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ランプアイの飼い方!最適な水流と混泳、卵・稚魚の育て方まで解説します

青く光る目元のラインがとても美しいアフリカンランプアイは、アクアリウム初心者でも飼いやすい人気の熱帯魚です。

しかし、いくら飼育がしやすいからといって、適当に飼育すればいいというわけではありません。
アフリカンランプアイを飼育するならば、守りたいポイントが3つあります。

  1. 水質は中性付近を保とう
  2. 水流は強すぎに注意
  3. 臆病な性格なので、群泳がおすすめ

またアフリカンランプアイは、繁殖もしやすい熱帯魚なので、ポイントを抑えながら飼育すれば、どんどん数を増やすこともできます。

ここでは、飼育のポイントと合わせて、繁殖したときの卵や稚魚の育て方を解説していきましょう。

アフリカンランプアイとは

アフリカンランプアイは、ナイジェリアやカメルーンなどに生息するメダカの仲間です。

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成長しても体長3.5cm程度ととても小さな熱帯魚で、臆病な性格のため、数匹で群れをなして行動します。

アフリカンランプアイの特徴は、名前の由来ともなっている、青く光る目の上のラインですよね。
まるでお化粧をしているような美しい目元をしています。

全体の体色はやや地味目ではありますが、飼育環境によって黄色みが増していく、奥深い味わいのある熱帯魚です。

価格はとても安価で手に入れやすく、また丈夫で飼育がしやすいので、アクアリウムの入門魚としてもおすすめされています。

ランプアイの飼育方法

アフリカンランプアイは、とても飼育のしやすい熱帯魚ですか、飼育するときには注意しなければならないポイントがあります。

健康に長生きさせるためにも、ご紹介するポイントを守って正しく飼育しましょう。

小型の水槽でも飼育できる

アフリカンランプアイは小さな熱帯魚ですので、30cmの小型水槽から飼育することができます。
また、水槽に対する適正な匹数は、30cm水槽で3匹、60cm水槽で20匹程度が目安です。

実際に入れてみると、かなり寂しく感じる匹数ですよね。もっと追加したくなりますが、あまり匹数を増やしすぎると、過密飼育となってしまい、水槽の維持管理が難しくなります。

初心者ならば、なおさら少ない匹数から始めた方がよいでしょう。

またアフリカンランプアイは怖がりな性格をしているので、水槽に蓋をしっかりしてあげることも大切です。

好む水質は中性付近

水質はph6.0~8.0の中性を好みます。ph6.5程度の水質でも十分育つでしょう。

アフリカンランプアイは丈夫な熱帯魚ではありますが、急激な水質や水温の変化があるとショックを起こして死んでしまうこともあります。

水槽に入れる前の水合わせは丁寧に行いましょう

体が小さいので強い水流は厳禁!

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アフリカンランプアイは、体が小さいのであまり強い水流は苦手です。

流されてしまわないぐらいの、適度な水流になるよう調整してあげましょう。
フローパイプを使って緩やかな流れを作るか、外部フィルターを使用しているなら排水口にスポンジストレーナーを付けるのもおすすめです。

ランプアイは複数飼育がおすすめ

アフリカンランプアイはとても臆病な性格のため、群れで行動することを好みます
群泳のほうが見映えもするので、5匹以上の群れで飼育するとよいでしょう。

逆に一匹で飼育してしまうと、気の小ささからストレスがかかり体調を崩してしまうこともありますので、単体での飼育は避けた方がよいです。

エサは小型魚用を与えよう

ランプアイは口が小さいので大きな餌は食べられません。
小型魚用の小さな餌を与えましょう。
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また、人口餌以外ならば冷凍の赤虫や、ブラインシュリンプなどの生餌もよく食べます。

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ランプアイの混泳について

体の小さなアフリカンランプアイは、性格も臆病なので、大型の魚との混泳には向きません
大型魚に食べられてしまうこともありますので、無闇に混泳させるのは避けましょう

コリドラスや、ラミノーズテトラ、ネオンテトラなどの性格の優しい小型魚とならば、上手に混泳することができます

ランプアイの繁殖方法

アフリカンランプアイは、初めて繁殖を体験したい方にもおすすめの熱帯魚です。

繁殖を狙うためのコツをご紹介していきましょう。

繁殖は容易にできます!

アフリカンランプアイは繁殖が狙いやすい熱帯魚で、初心者でも環境を整えてあげれば繁殖させることができます。

水温

繁殖するのに最適な水温は24度程度です。そのため水温の上がる春から夏にかけてが特に繁殖に適した季節となります。

アフリカンランプアイのみの環境を作る

他の熱帯魚と混泳している水槽でも繁殖することはありますが、卵や稚魚を食べられてしまう可能性があります。

繁殖を狙うならば、水槽を分けるなどしてアフリカンランプアイのみの環境を作りましょう

オスとメスを一緒に飼育する

当然のことですが、オスとメスを同じ水槽に入れておきましょう

アフリカンランプアイの性別は、尾びれと背びれで見分けることができます
ひれが黄色く角ばっているのがオスひれが透明で丸みを帯びているのがメスです。

つがいになると、2匹が寄り添うように泳ぐ姿を見ることができますよ。

産卵床はウィローモスがおすすめ

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アフリカンランプアイは、水草の葉に産卵します。
水槽にはたくさんの水草を入れてあげましょう。

大きな葉には産卵がしづらいので、産卵床には葉の小さいウィローモスがおすすめです。

アフリカンランプアイの卵は目に見える程度なので、葉を観察すれば卵を見つけることができます
卵を見つけたら稚魚が食べられてしまわないよう、親魚は別の水槽に移すとよいでしょう。

稚魚にはブラインシュリンプを与えよう

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アフリカンランプアイの稚魚はとにかく小く、また、成長するためにたくさんの栄養を必要としています。

そんな稚魚の餌には、ブラインシュリンプがおすすめです。

ブラインシュリンプは卵の状態で販売されており、家で孵化させてから餌として与えることになります。
やや手間はかかりますが、環境を整えれば繁殖させることもできて、栄養も豊富なので稚魚の餌には最適です。

まとめ:ランプアイの飼い方!最適な水流と混泳、卵・稚魚の育て方

アフリカンランプアイは、青い目が美しい素敵な熱帯魚です。
地味な熱帯魚といわれることもありますが、大切に育てていれば、素朴で味わい深い魅力に取りつかれることでしょう。

また、繁殖もさせやすいので、初心者でも卵が孵る喜びを体験することができるのは嬉しいですね。

ご紹介したポイントを抑えながら、大切に飼育してあげてください。