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プロも使う!餌やりに便利なグッズ3選!工夫して餌やりを楽にしよう!

皆さんは熱帯魚や海水魚など飼育している生物の餌やり、どうやって行っていますか?

アクアリウム初心者の場合、ショップなどで購入したパッケージにいれたままで、与えるときに指でつまんで与えている人は多いでしょう。

しかし指で餌をつまんで与えていると、指にニオイや餌の油分がついてしまうのが嫌という人は多いですが、具体的な対策をしていない人が多いです。こんなときは餌を入れるケースなどにちょっとした工夫をすることで、こういった不快な思いをせずに快適に餌やりをすることができるんです。

今回はプロも使用している、餌やりに便利なグッズをご紹介していきます。

餌やりに便利なグッズをご紹介!

今回ご紹介するのは、特別なものでなく100円ショップやネット通販で購入することのできるものばかりです。商品本来の使い方以外にも、考え方次第で便利グッズに早変わりするものが多いので、今回ご紹介するもの以外にも自分で使いやすい物がないか探してみることをおすすめします。

ピルケース

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意外に思う人が多いかもしれませんが、ピルケースは1日分の餌を小分けして保存するのに適しています。1つのケースに1回、もしくは1日分を入れることで、餌の与えすぎを防ぐことができ、旅行などで家族や友人に餌やりをお願いするときにも便利です。ピルケースに1日分や1回分の餌を小分けにして入れておくと、餌の量が決まっているので他の人が世話をするときでも餌を与えすぎる心配がありません。

ピルケースは密閉性もあるため、餌の酸化防止にも役立ちますが、パウダータイプのような細かすぎる餌は、静電気でピルケース内にくっついてしまったり、開封時にこぼしてしまうことがある点は注意が必要です。

小さな計量スプーン

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大きな100円ショップでは、通常よりも小さな計量スプーンを販売しているところもあります。

メダカや稚魚用のパウダータイプの餌など、小魚や稚魚向きの細かな餌を与えるときに使用すると、一定量をすくうことができます。サイズが小さい計量スプーンは餌の大きさ的に、ど稚魚や小型~中型魚の餌向きです。

餌やりのときに小さな軽量スプーンを使用することで、餌の与えすぎを防ぎ手を汚すこともありません。

ソースボトル

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100円ショップで販売されているようなソースボトルに餌を入れておくことで、手で餌に触れることなく与えることができます。

ソースボトルに入れることで、毎回直接手で餌に触れることがないので、手を汚さずニオイも気になりません。また与えるときに餌の量を調節しやすいという特徴があります。

ただし、ボトルサイズや注ぎ口のサイズは色々ありますが、きちんと餌が注ぎ口を通るのかを確認して購入しましょう。パウダータイプなどもつまりやすいですが、もしも詰まってしまった場合は、つまようじや針など細長いもので突くことで、餌の詰まりを解消することができる場合があります。

素手で餌を触らないメリット

100円ショップで購入できるようなお手軽グッズを使って、素手で餌を触れない事には、いくつかのメリットがあります。

餌のニオイや油が手に付くのを防ぐ

熱帯魚や海水魚用の餌は、油分を多く含んでいる物や、魚の食いつきをよくするために強いニオイをつけているものがあり、素手で餌に触れることで餌のニオイや油が指についてしまいます。今回ご紹介したようなグッズを使うことで、ニオイや油が指につくことを防ぐことができるんです。

さらに汚れた手で餌に触れた場合には、手の平や指についているホコリや雑菌などまで水槽に入れてしまう可能性があるんです。こうしたお手軽な便利グッズを使うことで、雑菌やホコリを水槽内に入れることを防ぎやすくなります。

餌のやりすぎは消化不良のもと

魚だけにかぎらずだけに限らず、餌のやりすぎは生き物の健康を損ねてしまいます。肥満だけでなく酷い場合には餌を食べ過ぎたことが原因で、消化不良やフン詰まりを起こして死んでしまうこともあるんです。

便利グッズを使うことで自分はもちろん、留守の間に代わりに餌を与える人も餌の分量がわかりやすくなるため、誰が与えても餌の量が同じにすることができます。便利グッズを使って毎日、1回当たりの適量を決めておけば、飼育している生物の肥満などのリスクを減らしやすくなります。

フードタイマーについて

ニッソー FOOD TIMER(フードタイマー) 観賞魚用自動給餌器 グレー


アクアリウム用品の中には、「自動給餌器(フードタイマー)」というものあります。誰もいなくても時間などをセッティングしておくだけで、決まった時間に、決まった分量の餌を与えてくれる非常に便利なアイテムです。

旅行中や普段忙しくて餌の時間が合わない、という場合に使用するには便利なアイテムですが、商品ごとに向いている餌の種類や大きさをしっかりチェックして使用しましょう。

フードタイマーについては、こちらの記事で詳しく説明しています。

まとめ:餌やりに便なグッズを使って飼育の手間を減らそう!

アクアリウムを始めたばかりのころは、餌は購入時のパッケージに入れたままという人は多いです。しかし手で触れることでニオイや油分が手についたり、水槽内に雑菌を入れてしまう可能性が高くなります。

今回ご紹介した100円ショップで気軽に購入出来るグッズに移し替えて、日の当たらない涼しい場所で保存するだけで餌の酸化を防ぎやすくなるだけでなく、1回、もしくは1日あたりの餌の分量をあらかじめ決めておくことで、餌の与えすぎも防ぐことができます。

今回ご紹介したアイテムはほんの一例で、人によって使い勝手の良し悪しがあるので、使いやすい容器を探してみることをおすすめします。餌の量が毎回変わってしまうという人や家族全員で餌を与えているという人は、他人が餌を与えすぎるのを防ぐためにも、自分でもやりやすい方法を探して餌の与え方を工夫してみてはいかがでしょうか。