アルビノの熱帯魚は弱い?種類や飼育方法、通販など入手方法をご紹介!

アルビノの熱帯魚は弱い?種類や飼育方法、通販など入手方法をご紹介!

アルビノの動物は、熱帯魚に限らず基本的に体が弱いと思われがちです。

アルビノは白い体色を維持するため、人為的な交配の段階で弱い形質を受け継いでしまうこともあります。しかし、近年では交配のレベルも上がり、丈夫で育てやすい種類が多くなりました。

アルビノの熱帯魚の入手方法としては専門店やネット通販などでの購入がおすすめです。

今回は、アルビノの熱帯魚の種類、飼育方法などについて詳しく解説します。

アルビノの熱帯魚は弱い?種類や飼育方法、通販など入手方法をご紹介!

アルビノの熱帯魚は弱い?

自然界では色素欠損という遺伝子異常のために、弱い種類が多いとされているアルビノですが、熱帯魚においては、アルビノ種でも丈夫な種類が多く、品種固定されているアルビノの熱帯魚が多いため、入手しやすいのが特徴です。

飼育方法も、同じ種類の通常種の熱帯魚とほとんど変わりません。

アルビノの熱帯魚の特徴

アルビノの熱帯魚には次のような特徴があります。

  • 目の色が赤く、視力が弱い
  • 体の色素が抜け落ちたようになっている
  • 紫外線に弱いといわれている
  • 白だけではなく、色が薄く目の赤いものもアルビノに分類される

アルビノの熱帯魚の種類や飼育方法

アルビノの熱帯魚として有名な種類の魚をご紹介いたします。

飼育方法の注意点としては、体の色素が薄く他の魚の注目をうけやすいので、隠れ場所を作ってあげるとうまくいきます。

種類

コリドラス・アエネウス アルビノ

(熱帯魚)コリドラス・アエネウス アルビノ(3匹) 本州・四国限定[生体]

コリドラスのアルビノ種の中でも、白コリドラスは丈夫な熱帯魚として知られています。

アルビノの特徴の、視力の弱さもヒゲでカバーすることができるため、餌を食べるのに不自由しません。

白コリドラスは群れるのが好きなので、複数で飼育すると一緒に泳ぐ姿を見ることができます。

アルビノレッドオスカー

(熱帯魚)アルビノレッドオスカー(1匹) 北海道・九州・沖縄航空便要保温

アルビノレッドオスカーは、白い体色に赤い模様が映える、シクリッド系の熱帯魚です。

大きくなると30㎝を超える体長になるので、90cm以上の水槽で飼育するのが好ましいです。

同じくらいのサイズの熱帯魚との混泳に向いていますが、気性の荒い魚との混泳は、喧嘩をしやすく、向いていません。

アルビノ・カージナルテトラ

(熱帯魚)アルビノ・カージナルテトラ(10匹) 本州・四国限定[生体]

アルビノ・カージナルテトラは、カージナルテトラの突然変異種を品種固定した熱帯魚です。

品種固定されているので、入手しやすく、飼育方法はカージナルテトラと一緒です。

同じ種類のアルビノ・カージナルテトラや、カージナルテトラと混泳させることで、餌を食べやすくなり、水槽のアクセントとしても活躍します。

アルビノ・セルフィン・プレコ

(熱帯魚)アルビノセルフィン・プレコ(3匹) 本州・四国限定[生体]

アルビノ・セルフィン・プレコは、セルフィン・プレコのアルビノ種で、白い体色と赤い目が特徴的なナマズ科の熱帯魚です。

アルビノ・セルフィン・プレコに限らず、セルフィン・プレコは2年で約20㎝以上に成長します。

セルフィン・プレコを長期飼育する場合は、最低でも90cm以上の水槽で飼育するのがおすすめです。

ゴールデンアルビノ・スマトラ

(熱帯魚)ゴールデンアルビノ・スマトラ(12匹) 本州・四国限定[生体]

スマトラのアルビノ種である、ゴールデンアルビノ・スマトラは、本来は黒い縞模様である部分の色が抜けており、成長すると赤味を帯びた体色になります。

スマトラは、気性が荒いため、他の泳ぎの苦手なヒレの長い熱帯魚は攻撃の対象になりやすいため、混泳させるときには注意が必要です。

ポリプテルス・セネガルス アルビノ

(熱帯魚)ポリプテルス・セネガルス アルビノ Sサイズ(3匹) 北海道・九州・沖縄航空便要保温

ポリプテルス・セネガルスアルビノは、アフリカ原産の古代魚で、比較的安く購入できる古代魚としても有名です。

成長すると30㎝程まで大きくなるため、60㎝以上の水槽で飼育するようにしてください。

飼育方法

隠れ場所を作る

アルビノの熱帯魚は、体色素が薄いため、他の魚より目立ちやすく、捕食されたり、攻撃の対象になりやすいです。

水草や流木などのレイアウトで、アルビノの熱帯魚が隠れることができるような場所を作る必要があります。

広い水槽で飼育する

狭い水槽でアルビノの熱帯魚を飼育すると、逃げ場所がなく、他の魚につつかれてケガをしやすいです。

他の魚との縄張りの関係でも、水槽が広い方が秩序を保ちやすく、アルビノの熱帯魚に負担がかかりにく環境になります。

紫外線に注意が必要?

もともと、アルビノの熱帯魚や動物は紫外線に弱いという弱点があります。

しかし、通常の室内での水槽飼育であれば、アルビノの熱帯魚には問題のない環境です。色素がない分、弱く見られがちですが、整った飼育環境ならば普通に長生きします。

なので、特段注意する必要は無いですが、あまりに過剰な直射日光は、水温を変動させ、体調を崩す原因になります。

また、水槽本体にも紫外線は悪影響ですので、直射日光が当たる環境では飼育しないようにしましょう。

どうしても心配な場合は、殺菌灯の設置をお薦めします。

殺菌灯の紫外線は生体に影響がないように工夫されているため、安心して導入できます。

アルビノの熱帯魚の入手方法

ネット通販がおすすめな理由

アルビノの熱帯魚は、ポピュラーな種類のコリドラスなどであれば、アクアリウムショップでも購入できます。

しかし、店頭で常にいろいろな種類のアルビノの熱帯魚を入手できるわけではないので、ネット通販で欲しい種類のアルビノの熱帯魚を探すのがおすすめな方法です。

通販サイトであれば、さまざまな種類のアルビノの熱帯魚を購入することができます。

まとめ・アルビノの熱帯魚は弱いのか?種類や飼育方法、通販など入手方法をご紹介します!

アルビノの生き物は弱いと思われがちですが、熱帯魚の場合は、通常種と変わらない飼育方法でよいタイプのアルビノ種が多いです。

アルビノの熱帯魚の中でも、弱いとされているのはアルビノのグッピーなどですが、最近は品種改良によって以前よりも丈夫になってきているそうです。

店頭でアルビノの熱帯魚が見つからない場合は、通販で入手することができます。

いろいろな種類のいるアルビノの熱帯魚で、水槽にアクセントを加えてみましょう!

 

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