街中のいたるところで水槽を見かける機会も増えましたね。
そんな水槽をみて、いざやってみたいと思う方も多いかとおもいます。
しかし、いざやって見ようと思い立って専門店に行き商品を見てもどれを購入したら良いかなかなか分からないものです。
そこで今回は、初心者でも失敗しない水草水槽に必要なものの選び方についてまとめてみました。
それでは、ご覧ください!!
水草水槽に必要な機材について
水槽の選び方について
水草水槽を設置するうえで、水槽を選ぶのは非常に重要です。
最も大切なことは、水槽の高さを抑えることです。
その理由として、水草は光合成をするため照明の光が水槽の底まで届くことが大切だからです。
水槽の高さが高くなればなるほど、水槽専用の照明を設置しても下まで光が届かなくなる可能性が上がります。
その結果、水草は必要な光を満たせず枯れてしまう原因となるのです。
もちろん、照明の増設や光量の強い機材を使用すれば、水槽の高さを上げても水草水槽を管理することは可能です。
しかし、デメリットとして光量を強くする=熱が出るため、水温管理が難しくなります。
以上のことから、水槽の高さを45センチまでのものを使用することをオススメします。
水草水槽に使用するろ過機の選び方について
水槽同様、ろ過機の選び方も非常に重要です。
なぜなら、ろ過機によっては水草水槽に不向きなものが多いからです。
それは、酸素を供給するように作られているろ過機が多いからです。
酸素供給することで、水草の光合成に必要な二酸化炭素が空気中に放出されてしまいます。
それにより、枯れてしまう水草も出てきてしまいます。
では、どのろ過機を選べばよいのか。
それは、外部フィルターと呼ばれるろ過機です。
このろ過機は、水草育成をするために作られた専用ろ過機です。
水槽内の二酸化炭素を減らすことないため、水草育成の邪魔をすることもありません。
さらに掘り下げますと、メーカーはドイツ製のEHEIM(エーハイム)という商品を選定することをオススメします。
この商品の特長として、下記3点です。
- 初心者でも扱いやすいこと
- 外部フィルターシェアナンバー1で安心
- 消耗品などのアフターパーツが豊富
水草水槽のろ過機で検討しているなら、迷わずEHEIMの外部フィルターを選びましょう。
水草水槽の底床(砂・土)の選びからについて
水草水槽において底床の選び方は非常に重要です。
水草水槽に特化していない場合の多くは、砂利を利用しているかとおもいます。
では、水草水槽はどうなのか。
水草水槽はソイル(土)の使用をオススメします。
理由は非常に簡単なのですが、土(ソイル)は砂利より根が張りやすいからです。
園芸でも砂利ではなく土を使用しますよね。
それと同じ理屈です。
なお、いろいろなメーカーから発売されていますが水草育成という文字がパッケージに書いてあれば何を利用しても構いません。
水草水槽の照明の選び方について
近年LEDに登場により、水草水槽の育成に特化したLEDが発売されています。
そのため、水草水槽の照明はその流れに乗りLEDをオススメします。
ただし、水草育成専用と書かれたLEDを使用してください。
LEDなら何でも良いと思って、海水魚用の青い光がメインのLEDを使用したら水草は枯れてしまいますので要注意です。
二酸化炭素供給機材について
専門店に行き水草水槽を見ると水草水槽には二酸化炭素供給の重要性を謳っているところがほとんどです。
本格的に時間と予算をかけてやっていくという気持ちがあるのでしたら二酸化炭素の設置をオススメします。
ただし、注意点も。
二酸化炭素を付けることで水草を美しき育成することは簡単になりますが、それに伴う費用や管理も複雑化するためハードルがグッと上がります。
二酸化炭素供給をしなくても水草水槽を楽しむことはできますので、自分のペースに合わせて選んでいきましょう。
水温調整機器について
水を保温するヒーターは必ず設置しましょう。
メーカーはどこでも良いですが、水温調節できるものをオススメします。
万が一水槽内の生物が病気になった際に、水温の調節で病気を抑制することができるからです。
また、水を冷却するクーラーですが予算が許すなら購入をオススメします。
購入することがむずかしい場合は、室内の空調などの室温で管理していきましょう。
水草水槽に必要なメンテナンス道具について
水草を植栽するピンセットについて
水草を植栽するうえで、ピンセットは必要です。
ピンセットは必ず水草専用のピンセットを使用しましょう。
専門店に行けば購入可能です。
ピンセットを使用することで、水草を傷つけずに植え込むことができるため水草が成長しやすい状況を作り出すことができます。
あとは、ピンセットで水草を植えると一気にプロっぽくなりますよ!!
水草をトリミングするハサミについて
水草が成長してきたら、整える作業がでてきます。
これをトリミングと言います。
トリミングをする際はハサミを使用しカットしていきます。
カットに使用するハサミは各メーカーから販売されています。
ただし、100円ショップで販売されている物でも構いません。
その際は、錆びずらいものを選ぶか錆びてきたら定期的に交換しましょう。
素敵な水草水槽を目指して
いろいろな商品がある中で、この記事見て迷わず選ぶことができていただければ嬉しいです。
水槽は十人十色ですので、皆さまが満足する水槽を作れることが一番大切です!!
では、楽しいアクアライフを!!
熱帯魚業界歴もうすぐ20年!
海水やアクアテラリウムなど、さまざまな水槽を担当してるアクアリストです。
アクアリウム専門のYouTubeチャンネル『アクアリウム大学』も配信中!
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