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輝く美しさ!銀色の熱帯魚10選!水槽をクールに彩るシルバーカラーの魚達

これまでトロピカでは、〇色の熱帯魚!というタイトルで様々な記事を書いてきました。

赤、黄色、透明、金色、などなど。

そしてついに満を持して登場、当記事では、水槽をクールに彩る銀色の熱帯魚を紹介します!

シルバーカラーの熱帯魚は、使い方によって水槽の主役にも名脇役にもなりうる、重要な役割を担います。

今回はその中でも10種類をピックアップしご紹介していきます!

水槽を彩る、銀色の熱帯魚10選!

魅惑の銀の熱帯魚たちを厳選しました。

それでは見ていきましょう!

シルバーアロワナ

(熱帯魚)シルバーアロワナ Mサイズ(1匹) 北海道・九州航空便要保温 沖縄別途送料


やはり外せませんね!

シルバーアロワナ!

金の熱帯魚特集にもアロワナは掲載されていました。

アロワナは金、銀、銅、赤など、様々な種類、バリエーションがあることで知られています。

中でも特にシルバーアロワナは人気の種類です。

最大で体長は1mを超え、ベテラン向きの熱帯魚ではありますが、今も昔も人気は衰えません。

そして、シルバーアロワナは肉食魚です。

白銀に光り輝く巨体をうねらせて餌を食べる姿は、圧巻の一言です!

シルバーモーリー

(熱帯魚)シルバーモーリー (約3-4cm)<6匹>[生体]

お次はぐっとスケールダウンし、シルバーモーリーを紹介します。

体長は大きい個体でも5~6㎝程度。

白く輝く体色が非常に美しい、モーリーの仲間です。

特に水草水槽で泳がせると、その姿は非常に映えます。

美しいのみならず、厄介なコケや油膜も食べてくれる働き者な一面も!

またシルバーモーリーは、卵胎生メダカと呼ばれるグループの仲間です。

卵胎生メダカは非常に繁殖が容易で、シルバーモーリーも例外ではありません。

気づいたらちびモーリーがいる!ということも珍しくありません。

しかし、累代を繰り返すうちにシルバーの体色は失われていくようなので注意してください。

シルバーハチェット

(熱帯魚)マーサ・ハチェット(1匹) 北海道・九州航空便要保温

シルバーハチェットは、非常にユニークな姿をした南米原産の熱帯魚です。

ハチェット(手斧)の形に似ているからハチェットフィッシュと呼ばれます。

主に上層を泳ぎ回り、水面に落ちてきた餌を素早く食べます。

腹部が下に突き出た変わった形をしていますが、その幅広の腹部がキラキラと反射して、水槽にアクセントを与えるにはもってこいの生体です。

意外に上層を好んで泳ぐ熱帯魚は種類が少なく、シルバーで上層を彩ってくれるシルバーハチェットはアクアリストにとってありがたい存在です。

しかし、ハチェットフィッシュはちょっとした衝撃で驚き、すぐに飛び出してしまうので注意してください!

シルバーエンゼル

エンゼルフィッシュと一緒に飼える魚や生き物は何がいる? エンゼルフィッシュの混泳について

ご存知、シルバーエンゼルです。

エンゼルフィッシュといわれて頭に姿をイメージしたとき、シルバーエンゼルの姿を目に浮かべる人も多いと思います。

エンゼルフィッシュは主に南米北部が原産のシクリッドです。

今回ご紹介するのはシルバーエンゼルですが、ゴールド、レッド、トリカラー、ブルー、黒、などなど、様々な色のエンゼルフィッシュが品種改良で生み出されています。

コレクション性も高いですね

シルバーに輝く特徴的なひし形の体は、水草水槽の主役にぴったりです!

ゆったり泳いでいて勘違いしてしまうかもしれませんが、シルバーエンゼルは肉食なので、口に入るサイズの小型魚との混泳には注意が必要です!

ゴールデンテトラ

今回ご紹介する熱帯魚の中では、一番銀色であるといっても過言ではありません。

ゴールデンテトラを紹介します。

名前にゴールデンと付くのですが、その体色はギラギラのシルバー。

状態のいい個体だと、まるで磨き上げられた金属のようです。

このギラギラ、実は体表に共生するバクテリアの色なんです。

自然界では維持できるバクテリアですが、人間に捕らえられた瞬間からバクテリアは減り始めます。

そのため、最初綺麗な体色を気に入って購入しても、飼育しているとだんだん色が剥げてしまうことも。

インターネットで調べてみると、シルバーの体色を復活させるのは難しくても、維持するために様々な工夫がされています。

効果のほどは分かりませんが、試してみてもいいかも?

ゴールデンデルモゲニー

(熱帯魚)ゴールデンデルモゲニー (約3cm)<3匹>[生体]

ゴールデンデルモゲニーもゴールデンというよりはシルバーに近い体色をした熱帯魚です。

東南アジア原産の、なんとサヨリの仲間です。

海にいるサヨリと姿形は全く同じ。

下あごが特徴的に長く、体全体もひょろ長い形をしています。

そして、ゴールデンデルモゲニーの銀の体色もバクテリアによるもの。

飼育していくうちに、シルバーというよりは白くなっていきます。

ゴールデンデルモゲニー、形や色だけでなく、闘魚としても知られています。

同種同士を水槽に入れると、あちこちで小競り合いが始まります。

相手を傷つけるような争いはありませんが、自分の縄張りに入ろうものなら徹底的に追い回すその姿はまさしく闘魚です。

原産国タイでは、自分のデルモゲニー同士を競わせる競技もあるんだとか!

シルバーグラミー

(熱帯魚)シルバーグラミー (約4cm)<3匹>[生体]

アクアリストに人気のグラミーの仲間のうち、シルバーグラミーは銀色に輝くボディが美しい種類です。

別名ムーンライトグラミーとも呼ばれます。

シルバーグラミーは体長15㎝程度まで成長することもありますので、60㎝以上の水槽だと余裕をもって飼育できます。

タイやマレーシアが原産のシルバーグラミーは、他のグラミーと同様、比較的容易に飼育ができますので、サイズだけ気にしていれば初心者にもおすすめの生体です。

人気のゴールデンハニードワーフグラミーよりも、よりひし形でシュッとした体つきです。

こんな姿でも、触手で好奇心旺盛に色々なものをつつく姿は、見るものに癒しを振りまいてくれます!

トーマシー

(熱帯魚)アノマロクロミス・トーマシー(2匹) 北海道・九州航空便要保温

正式名称はアノマロクロミス・トーマシー。

シクリッドの仲間です!

個体差はありますが、うっすらとブルーがかかった銀色の鱗がキラキラと美しい種類です。

目玉模様カッコイイ!

さて、トロピカ読者の方の中には、トーマシーのお世話になったことがある方も少なくないのではありませんか?

そう、トーマシーは、スネールイーターとして絶大な人気があるのです。

水槽にどこからともなく入り込み、いつの間にか大量発生しているスネールを、トーマシーは片っ端から食べつくしてくれます。

口に入るサイズならバリバリと殻ごと食べますし、口に入らないサイズでも果敢に食らいつきます。

カッコいい、スネールを退治してくれる、そして飼育も難しくないと、最高のタンクメイトです。

しかし、貝のみならずエビや口に入るサイズの生体も食べてしまうことがあります。

混泳させる生体は十分に検討し、なるべく隠れ家をたくさん作るようなレイアウトにしてみましょう。

ダイヤモンドテトラ

(熱帯魚)ダイヤモンドテトラ (約2cm)<3匹>[生体]

体の一部の鱗が銀色に光り輝く、南米はベネズエラ出身のカラシン、ダイヤモンドテトラです。

全身ではなく、一部の鱗のみがスポットで輝くのが大きな特徴です。

色だけでなく、サメのように鋭利な背びれ、エッジの効いた腹びれなど、その姿もほれぼれとしてしまいます。

やや気性が荒い傾向にあり、気が弱かったり泳ぎが遅い個体との混泳には注意が必要です。

現在出回っているダイヤモンドテトラの多くがブリード個体です。

ワイルド個体は、あんなに小さいのに1匹2,000円もします!

それだけの価値がある美しさということでしょうね。

タイリクバラタナゴ

【生体】タイリクバラタナゴ S~Mサイズ 20匹 川魚 タナゴ 淡水魚 emuwai

最後に紹介するのは、タイリクバラタナゴです。

原産国は中国ですが、今では日本中に生息する侵略的外来種でもあります。

購入した魚の放流は、絶対にやめましょう!

さて、そんな一面を持つタイリクバラタナゴですが、光沢をもつシルバーの体色は見る者の目を引くでしょう。

縦に扁平な体つきをしているので、鑑賞した際に見える銀の面積が大きく、見ごたえあり!

特にタイリクバラタナゴが美しいのは、婚姻のシーズンです。

婚姻色に染まるオスの体色は赤、青、緑など個体差があり、マニアが多いのにも納得できる美しさです。

婚姻色が見られるのは5月からの1,2か月程度ですが、しっかり飼い込むことで体色は濃く発現します。

近所の小川などでも簡単に捕れてしまうくらい増殖しているので、時間に余裕のある方は探しに行ってみてはいかがでしょうか?

銀色の熱帯魚10選 まとめ

いかがでしたか?

銀色の熱帯魚、実は非常に多くの種類がいます。

銀の熱帯魚は「華やか」とは違いますが、水槽をカッコよく、クールに引き立ててくれます。

これまでにご紹介してきた数々のカラフルな熱帯魚たちと組み合わせて、あなただけの、世界に一つの水槽を作ってください!