは、人工飼料だけで終生飼育可能な魚種です。
その理由として、ブリード個体が多く、好奇心も旺盛で餌への反応が良いことが挙げられます。

人工飼料を食べる場合は、おやつ程度に冷凍餌を組み合わせるのがおすすめです。

適切な餌を与えることで、カクレクマノミの体調や成長をしっかりとサポートすることができ、楽しい飼育が期待できます。

選び方や与え方のポイントを押さえ、素晴らしい飼育環境を作りましょう。

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