金魚や熱帯魚を飼育していて、ガラスについた白い汚れが気になったことはないでしょうか?
1度こびりついてしまうとなかなか落とせないですよね。
見た目も決して良くありませんよね。
なんとかしたいと思っているかたも多いのではないでしょうか。
そこで今回は、水槽に付着した頑固な白い汚れの撃退方法をお伝えしたいと思います!
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そもそもガラス面に付いた白い汚れの正体って?
まず水槽に付着した白い汚れの正体は一体何なのでしょうか?
これは水道水に含まれる炭酸カルシウムと塩がガラス面に付着したものです。
水道水の硬度が高ければ高いほどこれらの物質が多く含まれます。
一般的には水垢と呼ばれており、キッチンのシンク等に付着した白い汚れと同様のものです。
レベル別!ガラス面に付着した白い汚れの撃退法! 4つ
それではこの白い汚れの撃退方法を紹介していきましょう。
当然、汚れにも程度がありますので程度ごとの方法を紹介します。
※アクリル水槽の場合は傷が付いてしまう可能性があるので自己責任でお願いします。
1.メラニンスポンジでこする 汚れレベル★
この方法は本当に汚れが薄っすら出ている程度の場合です。
濡らしたメラニンスポンジで少し強く擦ってあげれば、簡単に落とせます。
2.市販のガラスクリーナーを使用する 汚れレベル★★
実は水槽用の水垢を落とす商品が販売されていています。
インターネット通販等で簡単に購入することができます。
薄いシート状のものや、スポンジタイプといった種類があります。
汚れの程度に合わせて使用できる商品も販売されているので、自分の水槽の汚れの程度に合った商品を選択しましょう。
上の写真のように比較的汚れが薄かったり、出はじめてからの期間が短いものは意外と簡単に落とせます。
3.食酢またはクエン酸を使用する 汚れレベル★★★
ズバリ!科学の力を使いましょう!!
具体的にどういうことかと言いますと、化学反応で汚れを溶かします。
炭酸カルシウムは、強酸に溶けやすいので食酢やクエン酸を使用しましょう。
食酢またはクエン酸を含ませた布やキッチンペーパを数時間当てておきます。
当てておく時間は汚れの程度によって決めましょう。
何度かはがしてみて、汚れがとれていたら上で紹介したスポンジ等で擦って落とします。
ただし、この食酢やクエン酸が水槽内に混入してしまうと、魚や水草に影響を及ぼします。
飼育水槽でこの方法をとる場合は自己責任でお願いいたします。
4.物理的に削って削ぎ落す 汚れレベル★★★★
ガラス水槽であれば上で紹介した化学反応処理後に、
カッターの刃や金属製のスクレーパーなどを使用して削ぎ落とすことも可能です。
ただし、鋭利な面を水槽に向けてしまうとさすがに傷が付いてしまうのでこちらも自己責任でお願いいたします。
上の写真のように、ひどくこびり付いてしまった白い汚れは固く固着して落とすのが非常に大変です。
水槽に付着した白い汚れの撃退法まとめ
今回は水槽に付いてしまった頑固な白い汚れの撃退方法を紹介しましたが、いかがだったでしょうか。
1度付いてしまった汚れは落とすのが大変なので一番大切なことは
”少しでも汚れを見つけたらその場で除去する”
これに尽きると思います。
見た目が美しくなければアクアリウムのモチベーションも下がってしまうものです。
こまめに掃除することが大切だと思います。
水槽の中身も、外見も綺麗にして素敵なアクアリウムライフを楽しみましょう!
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