夜店やお祭りの金魚すくいの金魚を死なせない4つのポイント

夜店やお祭りを覗くと、金魚すくいがどこでもやっていますね。

ついすくって家に持ち帰ったけど弱っている!!!死んじゃうかも!!??

という時の対処法や治療法など、色々なコツをお教えします!!

ポイント1! 金魚を袋から容器に入れてあげよう!

1日くらい袋のままでも平気だろ。と思うかもしれませんが駄目です!!

袋のままでは金魚は休むことができません。なんでもいいので容器に入れてあげましょう!

一番は水槽や金魚鉢に、もしなければバケツや虫籠、大きいビンなど、それも無かった場合は最終手段でペットボトルがあります! 口の部分を切って入れてあげましょう!

ポイント2! 水温を温めてあげよう!!

もし水が冷たく、魚が弱っている場合は水温を上げましょう!

人間にとっての気温や暑さ寒さは、魚にとっては水温です! 寒いとそれだけ免疫力などが低下してしまいます!

できれば少しづつ水温をあげて、最終的に28℃くらいまでは上げましょう!

水温の上げ方

水槽があって、水槽用ヒーターもある場合は、ヒーターを稼働させてください!

水槽が無い場合は、もしお持ちでしたら、容器の下にパネルヒーターを置いてください!

小動物爬虫類用などで販売されています!

 何も無い場合はぬるめの水を入れてあげてください!

急に水温が上がると、魚にとってはストレスを感じてしまいます。少しづつ上げていきましょう!

ただし注意点!!! 水道水をそのまま魚の容器に入れてはいけません! 水道水には塩素が入っています。魚にとって塩素は毒ともいえるので、塩素を抜きましょう!

夏場は水道水に含まれる塩素量が多いので注意しましょう!

 

ポイント3! 金魚に空気をあげよう!

魚も息をしています! 魚は水の中に含まれる酸素を鰓から取りいれています。

時間がたつと、水に含まれる酸素の量はドンドン減ってしまいます。

そうすると金魚は息が出来ずに酸欠状態に陥ってしまいます!

金魚が水面で口をパクパクしていたら酸欠状態になっているかもしれません。

金魚に空気をあげる方法

↑の写真は金魚とは別の魚です。

  1. エアレーションをしよう!
    エアレーションと呼ばれる空気を出す装置があります! もし近くにペットショップやホームセンターがあれば購入して頂き、水槽に入れてあげてください!
    このエアレーションは金魚が弱っている時だけでなく、常に入れておく方が良いでしょう!
    ↑の写真の他にも、色々な形のエアレーションがあります! 自分の好みに合わせて入れてあげてください!
  2. 水をかき混ぜよう!
    水はかき混ぜるだけで、中に空気が含まれていきます。 なので水をかき混ぜましょう!
    ここで注意点が3つ!!
    1.
    魚がいる容器で水は混ぜてはいけません! 魚に負担やストレスがかかってしまいます
    2.水温に気をつけて! 少しぬるめの水を入れましょうね!!!
    3.塩素に気をつけて! 塩素の抜いた水を使用しましょう!

空気を沢山含んだ水の作り方をお教えします!
一番簡単な方法は、ペットボトルに、塩素を抜いた少しぬるめの水を入れます。 きちんとキャップを閉めたらとにかくシャッフル!!! これだけで空気を沢山含んだ水の出来上がり! 金魚のいる容器にゆっくり優しく入れてあげましょう!!

ポイント4! 裏技! 金魚に塩を使って元気にさせよう!

金魚に塩!? と思う方もいますが、魚にとって塩はとっても便利アイテムなんです!

プロの間では『塩浴(えんよく)』とよばれています!

その塩浴の効果は3つあります!

  1. 傷の手当て!
    塩には少しですが新陳代謝の向上効果があります! そのためダメージケアに最適な薬ともいえます!
  2. 浸透圧を良くする!
    金魚は塩分濃度が0.5~06%と言われています。普通の水道水ではほぼ0です。
    魚は常にその浸透圧の差に体力を奪われています。 そこで体力を使っていては弱った体の修復はできません!! 浸透圧を金魚と同じにしましょう!
  3. 殺菌効果がある!
    様々な病気の初期治療や、塩に弱い寄生虫などから金魚を守ることが出来ます!

塩浴のやり方

使う塩は金魚の塩浴用の塩も販売されていますが、一般的な塩(人が使う塩)で大丈夫ですよ!

容器内の水を0.5~06%の塩水にしたいので、水1リットルに対して塩は5グラム程です

急に塩分濃度をあげるのでは無く、すこしづつ塩水を足していき、最終的に0.5~0.6%を目指しましょう!

期間は1週間くらいを見ましょう! その間は餌はあまり与えないようにしましょう! 水が汚れてしまいます!

1週間たっても金魚の体調が良くならない場合は水をまた新しい水に換えてから塩浴しましょう!

 

塩浴の注意点!

塩浴をやる場合は、隔離水槽と呼ばれる水槽でやりましょう!

元気な金魚と弱った金魚がいる場合は、弱った金魚だけ、別の水槽や容器にいれてから塩浴をしましょう!

その弱った金魚だけ隔離したいので、水槽じゃ無くても大丈夫です!

水草が生えている場合は、隔離水槽に金魚を移すか、水草だけ他の容器に入れておきましょう!

水草に塩は駄目です! 水草が枯れて、水質を悪くしてしまいます!

 

すぐに水槽を買いに行こう!

以上の4つのポイントはあくまで水槽を買うまでの応急処置だと思ってください!

このままでいっかー。 とは思わずに、大切な金魚の命の為に、すぐにペットショプやアクアショップ、ホームセンターに行き、水槽を買ってあげましょう!

 

金魚は長生きです。とっても大きくなります。金魚小さいから、といって小さい水槽で沢山の金魚を飼うのではなく、大きい水槽で優雅に金魚を泳がせてあげましょう!!

 

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1件のコメント

  1. くうちゃん より:

    教えていただきありがとうございます。🐟

※返信にお時間をいただいております。
弊社公式サイトのお悩み相談フォームですと早めに返信できますので、よろしければそちらもご利用ください。

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