2020年も終わりに近づいてきました。2021年は丑年!牛といえば白黒模様ですね、
アクアリウムにも白黒模様の生き物を取り入れて2021年を盛り上げてみませんか?
今回は、牛に似た模様を持つものや、牛を連想させる白黒柄の生き物を11種類ご紹介していきます!
- ホルスタイン・タティア
- ホワイトサラサ・プラティ
- ダルメシアン・モーリー
- コリドラス・パンダ
- 錦鯉(白べっ甲など)
- 白黒オランダ
- インペリアル・ゼブラプレコ
- ビーシュリンプ(黒バンド系)
- ピントシュリンプ
- ゴールデン・マーブルエンゼルフィッシュ
- 番外編:ウミウシ
水槽のワンポイントになってくれるような生き物もいるので、気になるものがいるかチェックしてみてください!
牛柄の魚・生き物10選+1
それでは早速、牛柄や牛を連想させるカラーの生き物を10種類と、番外編1種類をご紹介いていきます。
モノクロカラーの生き物は一見地味に感じるかもしれませんが、中には混泳相手や水槽レイアウト次第で、その色がよく映え水槽のワンポイントになってくれる生き物もいますよ。
ホルスタイン・タティア
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まず最初にご紹介するこちらの魚、名前に「ホルスタイン」とついているように、乳牛を連想させるカラーと柄を持っているブラジルに生息している魚で、ナマズの仲間なんです。お値段はちょっとお高いですが、大きな目とどことなくゆるキャラ感のある容姿に魅かれる人も多いんですよ。
意外に動きが早く夜行性という特徴があり、飼育環境がよければ10年近く生きることもあります。成長すると10cm前後になるので、45~60cm以上の水槽飼育がおすすめです。
ホワイトサラサ・プラティ
ホワイトサラサ・プラティの柄は、ダルメシアン柄という人もいますね。1匹ずつ模様や色の割合が異なりますが、白ベースに黒模様が入るという特徴があります。
最大サイズや飼育方法は一般的なプラティと同じです。pHが低いとヒレをたたむようになり、尾ぐされ病などの病気にかかりやすいです。
プラティの育て方に関しては、このページをチェック!
ダルメシアン・モーリー
トロピカでも何度か紹介しているコケ取り魚のモーリーにも、牛を連想させるような、白黒柄の品種がいます。
ダルメシアン・モーリーは改良品種で、成長すると6cm前後になります。白ベースに入る黒い模様が特徴で、ブラックモーリーのようにコケだけでなく水面の油膜も食べてくれるのでお掃除役としても活躍します。
飼育方法は他のモーリーと同じですが、卵胎生なのでペアで水槽に入れておくと、爆発的に増えることがある点は注意が必要です。
モーリー飼育の基本は、このページをチェック!
コリドラス・パンダ
牛を連想させる白×黒模様ということで、カワイイ顔が人気のコリドラスからは、パンダをご紹介!
大きさは3~5cmほどで、きちんとした環境で育てれば5年以上生きることもあります。基本的に水槽の底面にいる魚なのですが、時々水面まで急上昇してくることがあります。これは、空気を吸っている動作で1日に数回程度であれば心配ありません。
しかし2~30分に1回など頻繁にこの動作を繰り返すときは、エラに病気があったり、酸欠になっている可能性がありますので、原因に応じた対策を行ってあげてください。
酸欠については、このページをチェック
コリドラスの基本的な飼育法や、おすすめの底砂に関してはこのページをチェック!
錦鯉(白べっ甲など)
錦鯉というと赤×白や、赤・白・黒の3色のものを思い浮かべる人が多いのではないでしょうか。実は錦鯉にも白ベースに黒い模様の入る種類がいるんです。
- 白べっ甲:銀色ベースのボディカラー、背中部分に黒模様が入っている錦鯉。
- 九紋竜:白ベースに頭部~尾にかけて、空を流れている雲のような黒い模様が入ります。
- メタリック九紋竜:九紋竜の白い部分がプラチナのような色合いになっています。
美しく雄大な錦鯉はなんとなく池にいるイメージで、「錦鯉は大きくなるから自宅飼育は無理」と思ってしまいがちですよね。
しかし、錦鯉は飼育環境に合わせたサイズになるという特徴があるので、しっかりと機材を揃えれば室内飼育も可能な魚なんですよ!
錦鯉の飼育に関しては、このページをチェック!
白黒オランダ
金魚も赤×黒や真っ黒といったイメージを持つ人が多いのではないでしょうか?
しかしオランダ品種には、白黒カラーが綺麗な品種もいます。それが白黒オランダです。
基本的に頭部は黄色がかっていて、背中と尾ひれに黒い色が入ります。全体に黄色・黒が入るものもなどもいるので、お気に入りの模様の子の探すのは大変かもしれません。
また尾ひれの短いショートテールタイプも存在しています。
金魚の基本的な飼育法に関しては、このページをチェック!
インペリアル・ゼブラプレコ
ゼブラの名前の通りシマウマのようなシマシマ模様が特徴のインペリアル・ゼブラプレコ。
プレコは種類が豊富で中には最大1mにもなる大型種もいますが、こちらのプレコは小型種でショップで販売されているものは、3~5cm前後のものが多いです。
成長しても9cm前後と個人宅でも飼育しやすいサイズで、比較的丈夫な魚なのでプレコ初心者さんやアクアリウム初心者さんでも飼育しやすいですよ。
プレコの基本的な飼育法に関しては、このページをチェック!
ビーシュリンプ(黒バンド系)
赤×白という明るい色合いで小型ということから人気の高いビーシュリンプ。水槽のワンポイントに入れている人も多いですが、改良品種で白×黒という色合いのものがいます。
飼育方法は一般的なビーシュリンプと変わりりません。
赤系のビーシュリンプ水槽や、比較的色が鮮やかな魚を飼育している水槽にこの白×黒のビーシュリンプを入れると、お互いの色を引き立てあってより一層綺麗で生き生きとした水槽に見えることでしょう。
ビーシュリンプの飼育に関しては、このページをチェック!
ピントシュリンプ
種類が豊富なエビ類、ピントシュリンプの名前を初めて聞いたという人もいるのではないでしょうか。こちらのシュリンプは、ドイツのブリーダーが複数種かけ合わせて作出した改良品種で、「ピント」は斑模様のことを指しています。
今までご紹介してきた生き物は白地ベースのものが多かったですが、こちらのピントシュリンプは、黒の割合が比較的多めなものも多いです。やはり1匹ずつ色の割合が異なり、黒地に白が入っているものや、黒部分の少ないものなど個性豊かなので、お気に入りを探して飼育するのもいいですね。
飼育方法はビーシュリンプと同じで大丈夫です。
ゴールデン・マーブルエンゼルフィッシュ
白地ベースに黒模様の入ったエンゼルフィッシュです。「白と黒の割合が9:1」になっているものもいます。こちらもやはり黒色の入り方はさまざまで、顔や背びれなどにも黒色が入るものも多いです。
マーブル(大理石模様)と名前についていますが、どちらかというとゼブラ模様のように、ボディ部分い縦長の黒い模様が入っているものが多い傾向にあります。
エンゼルフィッシュの飼育の基本は、このページをチェック!
番外編:ウミウシ
熱帯魚よりも原色系が多くカラフルな海水魚水槽ですが、ウミウシの中には牛のような白×黒の品種がいます。それがコイボウミウシです。今までご紹介してきた生き物は、白ベースばかりでしたが、コイボウミウシはベースが黒。体のいぼが白いという特徴があります。
ちなみにウミウシの名前の由来は、角が牛の角のように見えることからこの名前がつけられたといわれているんですよ。
ウミウシ飼育は、まだ解明されていない部分が多く餌付けが難しいこと、混泳相手によっては攻撃的になることからアクアリウム初心者や、マリンアクアリウム初心者さんには難易度が高いです。
もしもウミウシ飼育をしたいというのであれば、アクアリウム・マリンアクアリウム両方を経験して知識もしっかりとつけた上での飼育をおすすめします。
まとめ:2021年!牛柄の魚・生き物10選!白黒でかわいい種類をご紹介!
2021年は丑年ということで、今回は牛柄や白黒カラーで牛を連想させるような色合いの生き物を11種類ご紹介しました。
気になる生き物はいましたか?
干支である牛を連想させることから、縁起を担いで黒系のビーシュリンプやホルスタイン・タティアなど比較的飼育しやすい生き物を飼ってみてもいいかもしれませんね。
ただし初めて飼育する生き物は、お迎え前に飼育環境や混泳可能かなどをしっかりと調べておきましょう。下調べをしてから飼育すれエバ、後から失敗したと思い悩んだり、死なせてしまう確率を下げることができます。
生き物の模様はランダムでみんな個性的です。ぜひお気に入りの一匹を見つけてみてくださいね!
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