水草を使ったアクアリウムにご興味を持たれ、チャレンジしてみたいと思われたことはありませんか？
水の中でゆらゆらと揺れるグリーンを眺めて癒されたり、日々少しずつ成長し変化していく水草の様子を楽しんだり、ご自宅でも気軽にできるのが水草を使ったアクアリウムの魅力です。
水槽内に、自分の思い描くいかなる風景をも表現することが可能なので、想像次第で幾通りものレイアウトが完成します。世界に1つだけの自分だけの水草を使ったアクアリウムを作ってみませんか？今回は水草水槽の作り方やポイントについてご説明します。
水草水槽を作る際に必要なアイテム
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- 水槽
- 大磯砂
- 流木
- 石
- ビニタイ
- ハサミ
- 水草
初心者におすすめの水草
1. アヌビアス・ナナ
水草の中でも、初心者から上級者まで幅広い層にとても人気が高く、特に初心者におすすめの水草です。特徴として、葉が肉厚で大ぶりな為ボリュームを出しやすく、青々とした葉がレイアウト構成の中心として素敵に引き立ち、水槽内をとても華やかにみせてくれます。
また、成長はゆっくりとしていて遅めではありますが、葉が厚く硬いので魚達にかじられてしまう事も少ないので、安心して育てることができます。
さらに、夏時期の高い水温にも耐えられる丈夫さが育てやすさの魅力の1つでもあります。その他、高光量・CO2添加が不要なので、水質のチェックやトリミングもさほど必要としないため、初心者向けの水草と言えます。
2. ミクロソリウム
成長がゆっくりとしているので、お手入れをあまり必要としない水草です。そのため、とても扱いやすいです。水槽内に入れる事で、レイアウトに簡単にボリューム感を持たせることができるのも魅力です。初心者の方でも安心して取り入れることができるので、おすすめの水草です。
アヌビアス・ナナと同様に、木や石に活着させて飼育させます。しかし、高い水温を苦手とする水草の為、夏場など気温の高い時期には注意が必要です。取り入れるときには水温に気をつけると良いでしょう。
3. アナカリス
非常に生命力が強く、あらゆる環境にも順応できるという特徴を持った水草です。室内に十分な明るさが確保されていれば、ライトがなくてもたくましく成長していきます。わずかな栄養でも育つので、水槽内の窒素が過剰になってしまうと、コケが発生してしまうので注意が必要です。このような場合は、エビなどで対処するのがおすすめです。
水に浮かべて育つ水草で、水面上の葉からは白い花が咲いているのが見え、とても可愛らしいです。
コストパフォーマンスがよく、お手入れが簡単なため、初心者の方にとてもおすすめの水草です。1つだけ注意していただきたいのが、成長のスピードがとても早いので、定期的なトリミングが必要になります。
4. リシア
![(水草)リシア(無農薬)(3パック分) 本州・四国限定[生体]](https://images-fe.ssl-images-amazon.com/images/I/61gmiQfmNQL.jpg)
本来は浮草ですが、水槽の底に沈めておく事で水槽内をとても彩り豊かにすることができます。この水草も非常に育てやすく、どんな水質でも育成することができます。また十分な光を確保できる環境であれば、沢山の酸素を放つ美しいリシアを眺めることができます。
リシアを水槽の底に沈めるのは、初心者の方には少し難しいかもしれませんが、水面に浮かせるだけでもとても素敵なのでおすすめです。
水草水槽の作り方
まず、水草を植える時には、購入時のポットや鉛を外します。根を傷つけないように丁寧に1、2株に分け、植え付けやすいようにしてください。傷んでしまったり、溶けてしまったりしている部分があれば、きれいに取り除きましょう。
茎を痛めないように、優しく掴んで植え付けます。ピンセットを使用するとやりやすくなるのでおすすめです。しっかりと水槽の底に植え込んでください。水草が浮いてきてしまう場合は、おもりを使用するのがとても簡単で便利な方法です。
初心者におすすめの水草についてもっと詳しく知りたい方は
こちらの記事をご覧ください！
日本産の水草を利用してアクアリウムを作ってみよう
販売されている水草の多くは、熱帯地域から輸入されたものになります。しかし、実は日本の水田やため池でも簡単に水草を入手することができるのです。日本産の水草を使用して、オリジナルのアクアリウムを作ってみるのもおすすめです。
主な日本産水草の種類
マツモ、ウキクサ、アオウキクサ、オモダカ、カボンバ、アナカリス
採取方法
水草を採取する際は、根をいたわってあげてください。根こそぎとるイメージで採取するのがポイントです。多くの場合、採取した水草には、貝や小さい水生昆虫などが付着しています。採取した時点で、極力取り除くようにしましょう。
また、田んぼや川などから採取した水草には、農薬や雑菌が付いている可能性もあります。水槽に入れる前に、必ず水道水などでしっかりと洗い流してください。
まとめ
初めての方でも育てやすい、水草のアクアリウムについてご紹介致しました。様々なレイアウトを考えたり、実際に植え付けてみたりと試行錯誤やっていく過程もとても楽しいです。
努力の甲斐あって、自分のイメージ通りの、そして世界で1つだけのアクアリウムが出来上がった時の達成感は何とも言えなないはずです。ぜひチャレンジしてみてください。
水槽のプロが所属するサイト運営チームです。
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コメント
用水路で採ってきたヌマエビをしばらく飼ってたんですが、市販て買ってきたメダカ用の黒い砂利を入れたら全滅しました。一緒に入ってたメダカは大丈夫です。何か考えられる理由はありますか？
砂利により飼育水のpHが変わってしまったのが原因かと思います。
エビは非常に敏感ですので、底砂の変更は難しいところです。