みなさんは、水槽に「バックシート」、貼っていますか?バックスクリーンとも呼ばれることがあるアイテムで、水槽の背面に貼るシートです。
熱帯魚たちの見栄えを良くしたり、背後にある配線を隠す効果があるので、ぜひ貼ることをおすすめします。
でもショップにはいろんなバックシートがあって、どう決めたらいいのだろうと迷ってしまう方に、バックシートの選び方を紹介します。
水槽がぐっと引き立つバックシート、上手に選んでください!
水槽のバックシートの選び方
バックシートには基本的な選び方がありますので、ご一読ください。
まず初めに、色について少しご説明します。
色を色彩別に環状に並べたものを「色相環」と言います。下の画像のようなものです。
この色相環を基本に、バックシートの選び方を見て行きましょう。
活発なイメージにするには補色
上の動画のような、水槽を元気で活発なイメージにしたい時には、導入している魚と補色のバックスクリーンがおすすめです。
「補色」というのは、色相環の逆位置にある色同士をいいます。オレンジの補色は青色なので、オレンジのプラティを映えさせたい場合には青のバックシートを使う!というような感じです。
「補色ではきつくなりすぎてしまうのでは?」と考える方もいらっしゃいますが、そこでトーンの違うカラーの魚や、水草、岩、流木などのアクセサリーを追加することで、きつさが和らぎまとまります。
花束にカスミソウや葉を加えるようなイメージですね。
シックなイメージにするには同系色
リラックスできる落ち着いたイメージにするには、魚と同系色がおすすめです。
同系色とは、同じ色合いのものと、同じベースカラーの色(イエローベース、ブルーベースなど)の事を指します。色相環でいうと、その色の近くにある色彩ということになります。
例えば、水色のデバスズメダイに青のバックシート、といった感じです。
ちなみに、東京アクアガーデンでは海水魚水槽では青のバックシート一択です。青は海のイメージが強いですし、海水魚であるということを強調できるからです。
青いバックシートいいな!と思った方には下のアイテムがおすすめです。
こちらのアイテムは、バックシートを貼るためのアイテムがセットになっています。はじめてシートを貼るという方に特におすすめです!見栄えが全然変わってきますので、一度試してみてください。
迷ったときは黒のバックシート!
黒のバックシートは特別です。無彩色ですからどんな色・サイズの魚や水草にも合うんです。
迷ったときは黒を選べば間違いありません。
高級感、インテリアとの馴染みやすさ、落ち着いた雰囲気、生体の見やすさなど、優れた点が沢山あります。
上記のアイテムは200円以下と非常にリーズナブルです。試しに使ってみたい方や、バックシートを貼り慣れている方におすすめです!
バックシートの色別!映える熱帯魚
バックシートの色別、おすすめの生体を紹介します。
アロワナは断然、黒がおすすめ!
迫力ある大型魚のアロワナは、金属質のような光沢が美しいです。
その魅力を最大限に引き出すのは、やはり黒のバックシートです。
アロワナで良く使用される水中照明も、黒い背景にすることで無駄な反射や混色が抑えられます。アロワナの高級感を引き出してくれる、ベストなカラーと言えるでしょう。
https://t-aquagarden.com/example/newworks592.html
白い魚は青で透明感がでる!
白い魚には青系のバックシートをおすすめします。
青+白はとても清潔感あるカラーリングですので、病院や教育施設などに特におすすめします。
例えばエンゼルフィッシュの中でも、白いプラチナエンゼルは青のバックシートが似合います。とてもさわやかな組み合わせですね!
下のリンクから設置例をぜひご覧ください。
https://t-aquagarden.com/example/newworks487.html
https://t-aquagarden.com/example/newworks371.html
https://t-aquagarden.com/example/newworks460.html
複数のカラーをもつ魚には黒!
黒はすべてをまとめる色です。
レインボーフィッシュやネオンテトラなど複数のカラーを持つ魚は、黒のバックシートで美しさを効果的に見せることができます。
特にレインボーフィッシュ特有の「美しいグラデーション」を観賞したいとき、黒のバックシートが最も見やすく、グラデーションが映えて美しいですよ。
黒いバックシートの設置例は下のリンクからご覧ください。
https://t-aquagarden.com/example/newworks604.html
https://t-aquagarden.com/example/newworks476.html
最終的には好みで決めてOK!
様々な例をご紹介してきましたが、この色にこれが合う…というのは、個人の感性によるところが大きいですね。
ですから、最終的にはご自分が「これが一番合う!」と思ったバックシートを選択するのが一番愛着もわきますし、良い仕上がりになりますよ。
現在、様々な色のバックシートが販売されていますので、お好みのものを採用すると楽しいです。定番の黒ではない、チェリーピンクやミントのものもあるんですよ!
まとめ:このバックシートにはこの熱帯魚!背景の色別に映える熱帯魚を紹介します
水槽の名わき役である、バックシートの選び方についてお話ししました。
これを変えるだけで、雰囲気をがらっと変えることもできるので、手軽にチェンジしてみるのも楽しいものです。
様々なバックシートで、より一層アクアリウムを満喫してください!
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