大切に飼っていた熱帯魚が死んでしまった。そんな悲しい出来事がいずれ起こりますね。
そんな時に、どう動けばいいかをお教えします!
熱帯魚が死んでしまった!
熱帯魚が死んでしまったらまずは何をするべきか?
最初にやるべき3つの手順をお教えします
まずは水槽から出そう 手順1
死んでしまった熱帯魚を見つけたらすぐに網などを使い水槽から出しましょう。
小さいバケツなどがあれば一旦そちらに移すか、ポリ袋などに入れましょう。
水槽に入れたままにしておくと水質悪化の原因になります!
網は100円均一などで揃える事ができるので準備しておきましょう。
死んでしまった熱帯魚を見ましょう 手順2
可哀そうですが、死んでしまった熱帯魚を見てみて下さい。 その魚が病気なのか、感染症なのか、他の魚との関係なのか、急死なのか、原因が分かります。
病気や感染症の場合、混泳している魚も危ないので対処しなくてはいけません。
熱帯魚が入っていた水槽を見てみよう 手順3
水槽を見て、他の魚や水草などに病気などが移っていないかを確認しましょう。
病気、感染症が確認できた場合は対策や改善をしましょう!
熱帯魚が死んでしまったら水槽はどうしたら?
他に魚がいる場合
何匹か一緒に混泳している場合、不安な事が2つあります。
- 病気や感染症が移っている
死んだ熱帯魚が何か病気や感染症にかかっていた場合、他の魚もなっていることが多いです。 何も対策をしないと、次々と熱帯魚が死んでしまいます!
- 水質の悪化
死んだ魚が少しでも水槽にいると、水質が一気に悪くなります。 この時にきちんと水換えをなどを行わないと、水質悪化で他の魚が弱ってしまいます。
魚がいなくなってしまった場合
1匹だけの飼育をしていた場合、新しい魚をそのまま入れるのは、水質の問題的にもオススメしないので一度リセットをしましょう。
リセット方法は、まず水はすべて捨てましょう。
水草やライブロックがある場合、新しい水(ライブロックの場合海水)で少し洗うなどをして、水槽に入れておきましょう。
砂やレイアウトアイテムは、捨てるか、すべて煮沸しましょう。 水荒いよりも、より綺麗にすることができます。
もちろんソルト系やライブサンドなどの煮沸できないものもありますので、砂によって対応を変えましょう。
熱帯魚が死んだら埋める?捨てる?
水槽の対策や処理はできるけれど、いざ死んでしまったこの熱帯魚、どうするのが一番いいのでしょうか。
土に埋める。この方法をとる人も多いのではないでしょうか?
ですがマンションやアパート暮らしで、埋められる場所が無い人、一軒家でも埋められる場所がない、そんな人の方が多いのではないでしょうか。
実は一番良いとされる方法は、「袋に入れて縛って燃えるゴミに出す」とされています。
ただし、各自治体に確認を取ってからでお願いいたします。 大型魚が死んで燃えるゴミに出そうとしたら、自治体ともめた事がある、なんて人を見かけた事があります。
土に埋めると、病原菌が発生したり、猫や他の動物が掘り返してしまう可能性もあれば、その魚を食べて感染症(エロモナス)などが移り死んでしまうこともあるんです。
ずっと取っておくわけにもいきません。 犬猫や小動物でしたら火葬車がありますが、小型熱帯魚ですと難しいかもしれません。 病気萬栄を防ぐ為にも、燃えるゴミに出す事をおススメします。
魚が減った? いなくなった?
水槽を長く続けていると、「あれ? 死んでないはずなのに、なんか魚の数が減っている」
こんなことが起きます。
隠れている?死んだ? 色々な可能性があります!
隠れている場合
流木や石の下、水草の間に隠れている可能性も。 種類にもよりますが、砂の中に潜る魚もいます。
こんな事がありました。
海水水槽で、エビを入れたはずなのにどこをどう探しても見つからない! 隠れらる場所といえばライブロックしかない。 ライブロックだけを別水槽に移し何日か経つと、ヒョコっと出てきた! エビは狭い場所でも入ってしまいます。 それを見つけるのは至難の業。
見えない、じゃあ死んだのか。 そう思うのでは無く、もしかしたらどこかに隠れているかもしれない! と探してみましょう。 そっとしている間や、人が寝静まった時間に動いているかもしれません
死んでいる場合
死んだ状態が見えなくても、死んでいる事もあります。
海水水槽で入れる事も多いライブロック。これには稀にカニやヤドカリが中の方に入っている事があります。 死んだ熱帯海水魚が沈んでいると跡形も無く食べてしまうことも。
淡水水槽でも、肉食気のある魚ですと、弱っている熱帯魚や死んだ熱帯魚がいると少しつついて遊んだり、食べることも。 朝起きたら骨だけ残っている!? こんな嫌な事もあります。
魚が減っていると感じて数日探して待ってみても出てこない場合は、こんな可能性もあります。
熱帯魚も大切な家族
大切な家族の一員である熱帯魚が死んでしまったら悲しいですよね。
いつかは死んでしまう。けれど一日でも一緒にいたいので、掃除メンテナンスや餌やりなど、日々の小さなことから改善していきましょう!
病気にかからせない事や、ストレスフリーな生活を魚にも送ってもらいましょう!
水槽のプロが所属するサイト運営チームです。
淡水魚・海水魚・水槽設備やレイアウトのことまで、アクアリウムに関する情報を発信していきます!
コメント
ドクターフィッシュがこの三日間、10ひきずつ死んでます。ポンプは絶好調
なぜだかわかりません。行きつけの熱帯魚店長に本日、助けをもとめにいってきます
結果がわかり改善したら、報告します
10匹づつとはショックですね・・・。
原因が解明されることを願います。
10匹ずつ死んでいるんじゃ???沢山飼われてるんですね。私はもう8年くらい少しずつ亡くなりましたが、
今は4匹元気です。水槽が小さいとかはないですか?
亡くなると悲しいですよね。昨日1匹亡くなってしまいましたが。悲しい気持ちで感謝を言いました。8年飼われていたシマドジョウなので。何回もメスで卵を産み取りきれなくて、数匹稚魚になり今は大きくなっていますが。原因わかると良いですね。
コメントありがとうございます。
10匹づつ亡くなるのはやはり水質の悪化が深く関係していると思います。
生体が亡くなると本当に悲しいですよね。
本日飼育していたゴールデンハニードワーフグラミーが2匹どうじに亡くなりました。
あきらかに病気だったので2週間隔離して薬浴させていたのですが、手を打つのが遅かったようです。
初めてのアクアリウムで初めて死なせてしまい、悲しい気持ちでいっぱいです⋯。残ったグラミーは元気に泳ぎ回ってるので大事にします。
コメントありがとうございます。
病気治療は魚の体力をいかに温存するかの戦いなので、とても難しいですよね。
しかし、少しづつですがそういったことも経験になります。
残ったグラミーを存分にかわいがってあげてくださいね。