新築の家に水槽を設置するには!気を付けたい間取りと注意点を解説します

家を建てるのは人生の一大イベントです。
夢や希望を持って、こだわりの家を建てたいですよね。

新築を機に憧れのアクアリウム部屋を作ったり、壁や柱に埋め込みまれたのドラマのような水槽を作ったりする方もいるかもしれません。

そんな新築のお家に水槽を置くときに、気を付けたいポイントがいくつかあります。
大まかなポイントは以下の3つです。

  1. 水槽を置く前に!日当たりや床などのチェックポイント5項目!
  2. 下駄箱を過信しない!
  3. 埋め込み水槽は業者に早めに相談しよう!

このポイントを抑えながら、新築に水槽を置くときの注意点などを解説していきましょう。

新築で水槽を設置するのにチェックしたいポイント5つ!

まずは、新築に水槽を設置する前にチェックしておきたいポイントを5つご紹介しましょう。

安全に水槽を設置するためにも大切なポイントです。
水槽を置く前にぜひ一度チェックしてみてくださいね。

日当たりをチェック

初めに確認しておきたいのが日当たりについてです。
どの部屋にどのくらいの日が当たるのかを確認してみましょう。

水槽は、直射日光のあたらない日陰に置くことが基本です。

日が当たりすぎると、日光で水温が上がってしまい水温管理が難しくなりますし、アオコやコケの蔓延にも繋がります。
また紫外線によって水槽自体を痛めてしまう可能性もあります。

部屋の日当たりをみて置く場所を決めるのが一番ですが、もしどうしても置きたい場所に直射日光が当たるならば、カーテンや衝立などを利用して、日光が当たらないよう対策を立てましょう。

床の耐荷重をチェック

見落としがちなのが、床の耐荷重です。

水槽は実は大変重く、水を入れたときの重さは数百キロにも及ぶこともあります。

しかし、日本の法律では床の耐荷重は最低180kg耐えられるものと定められているため、場合によっては水槽を置くには床の強度が足りないことも…。

強度の足りない床に無理に水槽を置いてしまうと、床が耐えきれず歪んでしまったり痛んでしまったりというトラブルに見舞われる可能性があります。

せっかく新築した家なのに残念すぎますよね。

トラブルを防止するためにも、家を建てる際に施工業者などとよく話し合っておくとよいでしょう。
耐荷重についてもよく確認しておくことが大切です。

床の強度が足りないときには、床の上に鉄板を置いて重さを分散させるなどの対策を取ることで水槽を安全に置くことができますよ。

排水と給水口から近い場所に水槽を置けるか

水換えの負担を考えて、水道の場所も確認しておきましょう。

例えば一階に給水口がある家で、2階に水槽を置いてしまったら、水を持って階段を何度も往復しなければならなくなってしまいます。

水換えなどのメンテナンスを考えれば、水道の近くに水槽が置けるのが一番ですよね。
メンテナンスのしやすい場所に水槽を置けるかを確認しておきましょう。

水道から離れていても、水を無理なく運べる場所ならば問題ありません。

寝室に置く場合は稼働音に注意!

アクアリウムは極上の癒しを提供してくれます。癒し効果を期待して、寝室に水槽の設置を考える方もいるでしょう。

しかし、水槽はエアレーションやフィルター、クーラーや落水音など、何かと音が出るものです。
気にならない方ならばよいですが、騒音と感じてしまえば気になって寝付けなくなってしまうということもあるでしょう。

寝室に水槽を置くときにはよく考えて、同じ部屋で寝る人がいるならば、必ず相手にも相談してから設置するようにしましょう。

新しい水道管と水に要注意!

新築の家に多いトラブルの一つに、水道のトラブルがあります。
水が出ない、水が濁っている、匂いがするなどは良くあるトラブルです。
また、水道管の中に製造上の薬剤が残っているということもあるようです。

人間には害のないレベルだとしても、小さな水槽の中の生体には毒になることもあります。

新築で初めて水を使うときには、まず問題なく水が出ることを確かめてください。
水槽に使う場合には、十分に水をかけ流しにするか、しばらく水道を使用した後で、水槽の水として使うなどすれば安心です。

下駄箱を過信しない

玄関に設置された下駄箱の上に水槽を置いているのをたまに見かけますよね。

お魚達が来客を出迎えてくれると爽やかですし、自分が帰宅したときに、まずお魚が目にはいるとほっと癒されます。

水槽の置場所として、下駄箱の上はかなりポピュラーですが、実はその置き方は危ないかもしれませんよ。
水槽の置き場所を考える上で重要な、耐荷重について解説していきましょう。

水槽設置に必要な耐荷重について

先ほども軽く触れましたが、水を入れた水槽はかなりの重さになります。
例えば一般的な90cm水槽の重さはなんと250kg以上!

250kgといったら雄のライオンの重さに相当します。
ライオンを一頭、下駄箱に乗せていると考えたら…下駄箱なんてすぐ壊れてしまいそうでゾッとしてしまいますよね。

一般的な下駄箱は、もちろん250kgを支えるだけの強度はありませんので、水槽を置くのは危険といわざるおえません。

水槽のサイズを下駄箱に置けるようなものにサイズダウンするか、専用の水槽台を使用することをおすすめします。
特に、水槽台は水槽の重さに耐えられるだけでなく、何かと管理がしやすいように設計されているものが多いのでおすすめです。
玄関に水槽を設置するときには、置き方や置き場所を考えましょう。

壁に水槽を埋め込む場合は早めに業者を決めよう

公共施設やテレビなどでみかける、壁や柱と一体化した埋め込み式の水槽。おしゃれで憧れますよね!

新築の機会に家に設置をしようと考えている方もいるかと思います。

しかし、埋め込み式の水槽は、設置に時間がかかる上に、不要になったときの対処も難しいです。

埋め込み式水槽を作るときの注意点を解説しますので、設置を考える際の参考にしてみてください

水槽を埋め込むには約1ヶ月以上!

家が出来上がってから、さて水槽の埋め込みを考えよう!なんて悠長なことはしていられません。
埋め込み式の水槽を作るには、約1ヶ月以上の時間がかかります。

水槽業者だけでなく、建築や内装の業者とも綿密な打ち合わせが必要となるからです。

すでに出来上がってしまった家に埋め込んでくださいといっても、間取りや部屋の構造上できないこともありますので、なるべく早い段階から業者に相談しておく必要があります。

水槽を埋め込みたいならば早めに決断しましょう

注意!一度埋め込んだスペースには水槽しか入らないことも

埋め込み式の水槽は、その名の通り壁に穴を空けて水槽を埋め込みます。

もちろんメンテナンスのために水槽を取り出すことはできますが、水槽をどけたら壁には穴が残ってしまうわけです。

つまり、もし何らかの理由で水槽をどかすことになったとしても、壁に穴が残ってしまいます
また水槽サイズに合わせて穴を開けますので、水槽を置く以外の活用法はなかなかありません。他のものは置けないことがほとんどです。

穴を開けてしまったらもう取り返しがつきませんから、よく考えてから設置を決めた方がよいですね。

まとめ:注意点に気を付けて安全に水槽を導入しよう!

家は一生ものの買い物です。

これからずっと住むのですから、後悔の無いようにしたいですね。
理想を追及するのもいいですが、住んだ後のことをイメージしながら、物事を決めていくとよいでしょう。

新築の家に水槽を設置するときのポイントに注意しながら、安全に水槽を運び入れましょう!

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