熱帯魚や海水魚、金魚にもストレスってあるんです
知っていましたか?熱帯魚や金魚、海水魚にもストレスってあるんです。
魚にストレスが掛かると、病気になったり最悪の場合は死んでしまいます。大切な観賞魚を長生きさせるために、ぜひ以下をよく読んで、魚のためにストレスフリーの環境を作ってあげてください。
人間は、仕事や勉強その他でストレスが掛かると体調が悪くなるときがありますよね。魚も基本的には同じです。
いえ、魚のほうがストレスに弱いと言って良いかもしれません。
厳選5つ、魚にストレスを与えないようにする方法
魚が実際に住んでいる自然界の環境を意識して、水槽内の環境を整えてあげてください。
自然界には、その魚に適した水質や隠れ場所がありますよね。
それをなるべくそれを再現してあげましょう。
1.魚の隠れ場所を作りましょう
海水魚であれば、ライブロックを積み上げたり、熱帯魚・淡水魚なら流木や石などを組み合わせたりして魚の隠れ家を作りましょう。
魚が隠れる場所が、多ければ多いほど魚にストレスが掛かりません。
2.温度変化をなくしましょう
魚は、温度変化に弱い生き物です。
できれば、水槽用のクーラーとヒーターを用意して、お互いを連動させることによって水温を一定にさせてください。
ですが、水槽用クーラーは結構高価なものです。クーラーがない方も多いでしょう。
その場合は、暑さ対策として扇風機を当てるなど工夫して、なるべく温度が一定になるようにしてください。
3.水質を一定に保ちましょう
魚は、水質の変化にも非常に弱いです。
魚が住みやすいかどうかを知る水質の指標として、pH(ペーハー)や塩素濃度、亜硝酸塩濃度などがあります。それぞれに、これらを測る試薬や、緩和する薬剤などがあります。
ですが、いちいちこれらの指標を測るのも大変ですよね。
こまめに水換えを行っていれば、水質は改善されるはずです。水が濁っているとか、色がおかしいとか、なにか異常を感じたらまずは水替えすることをおすすめします。
その際、全量を水換えしてしまったら、かえって魚のストレスになります。状況にもよりますが、多くて半分くらいの量に留めるようにしましょう。
4.照明の時間を一定にしましょう
基本的に、観賞魚として飼われる魚は周囲が暗いと眠る魚が多いです。
人間同様、眠る時間が少ないとストレスがかかります。
通常、観賞用水槽にはLEDなどの照明が付いていますが、一日の目安を決めて照明を点灯するようにしましょう。目安は8時間から10時間程度でしょう。
5.水槽を叩いたり揺らしたりするのをやめましょう
個人宅にある水槽は、こういうケースはほとんど無いかもしれません。
しかし、公共施設にある水槽などは、悪気はなくても子供が水槽を叩いたり揺らしたりするケースが多くあります。
最近では、病院やホテルなどに水槽が設置されているケースも多いですが、みかけてもあまり近づいて触ったり、叩いたりしないであげてくださいね。
魚にストレスが掛かるとどうなるの?
熱帯魚や金魚、海水魚など、魚やストレスのかかり方によって症状は様々です。
見てきた中では、白点病などの病気にかかってしまう魚が多いです。
魚によっては、体の色が薄くなるなど変化があるものもいます。
そして、最悪の場合は死に至るので、生体のストレスには十分注意しましょう。
ストレスが掛からない環境が大事
見てきたように、ストレスがかからない環境が非常に大事です。
生体の気持ちになって、その魚が元々住んでいた環境を想像しながら、環境を整えるとよいでしょう。
せっかく飼った、熱帯魚や海水魚を長生きさせたいですよね。
対策を5つ書きましたが、どれも重要です。どれも簡単にできる対策ですから、ぜひ自身の環境をチェックして、できていないところは、実施してくださいね。
知る人ぞ知る、東京アクガーデンのトップ代表CEO。
魚の知識は少ないけれど、熱帯魚業界は熱く語ります。
20キロ痩せたことが一番の自慢、ダイエットも仕事も同じだー!!
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