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水槽の大掃除!年末に行う水槽の水換え

皆さん年末にはお家の大掃除をしますよね。

スッキリした気分で年始を迎えるために、普段掃除できないところまで細かく掃除すると思います。

ついでにと言ってはなんですが、アクアリウムも一緒に大掃除してみてはどうでしょうか?

水槽にも普段掃除できない場所がたくさんあります。

ですので今回は年末に行う水槽の大掃除と水換えについて紹介させて頂きます!

年末に大掃除するポイント5つ

それでは年末の水槽大掃除に向けてチェックするポイントを5つ紹介していきます。

1.外部フィルター

エーハイム クラシックフィルター2213

外部フィルターは普段から中々掃除出来る箇所ではないですよね。

ただし、外部フィルターをずっと掃除しないで放置しておくと水質悪化の原因になったり、目詰まりを起こし機器の故障に繋がります。

定期的に掃除するのがベストですが、普段していない方はこの機会にぜひ掃除してみましょう。

掃除の方法は、外部フィルターの電源を止め中の水をバケツなどに抜きます。

中のろ材やマットを取り出し、飼育水で洗浄します。

水道水で洗浄してしまうと、ろ材やマットに定着した有益なバクテリアが死滅してしまう恐れがあるので必ず飼育水で洗浄しましょう。

外部フィルターのパーツは壊れやすいので、パーツ脱着の際には十分気をつけて作業を行うのもポイントです。

水槽内部の給水口と排出口も一度取り出して綺麗にしましょう。

2.照明器具(LED・蛍光灯など)

ゼンスイ LED PLUS 60cm シャイニングブルー

蛍光灯や照明器具なんて掃除したことない方がほとんどだと思います。

ですが掃除を怠ることにより光量が落ちたり、塩ダレや水はねによる劣化が起こってしまいます。

特に海水の水槽では気をつけていても塩ダレが付いてしまうので、水道水で濡らしたタオルで拭いた後、乾いたタオルでしっかり拭きましょう。

3.装飾品(石・流木など)

形状お任せ 風山石 サイズミックス(約5~15cm) 3kg

石や流木などの水槽内のレイアウト品もなかなか掃除する機会がないと思います。

ですが、放っておくとコケまみれになってしまうことも少なくありません。

今回の大掃除の際に取り出して洗浄しましょう。

石は金たわしなどで擦ると綺麗になります。

流木は硬いブラシで擦ってしまうと木の表面が削れて水槽が濁ってしまいます。

流木を熱湯に10分程度浸し、コケを柔らかくしてから水槽に戻すとヤマトヌマエビが綺麗に食べてくれるのでぜひ試してみて下さい。

4.水槽内部の機器類(ヒーターなど)

ジェックス セーフカバーナビパック SH120

ヒーターなども放っておくとコケまみれになってしまいますよね。

ヒーターが稼働してる冬場は大丈夫ですが、ほぼ稼働していない夏場は特にコケが付いてしまいます。

こちらも水槽から取り出して綺麗に洗浄しましょう。

またヒーターは約2年が交換する目安になるので2年以上使用しているものは交換を検討することをオススメします。

5.底砂

No.13 Classic(大磯砂) ミディアム 3リットル(30cm水槽用)(約5kg)

大磯砂や化粧砂利などの底砂も洗浄するのにはいい機会でしょう。

ただし、ソイルを使用している場合は洗浄して戻すということができないので、交換するほかないです。

底砂を洗浄する際は、外部フィルターのろ材同様、飼育水で必ず洗浄しましょう。

砂の中にもかなりのバクテリアが住み着いているので水道水では洗わないようにしましょう。

年末に行う水換え

大掃除と一緒に水換えも行いましょう。

砂を洗わない場合はホースクリーナーを使用して砂の中の汚れやゴミを取り除きます。

水換えの量ですが、普段の水換え頻度にもよりますが、大体1/2ほどを変えましょう。

大型の水槽でリッター数も多いと大変な作業になりますが、大掃除なので根気をもって臨みましょう!

冬場なので温度合わせや、中和剤(カルキ抜き)を入れることを忘れずに行いましょう。

年末に行う水槽の大掃除・水換えのまとめ

さて今回は年末に行う水槽の大掃除・水換えについて紹介しましたがいかがでしたでしょうか?

普段のメンテナンスでは行き届かない箇所も掃除できるので、作業は大変ですが終わった後の達成感と水槽が綺麗になった爽快感は感じられるはずです。

年末での大掃除が大変にならないために普段のメンテナンスをしっかり行うことも大切ですね。

水槽もお部屋も綺麗にして良い新年を迎えましょう!

それではより良いアクアリウムライフを!