熱帯魚というとどれもカラフルな色合いのものばかりだと思っていませんか?熱帯魚の中にはコリドラスのように、比較的地味な色あいの熱帯魚も数多く存在しています。
カラフルな熱帯魚はとても人目をひきやすく、実際に自分で飼育仕手みたいと思うアクアリウム初心者は多いです。
しかし熱帯魚の色の特徴などを全て覚えるのは、とても難しいことです。
今回は、体色が綺麗な熱帯魚の中から、おすすめの熱帯魚をランキング形式で10種類ご紹介していきます。
体色がきれいで育てやすいお勧めの熱帯魚を動画で紹介!
この記事の内容は動画でもご覧いただけます。
カラフルな体色を持つ熱帯魚の中でも特に美しく、初心者にもおすすめな熱帯魚ベスト10を動画で解説しています。
トロピカではYouTubeチャンネル『トロピカチャンネル』を公開しています。
アクアリウム運用のコツやメンテナンス方法、熱帯魚の飼育方法を動画で解説しています。
体色がきれいな熱帯魚おすすめベスト10をご紹介!
体色が綺麗でおすすめな熱帯魚は、比較的アクアリウム初心者でも飼育しやすいものを選んでいます。
アクアリウム初心者の方でも、気に入った種類があったならぜひ飼育方法などを調べたうえで、一度飼育に挑戦してみてください。
1.ベタ ハーフムーン・フルムーン
ガラス容器でも飼育できること、そして何よりその見た目が色鮮やかで派手なことで人気のベタですが、世界中の愛好家の間で品種改良が行われています。
ベタの中でも「ハーフムーン」と「フルムーン」は大きなヒレと鮮やかな体色がとても魅力的です。どちらもベタのコンテストに出品することのできる品種です。
ハーフムーンは尾びれが半月のように180度に展開し、一方のフルムーンは、ハーフムーンの尾びれが2つに分かれているダブルテール状になっています。
どちらも単色のものもいますが、ヒレの外側が縁取ったように白くなるものや、尾ひれだけ色が違うものなど、さまざまな色合いのものが作り出されています。
ベタの飼育に関してはこちらの記事で詳しく書かれています。
2.グッピー ドイツイエロータキシードやブルーグラス
色鮮やかといえば熱帯魚の代名詞である「グッピー」も外すことができません。ベタのように世界中に愛好家がいて、品種改良も盛んに行われているので種類が豊富で、品種選びで迷う人も多いです。
グッピーの中でもおすすめなのは「ドイツイエロータキシード」と、「ブルーグラス」です。
ドイツイエロータキシードは、西ドイツから輸入されたグッピーでヒレはクリームがかったイエローで体の半分が黒くなるのが特徴ですが、黒い色の出かたは1匹ずつ異なります。
ドイツイエローの中でもゴールデンやアルビノ、プラチナ、スワローなどさまざまな種類がいるので、お気に入りを探してみるとよいでしょう。
ブルーグラスは尾ひれや背びれがブルーで黒い斑点があるのが特徴です。メスも背びれや尾びれに淡いブルーの色がつき黒い点が付くことがあります。
グッピーについてもっと知りたい方は、こちらの記事もチェックしてみてください。
3.ネオンドワーフグラミー
ちょっといかつい感じの顔をしている「ネオンドワーフグラミー」ですが、体色はブルーメタリックを基調に、体半分に赤い模様が入ってとても綺麗な熱帯魚です。
飼育も簡単で繁殖もしやすく、性格も温和なので他の熱帯魚と混泳もでき、体長は5cm前後とグラミーの中では小型の種類で、メスよりもオスのほうが発色がよいです。
4.コバルトブルーラミレジィ
「コバルトブルーラミレジィ」は、2009年に発見された、ラミレジィの中でも比較的新しい種類です。アメリカなどでは「エレクトリックブルー」とも呼ばれていて、その名の通り光を反射して光ることと、濃いブルーが人気の品種です。
色の出かたや体の模様は1匹ずつ異なるので、自分のお気に入りのカラーのコバルトブルーラミレジィを探してみてはいかがでしょうか。
5.プラチナエンゼルフィッシュ
「プラチナエンゼルフィッシュ」は、エンゼルフィッシュの品種改良種の中では、比較的新しい種類です。背びれや尻びれが伸びて、純白の体色がとても美しいのですが、成長するとまれにブルーがかってくることがあります。
体長は15cmと大きいですが、縦に大きくなる熱帯魚なので、飼育するときは高さが45cm以上の水槽で飼育するようにしましょう。
6.ブリリアントターコイズ・ディスカス
「ブリリアントターコイズ・ディスカス」はターコイズの色と赤褐色まだら模様が美しい熱帯魚です。
ディスカスはさらにレッドアイや、ベルベッドなどさまざまな品種がいます。
ディスカスもエンゼルフィッシュのように熱帯魚の中では中型になる種類で、小さなものなら9cmほどですが大きいと18cmくらいにまで成長するので、水槽は大き目のものを用意してあげる必要があります。
7.パロットファイヤー
「パロットファイヤー」は、人工的に作られた熱帯魚で、フラミンゴシグリッドとシンスピルムという熱帯魚を掛け合わせてつくられています。ひと昔前は赤い色だけでしたが、色素注入などによりさまざまなカラーが存在しています。
派手な体色のわりに、おっとりとした泳ぎ方というギャップが見ていて楽しいです。
成長すると20cmになるため、大きな水槽を用意してあげる必要があります。飼育は容易ですが、泳ぎが遅いので餌を食べ終わるまでに時間がかかります。
8.サンセット・ドワーフグラミー
「サンセット・ドワーフグラミー」は、ドワーフ・グラミィーを品種改良して誕生しました。同じサンセット・ドワーフグラミー の中でもコバルトブルーが強いものもいれば、逆にオレンジが強く出ているものもいます。
比較的温厚な性格なので混泳もしやすいですし、繁殖も簡単な部類に入るのでアクアリウム初心者でも育てやすいです。
9.ゴールデンハニードワーフグラミー
「ゴールデンハニードワーフグラミー」はレモン色~山吹色がかったものなどがいます。ハニードワーフグラミーを品種改良してできた種類で、体長は4cmほどと、グラミーの中では小型に入ります。
普段は温和なのですが、繁殖期に入ると混泳している熱帯魚に威嚇することがあるので、小型熱帯魚は注意が必要です。
10.パールグラミー
「パールグラミー」はお腹部分は白、身体の上半分はイエローがかっており、中央部分に黒いラインが入っています。そしてパールのような丸い模様がとても美しいグラミーです。
光の当たる角度によって、うろこがキラキラと光り輝きます。成長すると12cmにもなる中型の熱帯魚です。
温厚な性格なので混泳可能ですが、3cm以下の熱帯魚は口に入ってしまうので、混泳は避けたほうがよいです。
【体色がきれいな熱帯魚】おすすめベスト10を魚のプロがご紹介しますまとめ
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体色が綺麗な熱帯魚の中からおすすめの熱帯魚を、ランキング形式でご紹介しました。
熱帯魚を飼うとき、外見だけで判断して飼育するかどうかを決める人が多いです。
しかしその熱帯魚の特徴や飼育方法などを知らないと、購入したのはよいけれど飼育難易度が高くて育てられないといったことも起こります。
実際に熱帯魚を購入するときは、事前に自分が飼育する種類について、飼育方法などを把握したうえで購入することをおすすめします。
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