ショップやネット通販で購入したり、お祭りの金魚すくいですくった金魚を飼育するために、まずは水槽を購入することを考えます。しかし金魚用の水槽といってもたくさんの種類があり、メダカや熱帯魚を飼育する水槽でも金魚を飼育することは可能です。
ただ飼育するだけなら熱帯魚やメダカ用として販売されている、キューブ型やごく普通の水槽を購入すればすみます。ダイソーなどの100均で販売しているプラスチックの金魚鉢などでも飼育することは可能です。
しかし室内や玄関口に置くことを考えると、インテリア性の高いものを購入して、おしゃれに飾りたいという人もいることでしょう。
今回は金魚鉢にインテリア性やおしゃれを求める人にむけて、ガラスやプラスチック製のおしゃれな金魚鉢のおすすめを10商品ご紹介していきます。
おしゃれな金魚鉢おすすめベスト10をご紹介!
水槽のデザインからこだわりたいという人は多いです。
そんな人のために、これからガラスやアクリルなどのおしゃれな金魚鉢をランキング形式でご紹介していきます。
ただし、金魚鉢自体が金魚の長期飼育に向いていないため、あくまで短時間・短期間の展示用という認識で活用しましょう。
金魚水槽の選び方や水槽の材質については、こちらの記事で詳しく書いています。
ドラム金魚鉢
「ドラム金魚鉢」は、昔から金魚飼育でよく使われているタイプの金魚鉢で、金魚飼育専用として販売されていますが、メダカやアカヒレなどの飼育にも使用することが可能です。
ダイソーなどの100均ではふたつきのガラス容器で、ドラム金魚鉢に近い形のものが販売されていることがあります。金魚鉢を安く済ませたいのであれば、100円均で似た形状のものを探すことをオススメします。
大サイズ・中サイズなどあるので、飼育する金魚の大きさや数によって購入するドラム金魚鉢のサイズを選びましょう。
ジェックス 匠の技が生きる金魚鉢 大
ジェックスの「匠の技が生きる金魚鉢 大」はガラス製の、昔ながらの形状の金魚鉢です。この形状のものを安く購入したい・材質にこだわりを持っていないのであれば、ダイソーなどの100均で、同じような形状でプラスチック製のものを購入することができます。
この形状の金魚鉢はそこまでサイズが大きくないので、飼育する金魚も小型~中型なら1~2匹、大型なら1匹程度と考えておいたほうがよいでしょう。
壁掛け吊りバブル魚ボウル
アクリル素材なので軽く割れにくいという特徴があります。壁掛け式なので、インテリアとしての性能が高く、お部屋のインテリアに最適といえるでしょう。
水槽の上部分が広く空いているので、比較的背丈の高い観葉植物などを植え込み、小さな金魚を入れるという組み合わせができます。また水草で水上葉が可能な種類を育てるのも面白いかもしれませんね。
サイズ違いのものなどもありますが、一番小さなサイズで3cm程度の金魚1匹と考えておいたほうがよいです。最大で35cmの大きさのものがありますが、あまり水を多く入れ過ぎると重さで留め具が耐えきれないということもあるので、水は7~8割程度で押さえておくことをおすすめします。
また、この容器での金魚の長期飼育は難しく、短時間のみ楽しむものと割り切りましょう。
吊り下げホルダータイプの金魚鉢
「ハンギング式 金魚鉢」は3cm程度の金魚1匹を展示するのに向いています。
こちらも、長期飼育には向かないので短時間のみ金魚を展示するものとして割り切るのが良いでしょう。
ガラス容器を吊り下げるタイプのもので、おしゃれ度が高いですが水平で安定した場所に設置しないと、最悪の場合ガラス容器が落ちて割れるので、設置する場所には気を付けましょう。
金魚を飼育しつつ、切り花や観葉植物などを挿すのもおしゃれですし、金魚が大きくなって別容器に移ったときは、メダカやアカヒレを飼育する容器に使うこともできます。
18cmのガラス鉢
小型のガラス容器は、デスク周りや窓際などのちょっとしたスペースに置くことが可能です。サイズが小さめなので、こちらも3cm程度の小型金魚1~2匹程度と考えておいたほうが無難です。
ガラス製なので透明度が高く、きれいな金魚の姿を鑑賞することができます。
金魚飼育で使用しない場合は、メダカなど小型の魚の飼育や、一輪挿しなどとして使用することができます。
テトラ アクアセラピー カラー
テトラの「アクアセラピー カラー」はカバーにLEDライトが付属していて、点灯させると色がゆっくりと変わっていき、幻想的な雰囲気を楽しむことのできる円形水槽です。
水槽の形状的に水換えがやや面倒という口コミもありますが、ライトが電池式なのでデスク周りや寝室などに設置しやすいです。
水槽サイズは15cm程度と小さいため複数飼育は難しいですが、オリジナリティのあるおしゃれな水槽を金魚鉢にしたいという人に向いています。
こちらも金魚の終生飼育は難しいので、展示・観賞用と割り切りましょう。
プラスチック製の大型金魚鉢
透明なプラスチック製の大型金魚鉢は、軽量で割れないので扱いやすいです。
しかし、透明度はやはりガラスやアクリル製のほうが上で鑑賞性もそちらの方が良いです。また、鉢自体は軽量でも、水を入れるとかなりの重さになるので移動させる場合には必ず、水を抜いてからにしましょう。
テトラ ウォーターフォールアクア WG-25LS
テトラの「ウォーターフォールアクア WG-25LS」は熱帯魚用として販売されていますが、金魚飼育にもおすすめです。
ガラス水槽でフィルターやライトのついている小型水槽のような金魚鉢が欲しい、という人向きです。
サイズは幅25cm×奥行き28cm×高さ32cm、LEDライトが付属しており、ポンプは水中モーター式でインテリア性を重視した水槽セットとなっています。
フィルターはついているものの、底に落ちたふんや餌の食べ残しを完全に取り去ることはできないので、水換えの時に底面の掃除も行ったほうがよいでしょう。
また、水は循環するものの、やはり金魚の長期飼育は出来ません。
浅いガラス鉢
浅めのガラス鉢も体長3cm程度の金魚なら泳がせることができます。
ただし、浅い分水量が少なく、他の金魚鉢同様に長期飼育には向きません。
テーブルの上へ配置すると、おしゃれな水景が楽しめるでしょう。イベントなどのテーブル演出にもおすすめです。
特殊な形状の金魚鉢
六角形など、特殊な形状の鉢も金魚鉢にできます。
しかし、形状にもよりますが基本的に水量は少なめなので、多くの金魚を入れることはできません。こちらの容器も、水量約1.2Lですから、3cm程度の金魚1匹が限度でしょう。
こちらも、イベントなどで金魚を展示するのに向いています。メダカの展示にもおすすめです。
おしゃれな金魚鉢!ガラスやプラスチックのおすすめ商品ベスト10まとめ
今回はガラスやプラスチック、樹脂製などのおしゃれな金魚鉢をご紹介しました。インテリア性の高い金魚鉢は小型のものが多いという特徴があります。
金魚鉢が小型になるほど水の汚れが早くなり、水換えの頻度が上がる点には注意しておく必要があり、金魚鉢を選ぶときは、水換えやごみ取のしやすさなども考慮しておけば、あとあと世話が楽になります。
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