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【プロ直伝】魚の取り方とは!水槽から熱帯魚を傷つけずに捕まえる方法を教えます!

【プロ直伝】魚の取り方とは!水槽から熱帯魚を傷つけずに捕まえる方法を教えます!

水槽の水換えやリセットなどで、魚を別の容器に移動する際などには、水槽内の熱帯魚を捕まえる必要があります。

魚を傷つけずに上手に捕まえる方法として最適なのは、コップや桶、バケツを使って、水槽から魚を取り出す方法です。

を使って、熱帯魚を取り出す場合は、水槽のサイズに合わせた網を使用します。

小型の熱帯魚を網で捕まえる場合は、目の細かい網を使うようにしましょう。また、海水魚を網で捕まえる際は、目の粗い網がおすすめですが、トゲのある海水魚は網にトゲが引っかかることがあるため、注意が必要です。

【プロ直伝】水槽から熱帯魚を傷つけずに捕まえる方法を教えます!

【プロ直伝】魚の取り方とは!水槽から熱帯魚を傷つけずに捕まえる方法を教えます!

今回は、『水槽のプロ直伝!水槽の魚を傷つけずに捕獲する方法』を詳しくご紹介させていただきます。水槽のリセットや、病気の魚を隔離するときに使える便利技です!

水槽から熱帯魚を傷つけずに捕まえる方法!おすすめ5選と注意点

水槽から熱帯魚を傷つけずに捕まえる方法!おすすめ5選と注意点

熱帯魚を水槽から捕獲する際に浮かぶイメージといえば『』ですが、一番、魚を傷つけずに捕まえることができるのは、網以外のバケツや桶、コップといった容器です。

1.水ごと掬える網を使う

キョーリン 水ごとネット S サイズ

熱帯魚を傷つけずに水槽から取り出す方法としてベストなのは、水ごと掬える網ですくう方法です!
水ごとなら魚が暴れるのを防ぐこともできますし、メダカなどの小型魚なら匹数も数えやすく便利です。

しかし、この網は使用時にかなり重さがあるため、小さなサイズしかありません。ある程度の魚を捕まえる場合は、以下でご紹介するように、カップなどを活用すると良いです。

魚の取り出しにおススメな容器

  • ガラス製以外のコップ(紙やアクリル、プラスチック)
  • バケツ

特に海水魚でトゲのある熱帯魚、大型のヤッコや、チョウチョウウオなど捕まえるときにおススメな方法ですが、コップでは捕獲用の容器が小さすぎる場合があるので、桶やバケツで捕獲するのがおススメです。

容器で魚を取り出すことは、網にトゲが引っかかって熱帯魚がケガをしたり、鱗がはがれるのを防ぐことができます。

小型の熱帯魚を網以外の容器で捕まえる場合は、アクリル製やプラスチック製などの割れない素材のコップがおススメです。水槽サイズが大きい場合は、桶やバケツを使います。

2.水槽サイズに合った網を使う

カミハタ のび~るネット L サイズ

アクアリウム用品でよく目にするのが、スリムタイプの小さな魚捕獲用の網です。

この小さな網でも水槽から魚を取り出すことはできるのですが、小さな網で熱帯魚を追い回すことになり、魚がケガをしやすくなります。

網で水槽の熱帯魚を捕まえる際の注意点

  • 水槽内の熱帯魚を網で取り出す際に、魚のケガを防ぐには、水槽サイズにあった大きさの網を使用し、水槽の端にゆっくりを魚を誘導してから、下からすくいあげるように優しく魚を捕まえます。網のサイズは、横幅ではなく、縦幅にあわせたもので大丈夫です。
  • 大きめの網中サイズの網を使って、水槽の両端から魚を網に誘導する方法もおススメです。

3.小型魚は目の細かい網を使う

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小型魚を水槽から取り出す際は、鱗などを傷つける心配が少ない、目の細かい網を使用します。

アクアリムショップや通販サイトなどで、専用の網が販売されています。

4.海水魚は目の粗い網を使う

中型から大型の熱帯魚が多い海水魚水槽では、 粗い目の網がおススメです。

しかし、トゲのあるタイプの海水魚(ヤッコやチョウチョウウオ、イシダイ)などは、網で捕まえる際にトゲが引っかかってしまうことがある為、桶やバケツなどを使って、水槽から取り出すようにします。

海水魚水槽の魚を、水槽から取り出すときの注意点

  • 海水魚大型魚などを飼育している大型水槽から熱帯魚を取り出す際は、ラインブロックやレイアウト資材を先に取り出しておくことで、捕獲時に魚のケガを防ぐことができます。
  • 大型水槽で熱帯魚を捕まえる際には、障害物を取り除いてから、水の量を減らして捕まえるか、網を水槽の端に立てかけておき、熱帯魚を網に誘導して捕まえます。

5.アロワナなどの大型魚は専門業者に委託して捕まえてもらう

アロワナなどの大型熱帯魚は、シルバーアロワナで100㎝以上の体長に育つこともあり、水槽から取り出す際には、細心の注意を必要とします。

アロワナを水槽から取り出す際は、暴れて鱗がはげるのを防ぐために、麻酔を施してから捕まえる方法がありますが、麻酔の使用には熟練の技術を必要とするため、初心者向けの捕獲の方法とは言えません。

大型魚を水槽から取り出す必要性が生じた場合には、専門のアクアリウム業者に委託し、捕まえてもらうのがベストな方法です。

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東京アクアガーデンでは、水槽レンタルの他にも、水槽メンテナンスのスポットケアも承っています。ご自宅の水槽管理でお困りの方は、是非ご相談なさってみてくださいね。

水槽から魚を傷つけずに取り出す際のポイント 5つ

  1. 網以外の、水槽サイズに合った、割れにくい素材のコップや、桶、バケツなどを使用する。
  2. 網で捕まえる場合は、水槽サイズに合った網を使用し、水槽の端に熱帯魚を誘導し、ゆっくりとすくいあげる。
  3. 小型の熱帯魚(淡水魚)の捕獲には目の細かい網を使用する。
  4. 海水魚の場合は、粗い目の網を使用し、トゲのある海水魚は網以外の容器を使って捕まえる。
  5. アロワナなどの大型魚を捕まえる場合は、水槽のプロの専門業者に委託する。

まとめ・【水槽のプロ直伝】水槽から魚を取り出す方法!水槽の魚を傷つけずに捕獲する方法についてご紹介します

【海水水槽】水槽内の魚の捕まえ方  他

水槽のプロ直伝の、水槽から熱帯魚を傷つけずに捕獲し、取り出す方法はいかがでしたでしょうか?

外から網で魚を捕まえる方法についてはそれなりの情報量があるのですが、水槽から魚を取り出す方法についてはまだ詳しく書かれていないのが現状です。

この記事が、水槽から魚を取り出す際のご参考になれれば幸いです!

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