動画「メダカの稚魚の育て方」を解説!
こちらの動画は、Youtubeトロピカチャンネルで再生数約40万、コメント数100件を超える人気動画です!
メダカが赤ちゃん(稚魚)を産んだ時の育て方を解説しています。
「メダカの稚魚の育て方」の見どころは?
実はメダカに限らず稚魚の育て方はかなり難易度が高い…!
この動画では、メダカの稚魚を育てるうえで気を付けなければいけないことを解説しています。
えさが重要!
稚魚の死因の大半はエサが食べられないことによる餓死です。口が小さいので成魚用のエサだと大きすぎて食べられません。
そのため、稚魚専用の小さいエサか、グリーンウォーター、ゾウリムシといった食べやすいエサを用意しましょう。
メダカ稚魚におすすめのえさ
スドーやテトラは稚魚や針子用の餌など、メダカ専門グッズや魚の餌が豊富です。
→アクアリウムメーカー相関図
(トロピカを運営する東京アクアガーデンのコラムコンテンツを開きます)
顆粒の餌よりもっと小さいエサは、ゾウリムシなどのプランクトンがあります。
下の商品は、動物プランクトンであるゾウリムシ(微生物)を、稚魚の餌として販売している。水(種水)に入っているので扱いやすいのがポイントです。
グリーンウォーターは常にエサとなる緑藻類や植物製プランクトンを常に食べられる環境を作れるので、餓死対策にぴったり。
扱いが難しいという意見もありますが、そのあたりを解説した記事があるのであわせてご覧ください。
稚魚の水槽
稚魚は生まれたら(卵の段階からでも)水槽を分けましょう。
稚魚用の隔離水槽でもいいですし、屋外飼育ならトロ舟や発泡スチロール容器、室内なら100円ショップのプラスチック水槽や虫かご、なんならペットボトルを半分にカットしたものでもOK!
↓隔離ネットという便利なアイテムもあります
理由は
- 大きい個体が小さい個体をいじめてしまう
- 個体によって成長速度が違うので、大きさごとに移し替えた方がいい
- エサ争奪戦が起きると、小さい個体が餓死する
からです。
成魚になるまでは、成長速度や体の大きさに合わせて、いくつかの水槽を用意して定期的に移し替えて揚げるのがベストです。
水換えは控えめに
稚魚も、エサを食べると当然フンをします。
だけど、孵化してからしばらくは水換えをしなくてOKです。
何故なら、生まれたばかりの稚魚は、成魚のように水質の変化にうまく適応できず、頻繁に水換えをすると死んでしまう可能性があるからです。
とはいえ、水が汚れるのも良くないですから、水が汚れてきたと感じたら1/6~1/8程度の少ない水量で水換えをおこないましょう。
カルキ抜きと水合わせ(温度)は入念にしてください。
稚魚飼育におすすめのフィルターは?
このシーンがこの動画でももっと再生されています!
メダカの稚魚水槽には、フィルター(ろ過装置)やエアレーションは、付けない方がいいでしょう。
水流が産まれると、稚魚がうまく泳ぐことが出来なかったり、体力を消耗してしまいます。
また、稚魚はとても小さいのでフィルターに吸い込まれてしまうという事故も……。
水中への酸素供給は必要なので、水草(葉が硬くないもの)の光合成でまかなうか、水面を少し揺らす程度まで弱めたエアレーションをおこなうのがおすすめです。
エアレーションをおさえるこつは、ぜひ動画をご覧ください。
まとめ
動画では他にもサテライトやネットで稚魚を隔離する場合の注意点なども解説しています。せっかく生まれた、かわいい稚魚を育たい!という方は、ぜひ動画をご覧ください。
また、稚魚を育てられないから、川や池に放流するという人が増えているようです。
自分で育てられない場合は、色んなウェブサービスや地域情報誌などで欲しい人に譲れるプラットフォームが出来上がっていますので、放流・放置せずに、大切に扱ってあげましょう。
この動画の元になった記事もあります。合わせてごらんください。
