カラフルなお魚に彩られた水槽は確かに美しいけれど…何かちょっとしたアクセントが欲しいなー、と思ったことはありませんか？
ぱっと見たときに印象に残るようなポイントが欲しいときには、縞模様のお魚を入れてみてはいかがでしょうか。
洋服などでも縞模様は、相手にさりげなくオシャレな印象を残すことができますが、それはお魚でも同じこと。
水槽の中で悪目立ちすることなく、ポイントとしてさりげなくインパクトを残してくれるのが縞模様のお魚です。
ここではしましまの熱帯魚たち10選をご紹介していきます。
水槽が鮮やかになる、縞模様の熱帯魚10選！
縞模様の熱帯魚たちは、どのお魚もとても個性的！
ここでは、縞模様が美しい個性あふれる熱帯魚10選をご紹介していきます！
ちなみに魚の縞模様は、顔から水平なしましまを縦縞、垂直なのを横縞と表現します。
見た目とは逆になるの、混乱しがちですが覚えておくと便利ですよ。
ゼブラダニオ：モノトーンでしましま！
まずは淡水魚から、ゼブラダニオをご紹介します。
ゼブラダニオは、東南アジア原産のコイ科に属する熱帯魚です。
体長4cm程度の小さな熱帯魚ですが、綺麗なモノトーンカラーの縦じま模様をしており、水槽の中でもよく目立つ存在です。
とても泳ぎが早く水槽の中を右に左に泳ぎ回るので、水槽全体に活気を与えてくれるでしょう。
丈夫で飼育がしやすく、安価で手に入るので、初心者でも気軽に飼育することができます。
群れで生活する習性があるので、10匹程度の群れで飼育してあげるとよいでしょう。
ラミーノーズテトラ：しっぽがしましま！
真っ赤な顔が印象的なラミーノーズテトラ。
顔の赤に目が行きがちですが、実は尻尾が可愛いしましま柄になっています。
赤い顔とモノトーンの尻尾の対比が美しいですね。
ラミーノーズテトラは、南米原産の小型の熱帯魚で、ネオンテトラなどと同様、初心者でも飼いやすい熱帯魚です。
価格も安価なので、複数匹を水槽に入れて群泳を楽しむこともできますよ。
クラウンローチ：オレンジと黒のしましま！
オレンジ色の体に黒い縞模様が印象的なクラウンローチは、ドジョウの仲間に分類される淡水魚です。
ドジョウに似た愛嬌のある顔立ちも魅力的ですね。
価格は比較的安価で購入でき、また飼育もしやすい部類の熱帯魚です。
温和な性格のため、ほかの魚との混泳にも向いています。
野性のクラウンローチは成長すると20cmを超えることもあるのですが、水槽の中では10cm前後で成長が止まってしまうことが多いようです。
しかし、環境を整えて時間をかけてあげれば40cm程度まで成長させることも可能なので、巨大化に挑戦してみるのも楽しいかもしれませんね。
キフォティラピア・フロントーサ(シクリッド)：青と黒のしましま！
青白い体に黒く太めの縞模様が映える、キフォティラピア・フロントーサ。
海水魚のような見た目をしていますが、シクリッドの仲間に分類されるれっきとした淡水魚です。
成長すると頭にコブが発達するのも大きな特徴で、迫力のあるややイカつめの見た目がインパクト抜群です。
成長すると30cmほどまで成長する大型の魚ですが、丈夫で飼育はしやすい部類に入ります。
飼育の際は、大き目の水槽で広々飼育してあげましょう。
クラウンキリー：黄色と茶色のしましま！
クラウンキリーは、西アジアに生息している卵生メダカの仲間に分類される熱帯魚です。
体長3cmほどの小さな体には、しっかりとした縞模様が浮かびます。
また、尾びれがカラフルでとても美しいのも特徴です。
基本的には丈夫な熱帯魚ですが、水質の変化に敏感な面があるので、特に飼い始めの水に慣れるまでの間は、注意深く観察するようにしましょう。
スマトラ：赤・オレンジと黒のしましま！
水草との相性が抜群なのがスマトラです。
スマトラは、赤やオレンジがかった体に黒い縞模様が入るのが特徴の小型の淡水魚で、水草が大好きなお魚でもあります。
群れて泳ぐ習性があるので、飼育するときには複数匹で群泳させてあげるとよいでしょう。
水草の中を泳ぐスマトラの群れは大変美しいですよ。
繁殖や飼育もしやすいので、手軽にしましまを楽しみたい方にはぜひおすすめしたい熱帯魚です。
タテジマキンチャクダイ：子供も大人もしましま！
海水魚からは、まずタテジマキンチャクダイをご紹介しましょう！
海水魚ならではの、カラフルなしましまが印象的なタテジマキンチャクダイ。
日本の海でも見ることのできるポピュラーな海水魚です。
一度見たら忘れられない、派手な縞模様はいかにも海水魚という感じで、水槽の主役に最適です。
幼少期はウズマキという別名を持っており、その名の通り、渦巻き状の縞模様をしています。
成長するにつれ、私たちのよく知る縦縞になっていくので、変化する過程を見るのも面白いですね。
シマヤッコ：とにかくしましま！
これぞしましま！一目見て縞模様と分かる熱帯魚ならばシマヤッコの右に出る魚はいないでしょう。
シマヤッコはキンチャクダイ科に属する海水魚で、西・中部の太平洋や、日本の八重山諸島などに生息しています。
イエローとブラックのグラデーションが掛かった縞模様がとても美しく、人気の高い海水魚です。
しかし、臆病で神経質な性格をしており、餌付けも難しいため飼育するのは難しい魚ともいわれています。
また、価格も1匹5,000円以上はする高価な海水魚なので、なかなか手が出しづらいのも難点です。
ハタタテダイ：黄色と黒のしましま！
ハタタテダイは、白い体にくっきりとした縞が見応え抜群の海水魚です。
背びれの一部が角のように長く伸びるのが特徴で、この背びれが白い旗を立てているように見えることから、この名が付きました。
チョウチョウウオの仲間なのですが、その中では比較的育てやすい海水魚です。
しかし、病気にかかりやすい傾向にあるため、飼育するときには水温や水質の変化などでストレスを与えないよう、気を付けてあげるようにしましょう。
インペリアルゼブラプレコ：とにかく美しいしましま！
とにかく美しい縞々模様なのが、インペリアルゼブラプレコです。
プレコは地味な色合いのものが多い中、インペリアルゼブラプレコはまるでシマウマのような派手な見た目から、大変人気の高い種となりました。
輸入が規制されているため、なかなか出回ることが少なく、かなり高価な熱帯魚ではありますが、しましま好きならばぜひ飼育してみたい、憧れの熱帯魚です。
縞模様が水槽に与える視覚効果
縞模様の熱帯魚が一匹水槽の中にいるだけで、水槽全体の印象が大きく変わります。
それは、縞模様がもつ視覚効果の影響にほかなりません。
縞模様にはそのぐらい人を引き付ける魅力があるのです。
微妙な違いが面白い！新鮮な雰囲気に
縞模様は機械的で規則正しい模様ととらえられがちですが、生き物が持つ縞はそう単純ではありません。
生き物の種類によって違うのはもちろんのこと、同じ種類の熱帯魚でもよく見るとそれぞれ微妙に異なる模様をしています。
また、一つ一つの縞の出方にも個性があるため、見るたびに新鮮な印象を与えてくれるでしょう。
縞の太さにより力強いイメージを演出！
縞の太さにも注目してみるととても面白いです。
太い縞模様は力強さが、細い縞には繊細さが感じられます。
イメージに合わせた縞模様の熱帯魚を選ぶことで、水槽全体の印象をがらっと変えることができるでしょう。
まとめ：縞模様の熱帯魚でユニークな水槽を作ろう
縞模様をもつ熱帯魚には、とても個性的な魚が多いです。
水槽にアクセントが欲しい時には、縞模様の美しい熱帯魚を入れてみてはいかがでしょうか。
同じ縞模様でもよく見ると一匹一匹、模様の出方が異なるので、ぜひアクアリウムショップなどで直接見ながらお気に入りの個体を探してみてくださいね。
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トロピカライターの長嶋です。
金魚すくいで連れて帰った、和金の『よしえ（名前）』を飼育してました。
可愛らしい魚とワニが大好きです。
生物を飼う楽しさを伝えていけたらな、と思います！
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