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【プロも使ってます!】海水魚水槽にオススメのろ過材ベスト5をご紹介

海水魚水槽では、淡水魚水槽以上に水質の維持や水の汚れが悩みの種になりますよね。
海水魚のほうが水の汚れに弱い生き物が多いし、水質もなかなか安定しないことが多く、海水ゆえに手間もかかります。
そんなとき、見直したいものの一つがろ過材です。
ろ過材は淡水魚も海水魚も変わらないと思っていませんか?
水質が違えば最適なろ過材も違います。
今回はプロも使っている、海水魚水槽にオススメのろ過材ベスト5をご紹介します。

海水魚水槽のろ過材とは?淡水魚との違いは?

ろ過材を選ぶとき、海水魚と淡水魚で違いはあるのでしょうか。
それを知るためにはまず、海水魚と淡水魚の性質の違いを考えてみましょう。

海水魚は水の汚れに弱い

海水魚は淡水魚よりもアンモニアなどの水の汚れに弱い傾向にあります
川や湖という狭い空間で生き残ってきた淡水魚は、少々の水の汚れには耐えられるようにできています。
しかし、広大な海では水の汚れは海水で薄まってしまうため、海水魚は水の汚れに耐性がなく敏感です。
そのため、海水魚を飼育しているときは、淡水魚以上に水の汚れに注意する必要があります
ろ過材を選ぶときには、よりろ過能力の高いろ過材を選ぶようにしましょう。

海水魚の好む水質は?

水質にも違いがあります
淡水魚は弱酸性程度の水質を好むものが多いですが、海水魚は中性からアルカリ性の水質に保つ必要があります。
しかし、水槽内で水質を中性からアルカリ性に保つのは意外と難しいのです。
これは、生物ろ過に関係があります
バクテリアがアンモニアを分解する際に水素イオンが発生し、それが原因で水質が酸性に傾いてしまいます。
水質をアルカリ性に保つ必要がある海水魚水槽では、厄介な現象です。
水をきれいに保つためには生物ろ過は不可欠ですので、バクテリアの働きを弱めずに水質をアルカリ性に保ちたい、そんなときにろ過材に使用したいのがサンゴ砂です。
サンゴ砂は、その名のとおりサンゴが砕けて砂になったものです。
サンゴ砂を水に入れておくとカルシウムが徐々にとけだして、水質をアルカリ性に戻す効果があります。
まさに、海水魚水槽にうってつけの素材です。

このように、淡水魚と海水魚では性質が異なるため、必要なろ過材にも違いが生まれます。
海水魚水槽では、ろ過効果の高いろ過材を使用すること、サンゴ砂を併用して入れることを心がけるようにしましょう。

海水魚水槽については以下も参考にしてください。


プロが選ぶ!海水魚水槽にオススメのろ過材ベスト5!

1位:サンゴ砂 L〜LL

価格:1Lあたり200円~300円

No.74 Coral(サンゴ砂) LL 1リットル

海水魚水槽のろ過材として一番にオススメしたいのがサンゴ砂です。
サンゴ砂の特性として、水質をアルカリ性に戻す効果があり、ろ過材として使用することでPH値を安定させる効果が期待できます。
コストパフォーマンスが非常に高く、1Lあたり数百円で手に入るところもオススメのポイントでしょう。
サンゴ砂には色々な粒がありますが、オススメはLLサイズ(2~3cm程度)の棒状のタイプです。
目詰まりしにくく、10年以上、場合によっては半永久的にろ過材の洗浄をしなくても問題なく使用できます。
また、オールドタンクシンドロームになりにくい点も特筆すべきところでしょう。

オールドタンクシンドロームとは、長期間管理している水槽で、水質が悪化したり、水質には問題がないのに熱帯魚が体調を崩したりしてしまう現象のことです。
底砂の奧やろ過材の奧などに溜まったこと汚れが原因となります。

2位:パワーハウス ベーシックハードタイプ

価格:5Lあたり10,000円

パワーハウス パワ-ハウス ベーシック ハード(微アルカリ性)タイプ M 5リットル

パワーハウス ベーシックハードタイプは、ろ過材の王道、パワーハウスの低価格版のろ過材です。
パワーハウスの製造工程を簡略化し、価格を安く抑えています。
5ℓと大容量なので、大型水槽のろ過材に特にオススメです。
値段が下がった分、ろ過能力が気になるかもしれません。
筆者の主観ですが、パワーハウスと比較しても変わりなく使用できますので、ろ過能力でも安心してお使いいただけます。

3位:サンゴ砂 Mサイズ

価格:1Lあたり200円~300円

No.72 Coral(サンゴ砂) ミディアム 1リットル

1位でご紹介したサンゴ砂L~LLサイズと同様に、コストパフォーマンスが非常に高く、PH値を安定させる効果が期待できるため、非常にオススメのろ過材です。
Mサイズのサンゴ砂は、砂の粒が細かいため、生物ろ過だけでなく物理ろ過の役割も期待できます。
しかし、細かい砂が目詰まりを起こす可能性があり、1~2年に1度はろ過材の洗浄が必要です。

4位:バイコム バフィ

価格:1本あたり870円

バイコム バフィー(菊花棒状)

筆者が使用した中で、最もろ過能力が高いと感じたのが、このバイコム バフィです。
生物ろ過にはバクテリアの定着が不可欠ですが、通常、バクテリアが定着するのには時間がかかります。
バイコム バフィには特殊な素材が使用されており、この素材が素早くバクテリアを定着させることで、高いろ過能力を発揮します。
とにかくろ過材でろ過能力を上げたいときには、このろ過材がオススメです。
棒状で、そのまま使用することもできますが、カットしてドライろ過に使用するとさらに効果が実感できます。
デメリットとしては、コストがかかることが挙げられます。
イニシャルコストだけでなく、1〜2年に1度は、交換が必要なためランニングコストがかかります。
そこも頭に入れて導入を検討するとよいでしょう。

5位:パワーハウスハードタイプ

価格:5ℓあたり20,000円

パワーハウス ハードタイプ L 5リットル

水質に敏感な海水魚にこそ使用していただきたいのが、パワーハウス ハードタイプです。
パワーハウス ハードタイプは使用開始から約3か月間、PH値の低下を抑制する働きがあります。
水質を安定させづらい海水魚の飼育で、水質を維持する効果が期待できます。
また、長期間使用し続けても形が崩れにくいことも大きなメリットといえます。
ただ、価格かなり高価なため、なかなか手を出しづらいのが難点です。

海水魚水槽のろ過材を選ぶときの注意点

ろ過材のパッケージや注意書きを見ると、淡水魚用、海水魚用と用途が分かれているろ過材があります。
このようなろ過材を使用するときには、淡水魚用のろ過材は絶対に使用しないでください
成分が溶け出して、水質が酸性に傾く原因になることがあります。
また、淡水と海水ではそもそも住み着くバクテリアの種類が違うので、淡水魚水槽で使用していたろ過材を海水魚水槽で使用することもできません
併用は避けるようにしてください。

まとめ・プロも使っている海水魚水槽にオススメのろ過材ベスト5

プロも使っている海水魚水槽にオススメのろ過材についてご紹介しました。
海水魚水槽では、水質や水の汚れなど、淡水魚水槽よりも気を使うべきポイントがたくさんあります。
ろ過材を正しく使用することで、水質を安定させたり、水の汚れを改善することができますので、ろ過材もこだわって選んでみてはいかがでしょうか。
ご紹介したろ過材の効果は実証済みですので、ろ過材選びの参考にしてみてくださいね。