魚を飼ってみたい、海水と淡水どっちをやってみよう、むしろ色々やってみたい!
色々な考えを持っている方もいると思います。
その中で水草水槽を始めたいと思っているみなさん!
魚の成長を楽しむとともに水草の成長もたのしんでみませんか?
水草を探す
水草を育ててみたいけど初心者でも上手く出来るのか。そう思っている人に私達が愛用している水草を育てやすい水草を紹介していきます。
水草の種類
ウォーターウィステリア
学名: Hygrophila difformis
分類 :キツネノマゴ科オギノツメ属
分布:東南アジア
水中葉は深い切れ込みが複雑に入っており非常に装飾的な水草です。
価格もお手頃なので、初心者の方にも大変オススメ出来るの水草です。
一般的な軟水の水槽でpH5.0~7くらい。水温30℃までと非常に広い範囲の水質で育ちます。
育てていくとこのようになります。
茎頂が水面に達する直前に10cm程度下げるように下部を切り、底床へ差込めば容易に根付いていきます。
切られた親株からも新芽が見られます。
これらの新芽も、最初は小さい葉なのでそこからも成長を楽しめます。
ハイグロフィラ・ポリスペルマ
学名:Hygrophila polysperma
分類 キツネノマゴ科オギノツメ属
分布 東南アジア
ハイグロフィラ・ポリスペルマは有茎水草の中で最も一般的な水草ではないでしょうか。
丈夫で広い適応範囲を持つ美しい水草です。
成長が早く、初めての方でも成長も楽しみやすいスタートプランツとして最適です。
1本ずつ植えていると、2~3日で水中葉を伸ばし始め、2~3週間で水面まで達するほどです。
こちらも有茎草なのでウォーターウィステリアと同じ感覚で育てることができます。
密生させている画像です。
やはり1本だけとは違いまとまっているとまた違う表情になりますね。
アヌビアス・ナナ
学名:Anubias barteri var.nana
分類: サトイモ科アヌビアス属
分布: アフリカ
水草のなかでも代表的な水草のひとつです。
アフリカ原産の人気の高い水草で、人気丈夫で育てやすく、小さな卵型の濃緑の葉は厚みのあるある美しい葉形をしています。
名称のnanaは小人、背の低いという意味もあります。
株を分けてあったものを密接してみました。
1つの株とはまた深みのある印象になりましたね。
成長はゆっくりなので長い目で成長を楽しむことが出来ます。
増やし方は、根茎の株分けをする方法です。
アヌビアス・ナナの株分けは、葉が5枚程付いた茎をカッターや鋏で切り分けるだけで、特に問題はありません。
葉を全部切り落としたとしても、新しく小さな葉が出てきて成長する丈夫な水草です。
切り分ければ株は、新芽を作ります。
ミクロソリウム・ウィンデロブ
学名:Microsorum pteropus var Windelov
分類:ウラボシ科ヌカボシクリハラン属
分布:東南アジア
先端に向かって細かく枝分かれしていく、ミクロソリウムの改良品種です。
幅広い水質に対応し、非常に丈夫な所から、古くから親しまれている水草でわないでしょうか。
着生(張り付いて成長)する性質と生長が遅いので、レイアウトで長期維持が可能な点もグッドですね!
密接にしてみました。
葉の先の枝分かれした葉っぱが非常に綺麗ですね。
アヌビアスも同じで流木、石にも活着させることができるのでなかなかのポテンシャルの高さを持っております。
他にもたくさんの水草があります。
今回は1部の水草を紹介していきました。
他にも丈夫で値段もお手頃な水草、そして管理の方法は同じでも成長の仕方はそれぞれはたくさんあります。
まだまだオススメしたい種類がありますのでまた紹介することができたらと思います。
生き物が好きで動物関係の専門学校へ入学。
アクアリウムの飼育サークルへ入部し、アクアリウムの魅力に取りつかれる。
以降、自分の好きなものを仕事にしたいという想いからアクアリウム業界に勤めています。
自宅でも淡水魚や海水魚、サンゴなど様々な魚を飼育管理しています。実家では大型犬を4頭、出店で持って帰ったミドリガメを15年以上、家族の一員として迎え入れています。