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プロ大絶賛のエーハイム2213!! 定番フィルターとして選ばれる理由とは

エーハイム(EHEIM)とは、ドイツの有名アクアリウムメーカーを指します。

その中でも、エーハイム2213と呼ばれる外部式フィルターは、扱いやすさと能力の高さから絶大な人気を誇っており、初心者からマニアまで幅広いユーザー層に支持されている定番外部フィルターです。

エーハイム2213の外部式フィルターは、わたしの経験上、アクアリウムユーザー層が最も多い30センチ水槽~60センチ水槽に最適なろ過容量となっています。
では、数多くのメーカーからいくつののろ過器がある中で、なぜエーハイム2213の外部ろ過フィルターが選ばれるのか。

ここでは、エーハイム2213が定番フィルターとして人気を誇るその理由を徹底解説していきます。

信頼性が高い

発売から10年以上経過しているエーハイム2213外部フィルター。

アクアリウム老舗ブランドということもあり、2213外部フィルターを使用して誰もが憧れる水草水槽を運用管理しているユーザーがとても多いこと、そして故障トラブルなどの悪い評価が少ないことが人気の秘訣と言えます。

故障トラブルが少ない

故障トラブルが少ないことは外部フィルターを選ぶ上でとても大切な要素です。

なぜなら、外部フィルターの故障トラブルは水漏れに直結する可能性があるからです。
外部フィルターの給水パイプは通常使用の場合、水槽の底まで伸ばしているため外部フィルター本体から水漏れすると逆流して水槽水量のほとんどが漏れてしまうことになります。

そのため、故障トラブルが少ないということは、外部フィルターを選ぶ上で大切な要素となるのです。

静音性が高い

アクアリウム用品の使用を考えるうえで静音性は大切です。
エーハイム2213は静音性にとても優れており、リビングに置いて作動させていても作動音は気になりません。

その証拠に、過去エーハイム2213外部フィルターを使用していくつものお客様へ設置してきましたが音が気になると指摘受けたことは一度もありません。
更に言うならば、ろ過フィルターを動かしているのですか?と、その作動音の静かさに驚かれることもあるほどです。

他社メーカーの外部フィルターで多少作動音が気になる外部フィルターがある中、エーハイム2213はとても静音性に優れているためおすすめです。

アフターパーツが豊富で長寿命

エーハイム2213用 細目フィルターパッド6枚入 2213998

エーハイムは10年以上使用しているヘビーユーザーが多くいることから、耐久性が高く長寿命だと言えます。

わたしがとくに使用して良く出来ているなと感心するのは、本体に付属されているパッキンとインペラです。

パッキン

エーハイム フィルターケースOリング 2213/EF-500用

本体のパッキンは水漏れ防止を目的に付属されていますが、このパッキンが他の外部フィルターと比較し耐久性が高く感じています。

他社メーカーは、何度か本体を外して分解掃除するとパッキンにヒビが見られたりするのですが、エーハイムのパッキンは3か月に1度分解清掃しても数回程度ではヒビ割れするケースは経験上ありません。

この結果から、パッキンの耐久性が極めて高いと言えます。

インペラ

エーハイム クラシックフィルター2213用インペラー 50/60Hz共通 7632610

インペラもパッキン同様、他社より耐久性が高いと感心します。
他社のインペラは、分解掃除する際に少し力を加えすぎると破損することもありましたが、エーハイムのインペラは強固で余程無理な力を加えない限り破損することはありません。

また、インペラの胴体部分も削れにくく耐久性が高いと感じる部分です。

このように、アフターパーツは細かく商品化されており、この部分だけ欲しいと思うパーツがばら売りで購入できることが大変素晴らしく、外部フィルターの定番となっている最大の理由の一つと言えます。

分解清掃や作動中にトラブルがあった場合、その原因が消耗パーツの劣化なら消耗パーツだけを購入し交換すれば解決できます。

また、途中で水流の向きなど調整したい場合にアフターパーツを選んで簡単に変更、改良できる点もエーハイム2213の大変優れている点です。

エーハイム2213は定番フィルターのため、熱帯魚専門店に出向けば大抵アフターパーツが取り揃います。これも素晴らしいメリットです。

設置が簡単

エーハイム ダブルタップ 内径12mm/外径16mm用

エーハイム2213は数ある外部フィルターの中で、最も設置が簡単な外部フィルターです。
説明書も細かく丁寧に書かれており、その通りに設置すれば初心者でも簡単に設置できます。

そして、エーハイム2213最大の売りはダブルタップにあります。

これが本当に便利で、これがあるからエーハイム2213を選ぶ方も非常に多いです。
分解清掃する場合に、電源を止めてダブルタップをひねって水流を止めてから外せば、簡単に本体を分離でき清掃できてしまうのです。

もう、これは本当に良く考えているなと今でも分解清掃する度に感心します。
また、最近では酷暑により水槽用クーラーを設置するケースも多くなってきており外部フィルターを仲介して接続するケースも多いです。

そんな時に、クーラーの接続口にダブルタップを接続すればクーラー故障時などの簡単に取り外すこともできます。

工夫次第でいろいろ便利に使用できるダブルタップを使いこなして、より簡単・安全に管理しましょう。

コストパフォーマンスの高さ

エーハイム クラシックフィルター2213 ろ材付セット

販売先によりますが、専用ろ過材が付いて10,000円程度で購入できます。

この価格は、他社の外部フィルターを購入するのと変わらないか場合によっては安価です。
使用ユーザーが多い=流通量が多いという図式から、生産コストが低下して安価な価格設定となっています。

ここまで能力が高いにも関わらずコスト面もおすすめなのは、素晴らしい企業努力だと頭が下がります。

まとめ: プロ大絶賛のエーハイム2213!! 定番フィルターとして選ばれる理由とは

いかがでしたか。

エーハイム2213の外部フィルターが定番として人気のある理由がご理解いただけたかとおもいます。

わたしも今まで数多くの種類における外部フィルターを使用しました。
しかし、ここでも解説した通りエーハイム社の外部フィルター、とくに2213より優れたフィルターはありませんでした。

これから、はじめて外部フィルターを選ぶ場合、水槽サイズが合えばエーハイム2213を選ぶことを強くおすすめします。