初めて水槽を購入する時も、2本目や3本目の水槽を購入する時も、新しく水槽を買う時には、心臓がドキドキするものです。予算はいくらにするか、どんな生き物を飼育するか、置き場所や使い回せる飼育器材の有無etc……そして、家族がいる方は家族への説明も必要かもしれません。
今回の記事では、そんな水槽を選ぶ時に注意しておきたいポイントについて、メーカー別に紹介していきます。
もちろん60㎝水槽だけでなく30㎝水槽を選んだり、90㎝や120cm水槽を選んだりする時の参考にもできますので、お付き合いいただけますと幸いです。
目次
はじめに/水槽選びのポイント

ガラス水槽やアクリル水槽が、何年くらい水漏れせずに使えるかご存知でしょうか?
水槽の寿命としては5年? 10年? それ以上?
人によって意見は分かれますが、室内で使用している水槽の寿命は、おおむね10年前後と言われています。実際、私が使用している一番古い60㎝水槽は18年前に購入したNISSOの曲げガラスの水槽ですが、今でも現役です。
――とはいえ、デザイン性を考えると水槽の寿命は10年以内と考えておいた方が良いと個人的には感じます。今では一般的なフレームレス水槽も、10年前はあまり見かけませんでしたし、これから10年後は、さらにデザイン性の高い水槽が流行しているかもしれないと個人的には感じています。
そんな長期間使用できる水槽ですが、シリコンで接着されたガラス水槽の保管には注意が必要です。一度水を張って使用した水槽は、水を抜いて乾燥させるとシリコンが乾燥して縮んでしまい、水漏れの原因になるのです。
そのため、長期間保管してある水槽を再利用する時には、水漏れが起こらないかしっかり確認をしておきましょう。(なお、水漏れした場合には、乾燥させた後に、シリコンのコーキング材を薄く塗れば簡単に修理することができます)
また、アクリル水槽は紫外線に弱いとか傷が付きやすいと言われていますが、室内で使用するのであれば、ガラス水槽と同じような取り扱いで大丈夫です。
アクリル水槽は、ガラス水槽に比べて軽くて頑丈(衝撃に強い)です。小さな子どもがいる家庭や大型魚を飼育する場合には、板の厚みを厚くすることができるアクリル水槽(オーダーメイド)がお勧めです。
簡単に、細部までこだわりぬいた思い通りの水槽が作れます!↓
GEX/低価格の水槽からお洒落なフレームレス水槽(グラステリア)まで
ジェックスは水槽だけでなく、観賞魚用のLED照明やフィルターなどの製品も販売している観賞魚用品メーカーです。個人的には、黒い枠が付いた水槽がリーズナブルな価格で購入できるので、繁殖用の水槽をたくさん用意する時にはお世話になりました。
マルカンニッソー(NISSO)/前面曲げガラスの水槽(スティングレー)と言えばここです!
私が所有している一番古い水槽は、ニッソーの前面曲げガラスの60㎝水槽です。購入当時、水槽の枠が目立たない「高いデザイン性」が人気だったのを覚えています。
近年は他のメーカーに押され気味なので……個人的には、あともう少しだけ頑張って欲しいです。応援しています!
KOTOBUKI/前面曲げガラスのフレームレス水槽(レグラス)がお勧め!
私の中では、一番好きな観賞魚用品メーカーです。ジェックスと同じように観賞魚用のLED照明やフィルターなども販売していますし、価格が比較的リーズナブルなところもイチ押しです。
プラスチックの枠が無いフレームレス水槽では、通常の透明なシリコンだけでなく、ブラックシリコンを使用したデザイン性が高い製品も取り扱っています。
Tetra/熱帯魚と言えばテトラ。実用的でスマートな水槽が多いです
熱帯魚の餌の「テトラミン」が有名ですが、世界のアクアリウム業界を引っ張っていると言っても過言ではない老舗の観賞魚用品メーカーです。しかし個人的には、水槽よりも人工飼料や水質調整剤などに力を注いでいるメーカーというイメージがあります。
なお、販売されている水槽の中には、海外メーカー独特の個性が光る水槽もあります。熱帯魚の飼育を楽しくしてくれる、チャレンジ精神にあふれたメーカーです。
EHIME/水草用の外部式フィルターが有名なドイツのメーカーです。
エーハイムはドイツの観賞魚用品メーカーです。水草水槽向けの外部式フィルターなどで有名で、水草水槽向けのフレームレス水槽(60㎝以内のみ)を販売しています。
個人的には、横幅30㎝×奥行30㎝×高さ40㎝の水槽を初めて見た時には、ちょっとした衝撃を受けて物欲センサーが刺激されました。
ADA/デザイン性が高い最高級のフレームレス水槽と言えばADAです
新潟県にあるADAことアクアデザインアマノは、「本格的な水草水槽をしている人で知らない人はいない」と言い切っても良いくらい、水草の世界では有名なメーカーです。
毎年、水草レイアウト(ネイチャーアクアリウム)のコンテストを主催しており、世界中から応募があります。そんな世界の水草業界を引っ張る日本のメーカーであるADA。販売する水槽や水草関連の器材のクオリティーは高く、お値段もそれなりの価格が付いています。
価格の面で、初心者にはあまりお勧めできないメーカーですが――ADAが販売する水槽は「青味がからないクリアなガラス」を使用しているため、水草に情熱を捧げる人にとっては手放せない水槽になります。水草好きな玄人向けのメーカーです。

おわりに/機能的な「オーダーメイド」という選択肢もあります!

さて、ここまで一般的な水槽メーカーを紹介してきました。しかし、最初の方で少し紹介しましたが、オーダーメイドという選択肢も侮れません。
衝撃に強いという意味で、小さな子どもがいる家庭や大型魚の飼育にお勧めですし、オーバーフロー水槽が欲しい時や、自分だけのオリジナル加工が欲しい時などに、オーダーメイドという選択肢は欠かせないものになります。
上記で紹介した水槽は全て四角形(直方体)でしたが、アクリルのオーダーメイド水槽だと、下記のような、360°どこからでも見渡すことができる円柱水槽も作成が可能です!
一方で、オーダーメイド水槽は「価格が高い」「どの業者に頼んだら良いのか分からない」「どのくらいの品質のアクリルが使われているのか分からない」といった不安を持っている方もいらっしゃると思います。「いつかは欲しいけれど手が届かないなぁ……」と考えて、選択肢に入れていない方も少なくないかと思います。
そんな方は、このサイト『トロピカ』を運営している東京アクアガーデンのオーダーメイド水槽の制作ページを読んでみて下さい。特に大型水槽の購入を検討中の方や、特殊な加工をした水槽が欲しいと考えている方は、絶対に読んで損はありません。
水槽という水を入れる容器は、中に入っている熱帯魚や水草のレイアウト以上に自己主張する存在です。部屋の中に水槽を置くことや簡単に買い替えない物であることを考えると、購入時にしっかりと使用目的に合わせて選ぶことが大切です。
より良いアクアリウムライフを送るために、次回水槽を選ぶ時には、この記事を少しだけ思い出してみて下さい。キーワードは「水槽の使用目的を考える」ですよ!
「水槽の使用目的」ごとに、こんな水槽も作れてまうのがオーダーメイドのすごいところ!↓

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