アクアリウム、キレイだなあ…やってみたい…でも装備もたくさん必要そうだし、お金かかるんだろうな…と思って、憧れはあるけどあきらめをつけてしまっている方に!
アクアリウムもちょっとした工夫で節約できるというお話をしたいと思います。
今回は具体的に節約術を6つお伝えします。こちらのテクニックを身につけ、憧れのアクアリウムにチャレンジしてみませんか?
アクアリウムの運営コストについて
アクアリウムってお金がかかる趣味だよな~自分には縁遠いな…って思っていませんか?
本当にアクアリウムはお金がないと楽しめない趣味、なのでしょうか。
いえ、そんなことはありません!下のページでもそれについて詳しく解説しています。
アクアリウムのどこにお金がかかるか、という点に着目してみると、お金がかかるのは
- 初期の設備投資
- アクアリウムの維持費
- 光熱費
主にこの3点と言えます。ですが、お金をかけさえすれば良いアクアリウムが創れるという単純なものではありません。削れるコストは削り、リーズナブルにアクアリウムを楽しむポイントを具体的にお伝えします。
アクアリウムの節約術6選!
では具体的にポイントを見ていきましょう。
カルキ抜き → 日光でカルキを抜いて節約!
アクアリウムに使用する水は、水道水を使ってはいけないことはご存知の方も多いですね。その理由は「水道水には殺菌のためのカルキが添加されていて、そのカルキがアクアリウムの生体にとっては毒になるから」です。
だからカルキを抜いた水を使わなければなりません。そのカルキ抜きの薬剤も買わなきゃでしょ…と思う方も多いでしょうが、実は日光でカルキが抜けるんです。
方法は、バケツなどに水道水を入れ、日光(紫外線)に当てるだけです。簡単ですね!
紫外線の強い季節であれば2時間程度、それ以外の季節や曇りの日などなら2~3日が必要ですが、無料でカルキが抜けるので節約にはもってこいの方法です。
水道水を汲み置くと、温度が室温に近くなるので生体に対するショックもやわらぐというメリットもあります。
雨などの混入が心配な場合は、カルキ抜きをハイポ(固形タイプのカルキ抜き剤)に変更するだけでも、かなりの節約になります!
ハイポはカルキを中和するのに5分程度かかりますが、カルキ抜きの中では、コスパは最強です。ビタミンやミネラルなどは添加されていないシンプルな成分ですが、それゆえ魚病薬を使用する際でも安心して使えます。
メラミンスポンジ → 普通のスポンジを使おう!
水槽のコケとりに欠かせないのがメラミンスポンジです。
メラミンスポンジはとても硬いメラミン樹脂をスポンジ状に加工し、水槽面のコケを削り取る効果があるため、コケ取りに重宝するアイテムです。
メラミンスポンジはその硬さゆえ、使っているうちにぼろぼろになってしまうので消耗が激しいアイテムとも言えます。
「コケ取りにはメラミンスポンジではないとダメ」というわけではありませんので、普通の食器洗いに使うような柔らかいスポンジでも代用できます。こちらのタイプのスポンジは長持ちするので結果的に節約となります!
オーエ キッチン クリーンキーピング ソフト スポンジ 3色 10.5×6×3cm 傷をつけにくく すっきり洗える 5個入
このようなスポンジを使用する場合は、硬い面は絶対に使用しないでください!柔らかい面のみで磨いてください!
また、コケが取れないからといって強くこすりすぎると、アクリル製の水槽の場合は傷がつくことがありますので注意して使ってください。
外部フィルター → 断熱材で水温を保ち、冷却効果もUP!
電気代節約という観点からのお話しですが、外部フィルターに断熱材を巻くと水槽の水温を外に逃がしづらくなるため、クーラーやヒーターの効果をアップさせることができます。その結果として電気代が節約できるというわけです。
断熱材に加えてアルミホイルをホースを巻き付けるとさらに効果がアップしますので一度試していただきたい方法です。
また、下記の記事には「ヒーター無しで保温」する秘訣がいろいろ解説されていますので参考になるかと思います。
ウールマット → 洗って再利用可能!
フィルター内に使用されているウールマット、買い替えが販売されていますが案外高価ですよね。
ですが、実はウールマットは形が崩れたり弾力がなくなっていなければ、洗って再利用できるんです。
丁寧なメンテナンスを行うことでウールマットを長く使うことが可能です。ポイントは、こまめにもみ洗いすることです。優しく扱い、破ってしまわないように心がけましょう。
表面にゴミがつきやすく、目詰まりしやすいのでカルキ抜きをした水や飼育水で洗ってくださいね。
ただし、いつまでも使えるものではありませんので過度な再利用は避けてください。
水槽 → 中古水槽を利用しよう!
水槽本体が案外高い…という場合は、中古の水槽を利用しましょう。
メルカリやヤフーオークションで探すと手ごろなものを安価で手に入れられる可能性があります!
ただし自己責任になりますので、中古水槽を買う場合は信頼のおける出品者や業者を選んでください。
水槽は継ぎ目のシリコン部分が劣化することで寿命を迎えることが多いので、特にそのシリコン部分に傷がないか、隙間が生じていないかに注意して中古水槽を選ぶと良いでしょう。下の記事で詳しく解説しています!
ライト → LEDにすることで省エネルギー!
節電効果が高いことが知られている「LED電球」はアクアリウムにももちろん利用できます。
わざわざ水槽用のライトを買わなくても、持っている家庭用のライトを流用すればいいや…とお考えの方もいらっしゃいますが、長い目で見ると水槽専用のLEDライトを用意した方が安く済みますし、専用のライトは見た目もスマートで美しいものですから、一つ用意してはいかがでしょうか。
LEDライトは白熱電球と違い、発熱が抑えられているので安全に使うことができますね。
また、ライトは「在宅時にはいつもつけておく」のではなく、つけておく時間を決めてオンオフしましょう。魚もゆっくり休む時間がある程度必要です。ライトがついている時間が長すぎると疲れてしまって寿命が短くなる恐れがあります。こまめにオンオフすることで節電にもつながりますので一石二鳥です。
節約のポイントは日々のコストダウン
アクアリウムだけに限ったことではありませんが、節約を成功させる一番の秘訣は「日々のコストダウン」です。ちょっとした節約を長く続けることで全体のコストを下げることができますのでいろいろ工夫してみましょう。
水槽は24時間ずっと稼働していますので、小さなマイナーチェンジが大きな節約につながります!
まとめ:アクアリウムは工夫次第でコストを下げられます!
アクアリウムのコストを節約する方法を解説しました。「これならできるかも!」と感じていただけたら幸いです。
憧れのアクアリウムに一歩踏み出してみませんか?
水槽のプロが所属するサイト運営チームです。
淡水魚・海水魚・水槽設備やレイアウトのことまで、アクアリウムに関する情報を発信していきます!
こんにちは!
いつも参考にさせて頂いています。
教えて頂きたいことがありコメントさせて頂きました(^^)
メダカのアクアリウムをやっているのですが、窓からの日光をアルミホイルのレフ板で反射させて水槽を明るくするのは問題ないでしょうか?
メダカにとって眩しくてストレスになったり水温が上がりすぎたり問題があったら教えて頂きたいです。
よろしくお願いします(^-^)
レフ板ですと、ちょっとメダカたちに刺激が強すぎるかな、と思います。
反射を利用すると、上部ではなく横から照射するかたちになりますので、やはり照明が安全でおすすめですね。