機材なしで水草水槽にCO2を添加する方法!利点とおすすめアイテムを紹介

美しい水草水槽は、CO2添加を行って育成している場合が多いです。

ですが、複数の専用機材を接続しなければいけないなど、「CO2添加はハードルが高い…」と感じ躊躇する方もいます。
そんな時に役立つのが機材を使わずにCO2を添加する方法です。

  • 発酵式でCO2添加を行う
  • タブレットを使う
  • 添加剤を使う

どちらもCO2添加に関しては電源を使用せずに行えます。
今回は機材を使わずCO2を添加するメリットや、添加できるアイテムなどについてお話ししていきます。

機材・電源なしでCO2を添加するメリット

水草の光合成を促すために行うCO2添加ですが、設置手順の複雑さや、初期費用などコストからハードルを感じる場合があります。

もちろん本格的なCO2添加装置はハードルが高くても、それに見合う精度があります。
しかし装置がなくてもCO2を添加できる、さまざまな製品が発売されています。

そうしたアイテムを利用するメリットをご紹介します。

導入コストが安い!

1番のメリットとして挙げられるのが、導入コストを大幅に抑えられることです。

装置にもよりますが本格的なCO2添加装置は約1~2万円ほどの初期費用がかかります。
複雑な機材が必要ないぶん、電源を使わない添加方法なら、はるかに安くCO2添加をはじめられます。

簡単にCO2添加ができる!

CO2添加装置は、ボンベやレギュレーター、スピードコントローラーなど、接続を完成させるだけでも手間がかかります。
電源を使わない添加方法なら、接続や使用方法もシンプルな物ばかりですので簡単にCO2を添加可能です。

CO2添加装置の導入や、設置方法についてはこちらのコラムをご参照ください。

CO2ボンベを切らしたときの応急処置としても!

本格的なCO2添加装置を導入している場合でも、CO2ボンベを切らしてしまったときには、電源を使わない添加方法を重宝します。

新しいボンベが用意できるまでの応急処置として、ストックしておくのもおすすめです。

機材・電源なしでCO2を添加できるアイテム

CO2添加を行えるアイテムは、主に3種類あります。

  • 発酵式CO2添加装置
  • CO2タブレット
  • CO2添加材

ジェックス 発酵式水草CO2スターターセット

ジェックス 発酵式水草CO2スターターセット(エアーチューブ・拡散器・中栓・キスゴム付き)

電源を使用しない、『発酵式』の添加装置です。
酵母などのパウダーと水をボトルに入れて発酵させ、この際に発生するCO2を水槽に添加します。

室温などによって発酵具合が左右されるため、機材を使用したCO2添加装置よりも添加量にムラがあるのがネックですが発酵式は、電源を使わないCO2添加方法の中では最もおすすめです。

タイムストップ NEO CO2 30DAYS

タイムストップ NEO CO2 30DAYS

こちらも発酵式の添加装置です。
エコな材料で作られていて、ボトルもシンプルで手入れしやすく、安全にCO2添加できます。

こちらも、室温によって添加できるCO2量が増減することを考慮して使用しましょう。

ジェックス 水草一番 CO2ブロック

ジェックス 水草一番 CO2ブロック

タブレットタイプのCO2添加剤で、水槽の中に投入するだけでCO2を添加してくれる便利アイテムです。

タブレットが溶けてなくなるというタイプではないので、いつ効果が終わったかがわからないのが欠点です。

CO2添加装置と比較すると確実性に欠けるため、普段使いにはやや厳しいですが、CO2ボンベのストックが尽きた場合などの緊急処置用に向いているアイテムと言えます。

テトラ CO2 プラス

テトラ (Tetra) テトラ CO2 プラス 水質調整剤 水草

液体タイプのCO2添加剤で、水槽の大きさに合わせて量の調節が簡単にできます。

1回の添加で約1週間ほど効果が持続するので、大掛かりな添加装置がつけられない小型水槽や、ボトルアクアリウムをしている人におすすめです。
長期使用では、CO2ボンベなどと比べるとコストがかさみますが、手軽に添加を行えます。

しかし、CO2添加量は目視できないので、規定量を守って使用しましょう

まとめ:機材なしで水草水槽にCo2を添加する方法!利点とおすすめアイテムを紹介

CO2を水槽に添加するには、装置や添加剤が必要です。
安定性や長期間維持することを考えれば、ボンベ式のCO2添加装置を導入するのがおすすめですが、ボンベを使用した添加装置では、ボンベの交換やランニングコストがかかりますし、水槽のサイズによっては装置を付けられない場合もあります。

そんなときには、発酵式や添加剤を使う方法をご検討ください。

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