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【プロ愛用!】熱帯魚水槽のコケを抑制する吸着剤の種類と効果、使用方法を解説

熱帯魚飼育に慣れていないアクアリウム初心者の場合、初心者向きセットやフィルター一体型の物を使用していて、専用のろ過フィルターを使用していることが多いです。

アクアリウム慣れしてくると、コケの発生原因を知り、吸着剤に目を向けるようになりますが、どんな商品がよいのか商品選びでつまづいてしまう人も多いです。

市販されている吸着剤は、さまざまな商品があり、それぞれの商品ごとに、効果・効能が異なります。自分の希望に沿った商品を選ばないと、理想の水質を維持するのが難しくなることもあるんです。

そこで今回は、水槽のコケ発生を抑制してくれる吸着剤の種類と、おすすめの吸着剤をご紹介していきます。

吸着剤の種類とおすすめの商品をご紹介!

それではここから吸着剤の種類と尾の効果、そしておすすめの商品をご紹介していきます。

水槽内のコケ対策やコケの種類を知りたいのであれあ、こちらの記事を参考にしてください。

活性炭

活性炭は水槽内の水の黄ばみ・臭いを吸収します。これは活性炭が水中の黄ばみや魚臭さ、カビ臭さといった臭いの原因となる硝酸などを吸着してくれるおかげです。

一度吸着すると水中に放出することがないのですが、活性炭の組織の凹凸は吸着した物質で埋まってしまうため、綺麗な水を維持したいのであれば一ヵ月に一度の交換が必要となります。

水の黄ばみが取れることで水槽用の照明の光が水槽の底まで届きやすくなり、水槽の外から見ても見劣りせず鑑賞する際にとてもきれいに見えるようになります。

水槽の水が黄色くなる原因や流木のあく抜きについては、こちらの記事を参考にしてください。

ブラックホール

キョーリン 超高性能活性炭 ブラックホール 徳用5個パック 60cm 水槽用(5回分)

キョーリンの「超高性能活性炭 ブラックホール」は、今まで熱帯魚飼育用で除去しきれなかった流木の黄ばみまで吸着することのできる商品です。

Amazonなどの通信販売サイトでの口コミ評判もよく、水槽内の状況によっては1~2カ月効果を維持することができる場合もあります。

リン酸吸着剤

熱帯魚や海水魚用の餌には微量ですがリン酸や窒素といった物質が含まれており、餌を与えるときに水中にリン酸等が溶け出します。

リン酸は水槽内で過剰になりやすく、黒いヒゲコケや藍藻といった藻類の栄養分になったり、水質悪化の原因になるので極力除去したい成分です。

そのため藻類の発生を防ぎたいのであれば、リン酸を吸収しやすいリン酸吸着剤を使用することで、藻類の発生を防ぎやすくなります。

カミハタ フォスフェイトリムーバー

カミハタ フォスフェイトリムーバー 500cc

カミハタの「フォスフェイトリムーバー」は、海水魚専用のリン酸除去剤です。

錠剤の表面は特殊な処理が施されているので、急激にリン酸を吸着して水質が急変することはありません。そのため水槽内の生物や海藻類にダメ―ジを与えにくい商品です。

エーハイム リン酸除去剤

エーハイム リン酸除去剤 6個入

エーハイムの「リン酸除去剤」はリン酸だけでなく、ケイ酸にも強い吸着除去剤で海水・淡水どちらでも使用することができます

海水魚と熱帯魚などの淡水魚や淡水の生物を飼育している場合は、こちらの商品がおすすめです。

ケイ酸吸着剤

ケイ酸はリン酸と共にコケの栄養分となる成分で、コケの中でも茶ごけの発生原因になりやすいです。そのため、コケの発生を抑制したいのであれば、ケイ酸の除去も考える必要があります。

カミハタ シリケイトリムーバー

カミハタ シリケイトリムーバー 500cc

カミハタの「シリケイトリムーバー」は、海水魚専用のケイ酸吸着剤です。表面に特殊なコーティングを施しています。

そのため急激にケイ酸を大量に吸収するようなことがないので、水質の急変が起こりにくく、海水魚やサンゴ・海藻に影響を与えにくい商品です。

カミハタ フォスフェイトリムーバー 500cc

もし水槽内でコケが発生してしまったときは、同じカミハタの「フォスフェイトリムーバー」を併用するのをおすすめします。

フォスフェイトリムーバーを使用すると、バランスよくリン酸とケイ酸を吸収することができるので、藻類の発生の抑制効果UPが期待できます。

吸着剤を使用する前に水質悪化の原因を考えよう!

水中に発生するリン酸やケイ酸などのコケの栄養になる成分は、人間の肉眼だけでは確認できない成分です。

試験紙で計測して、はじめて過多気づくことができます。

そのためどうしても生物ろ過や物理的なろ過に頼ってしまいますが、その前にどうして水質の悪化が起きたのか・水質悪化を防げなかったのかを考えましょう。

なお、水槽の水質やコケ発生原因については、こちらの記事で詳しく書かれています。

水質悪化を防ぐには

水質悪化の原因となる物質は、餌の食べ残しやフン、水草の腐った葉などから発生します。そのため普段から水質が悪化しないよう、餌の食べ残し・フン・腐った水草などはこまめに水槽掃除を行って除去する癖をつけましょう。

フンや餌の食べ残し、腐ったり傷んだ水草は、見た目も悪く景観を損ねてしまいます。鑑賞目的で飼育しているのなら、なおさら水槽内の掃除をしていつでも綺麗な水槽を眺めることができるようにするべきです。

普段の何気ない観察が大切

餌の与え方も、ルーチンワーク化して面倒になり水槽に餌を入れて、熱帯魚の様子を見ないで終わっている、なんてことはありませんか?

もしそうなら一度でいいからいつもの量の餌を与えて、きちんと熱帯魚や海水魚たちが餌を食べ残していないかをチェックすべきでしょう。

食べ残しが多いようなら、少し餌を減らして与えてから5分以内に食べきれる量にすれば、食べ残しもなくなり水質悪化を防ぐことができます。

餌の食べ残しには生き物で対処することもできる

水質悪化の原因となる餌の食べ残しですが、淡水の場合はクーリーローチやコリドラス、エビ類・貝類で、海水の場合は貝類(シッタカガイなど)、エビ(スカンクシュリンプなど)などのいわゆる『お掃除生体』たちできれいにすることもできます

水槽内の掃除効果が期待できる生き物に関しては、こちらの記事で詳しく解説しています。

まとめ:水槽内に発生するコケの栄養成分をなくすには吸着剤を使用するのも効果的!

今回は水槽内に発生するコケの発生を抑制するのに有効な、吸着剤の種類とその効果、そしておすすめの商品をご紹介しました。

水槽内のコケ発生は普段のこまめな水槽掃除で、ある程度防ぐことができます。アクアリウムに慣れてきて、これくらいなら大丈夫と水槽掃除をさぼったり、ろ過機に頼り切るのは水質悪化を促しコケ発生の原因になりかねません。

普段から一定周期できちんと水槽内の掃除を行ったり、餌の与えすぎを防いでおくことで、コケの栄養になる成分が水槽内に過剰にたまるのを防ぐことができます。

育てている生き物に少しでも元気で長生きしてもらうためにも、きちんと水槽の手入れは行いましょう

水槽のプロ トロピカライターの杠葉 狼です。
アベニー・パファーやバジスバジスなど小さくて綺麗な熱帯魚やベタ、ブラックゴーストなどちょっと変わった熱帯魚が好きです。
熱帯魚飼育初心者さんにお役に立つ記事を書いていきます。