熱帯魚水槽から水漏れが発生!!『個人賠償責任保険』入っていますか?

水槽から水漏れが発生!!保険入っていますか?

 

突然の水槽の水漏れ、こんな時、あなたはどうしますか?

水槽というものは、設置個所が水平でなかったり、何かしらの衝撃を受けて破損していた場合などは、徐々に水漏れをしたり、突然水槽が崩壊して、大量の水が漏れてしまう場合などがあります。

特に、漏れた水が大量で、階下まで水が浸透してしまった場合などは、床の貼り替えを求められたり、水に濡れた家具の賠償を行う必要性が出てくる場合もあります。

こんな時、個人が、水槽の水漏れによって発生した賠償額を支払うには、限度があります。

そこで、水槽の水漏れ被害への対策には、保険に加入することが大切になってきます。

今回は、水槽から水漏れが発生し、賠償責任が生じた場合に役立つ、保険の情報をまとめてみました!

水槽水漏れ相談

水槽から水漏れが発生!!保険入っていますか?

水槽の水漏れによって発生する、費用の種類とは?

水槽の水漏れによって発生する、他者への賠償費用等は、内容によってはアクアリストの頭痛の種となりやすい、膨大な金額に及ぶこともあり得ます。

以下、水槽の水漏れ時に発生しやすい、主な諸経費の種類と解説となります。

・残存物取り片付け費用

水槽のガラスが急に割れ、大量の水が漏れた場合などは、後始末に相当額の金額が掛かる場合があります。

割れたガラスの処理や、水のふき取り、水槽からの水漏れによって、床が傷み、貼り替える必要が出た場合などは、片づけ費用がかさみます。

この作業の間に出た、廃棄物は、保険では支払いが認められない場合が多く、自己負担で処理する必要性が出てきます。

・他者への賠償費用 (集合住宅や賃貸住宅の場合)

賃貸住宅やマンション等で、階下の部屋があるような集合住宅地では、水槽の水漏れによって、階下の居住者が所持している家具や、住居の壁紙、床材、天井などに汚染や破損が起こった場合は、賠償費用を負担する必要性が出てきます。

この場合、階下の住民が、改修工事のために一時的にホテル住まいとなった場合には、宿泊費用も負担する必要があります。

下手をすると、総賠償額が100万円を超えることも珍しくなく、保険に入っていないと、示談交渉から支払いまでを、すべて自分で行わなくてはなりません。

たかが、水槽の水漏れとはあなどれない事態になることもあり得るんですね!

水槽から水漏れが発生!!個人賠償責任保険入っていますか?

水槽の水漏れにおススメの保険はコレだ! 個人賠償責任保険(日常生活賠償責任保険)について

個人賠償責任保険(日常生活賠償責任)とは?

個人賠償責任保険というのは、一般的に、クレジットカードや保険会社の保険に付帯している補償プランで、入院保険や車の保険などを契約する際に、一緒に契約できるタイプの保険になります。

日常生活賠償責任と呼ぶこともあります。

個人賠償責任保険の補償内容は、プランにもよりますが、自分や同居中の家族が、他者に損害を与えるような行為をした場合、補償額に応じて、損害額を補償してもらうことが可能な保険となります。

☆保険会社によっては、示談交渉サービス付きである場合と、そうでない場合があります。

☆主に、個人賠償責任保険は、賃貸住宅や集合住宅などの、家具や家屋の破損時にも対応しており、水槽の水漏れ時の賠償にも対応しています。

 

水槽の水漏れ被害に対応!個人賠償責任保険の気になる掛け金は?

個人賠償責任保険自体が、主契約の保険の付帯として契約するものなので、個人賠償責任保険のみの掛け金は安いものが殆どです。

たとえば、yahoo! 保険の「ちょこっと保険」の場合は、入院保険が月額/40円なのに対して、個人賠償責任保険が月額/100円で付帯でき、割安な値段設定になっています。

※yahoo!ちょこっと保険の場合は、免責費用が5000円掛かりますが、示談交渉サービスが付いており、補償額が1億円という内容です。

☆その他にも、三井住友カードの「ポケット保険」や、JCBカードの「JCBトッピング保険 日常生活賠償プラン」イオンカードの「日常生活賠償プラン」エポスカード保険の「賠償責任重視コース」など、様々な種類の個人賠償責任保険が存在します。

意外と忘れがちな、車の保険の「個人賠償責任特約」

車を所有している方で、水槽の水漏れによって、賠償責任が生じた場合、自分が掛けている車の保険の書類を見返してみてください。何気なく入った特約の中に、「個人賠償責任特約」があれば、水槽の水漏れ時における、賠償額を補償してもらうことが可能です。

水槽から水漏れが発生!!『個人賠償責任保険』入っていますか?

個人賠償責任保険の注意点と補償額が支払われない場合の例

注意点・保険会社への連絡手順について

もしも、水槽の水漏れで、賠償費用が発生してしまったら?
  • 被害者と示談を行う前に、保険会社が介入する旨を伝えておく。
  • 保険会社に、賠償内容を報告し、示談サービスがあれば、仲介に入ってもらう。
  • 被害者側の宿泊費用などの緊急的な費用は自己負担となる場合もある為、事前に保険会社に確認する。

水槽の水漏れ、賠償費用額が保険で支払われない場合とは?

持ち家だと補償対象外!

水槽の水漏れによって被害が起こった場合で、家屋が持ち家の場合は、個人賠償責任保険は適用されません。あくまで、水槽の水漏れによって、集合住宅や、賃貸住宅といった、同一世帯以外の、家具や家屋に被害が起こった場合に、補償対象となります。

水槽水漏れ相談

持ち家の場合で使える保険の種類とは?

持ち家などにかけることの出来る、火災保険や地震保険は、基本的に、水槽の水漏れによる被害額を補償してくれません。最初から、水槽の水漏れによる補償はNGと表記されている保険会社もあるほどです。火災保険の場合は、主に給水管からの水漏れには対応していますが、給水設備と認められない水槽では、補償の対象とはならないことが多いです。地震保険の場合も、水槽の水漏れが原因の家具破損には対応してくれない場合が多いので、持ち家の場合は、規約をよく理解した上で、家財保険などに入るのが一般的です。

また、持ち家での水槽の水漏れによる保険での補償範囲は、賃貸や集合住宅よりも狭まることが多いため、水漏れが起こった場合は、家屋に被害が出ないよう、迅速に水をふき取ったり、事前に水漏れの有無のチェックや、水槽の転倒防止対策をする必要があります。

水槽から水漏れが発生!!『個人賠償責任保険』入っていますか?

まとめ

突然の水槽の水漏れの他にも、気づかないうちに床を濡らすような水槽の水漏れもあります。

賃貸住宅や集合住宅にお住いのアクアリストの方は、水槽の水漏れによって、多額の賠償額が発生する事態を想定したうえで、事前に「個人賠償責任保険」に加入するのがおススメです。

転ばぬ先の杖ならぬ、転ばぬ水槽の水漏れ補償対策として、ご自分に合った内容の保険を検討してみてはいかがでしょうか?

保険に入っていたので、高額の賠償費用の個人負担を免れた!というアクアリストの方もちらほら、いらっしゃるようです。特に、賃貸住宅や集合住宅にお住まいの方で、大型の90㎝以上の水槽を所持されている方は、水漏れなどの有事の際の備えとして、個人賠償責任保険への加入をお勧め致します。

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