少し前までは敷居の高くややマニアックな印象のあったアクアリウム。
しかし最近では気軽に始められるようになり、お部屋のインテリアにアクアリウムを取り入れる方も増えてきています。
インテリアといえば、観葉植物も人気ですが、アクアリウムと観葉植物を組み合わせたお部屋のレイアウトを行っている方は少ないのではないでしょうか。
実はアクアリウムと観葉植物はとても相性が良く、インテリアの組み合わせとして最適です。
今回は、アクアリウムと観葉植物のレイアウト事例と、アクアリウムと合わせて飾りたいおすすめの植物をご紹介します。
アクアリウムと観葉植物を飾ろう!レイアウト事例をご紹介
アクアリウムと観葉植物のレイアウトといわれても、実際に見てみないことにはピンとこない方もいるでしょう。
さっそく、アクアリウムと観葉植物を合わせたお部屋のレイアウト事例をご紹介していきます。
120cmの淡水魚水槽
老人ホームのエントランスに実際に設置されている淡水魚水槽の事例です。
更紗琉金の泳ぐ存在感のある水槽のサイドに大きな観葉植物を配置しました。
水槽の青と金魚の赤に観葉植物の緑がマッチして、安心できる癒しの空間を演出していますね。
90cmの海水魚水槽
病院に設置された海水魚水槽の事例です。
病院というとどこか暗い雰囲気をイメージしてしまいますよね。
しかし、そこにカラフルな海水魚が彩る水槽と癒し効果の期待できる観葉植物を置くことで、明るくクリーンなイメージを演出しました。
水槽と観葉植物の透明感が、明るい気持ちにしてくれます。
150cmのアクアテラリウム水槽
オフィスのエントランスに設置されたアクアテラリウムの事例です。
アクアテラリウム自体にも、たくさんの植物が植えられていますが、水槽の外側にも観葉植物を配置することで、空間に一体感が生まれます。
オフィスにいらっしゃるお客様を緑でお出迎えするのはとても素敵ですね。
オシャレな円柱水槽
オフィスに設置された円柱水槽の事例です。
円柱型の水槽には水草をふんだんに取り入れ、水槽の周りにもたくさんの観葉植物を配置することで、仕事の合間にもほっと一息つけるような、癒しの空間を実現しました。
こんなオフィスならば仕事も頑張れそうですね!
小型の淡水魚水槽
個人のお宅に設置された小型の淡水魚水槽の事例です。
小型の水槽だけではちょっと物足りないかな?と思ったら、観葉植物の出番です。
観葉植物を水槽の隣に配置することで、リビングがオシャレな癒し空間に変わります。
美しい水槽と観葉植物で、日ごろの疲れがあっという間に癒されそうです。
120cmの淡水魚水槽
オフィスに設置された、大型の淡水魚水槽の事例です。
流木や石を配置し自然な風合いを演出した水槽は、観葉植物と相性抜群です。
アクアリウムと一緒にレイアウトしたいおすすめの観葉植物
アクアリウムには基本的にどの植物と組み合わせても見栄えがしますが、屋内に置いておいても枯れることなく成長する観葉植物を選ぶとお部屋の雰囲気を維持しやすいです。
ここでは、アクアリウムとレイアウトするのにおすすめしたい観葉植物をご紹介します。
オリヅルラン
細長い葉に白い模様が特徴のオリヅルランは、釣り鉢にして楽しむことの多い、南アフリカ原産の多年草です。
丈夫で、寒さにも強い傾向にあるので、初心者でも育てやすい観葉植物になります。
屋内でも育ちますが、日照不足になると葉がしおれてしまうことがありますので、適度に日の光を当てる必要があります。
しかし、直射日光にはあまり強くないので、真夏の強い日差しには注意が必要です。
カラフルなシクリッド水槽などと取り合わせると、アジアンテイストを演出できるのではないでしょうか。
スパティフィラム
スパティフィラムは、白い花と艶やかな緑色の葉が特徴の、観葉植物です。
直射日光は苦手な植物なので、基本的には屋内で育てます。
その際、レースカーテンなどで直射日光を当てないよう工夫しましょう。
白い花が印象的な観葉植物なので、メダカの泳ぐアクアテラリウムなどとの取り合わせると華やかな印象になります。
テーブルヤシ
テーブルヤシは、その名のとおりテーブルに置いて飾れるほどの大きさのヤシで、ゴージャスな佇まいがとても人気の観葉植物です。
ヤシというと、日光をたくさん浴びて大きく成長するイメージですが、テーブルヤシは日光がやや苦手で、屋内での生育に向いています。
レースカーテンなどで直射日光を当たらないように工夫しながら育てると、青々とした美しい葉に成長します。
アクアリウムと組み合わせる場合は、海水魚水槽との相性が良く、南国リゾートの優雅な雰囲気を演出できるでしょう。
オーガスタ
バナナの葉のような大きな葉が特徴のオーガスタは、丈夫で初心者でもとても育てやすい品種です。
成長すると180cm程度まで背丈を伸ばす、とても大きな観葉植物です。
屋内で育てる場合は、日当たりのよいところで育てると、丈夫に育ちます。
オーガスタはとてもシンプルな緑色の観葉植物なので、迫力のある大型水槽の横に配置しても水槽の邪魔をすることなく、華を添えてくれるでしょう。
シュガーバイン
つる性植物のシュガーバインは、鉢植えとしてとても人気のある観葉植物です。
明るく風通しの良い室内で育てるのがおすすめで、ある程度の明るさを確保できるならば窓際でなくても問題なく成長します。
緑色の可愛らしいシュガーバインの鉢植えとレイアウトするならば、カラフルな熱帯魚の泳ぐ小型水槽がおすすめです。
アクアリウムと観葉植物を置くことで得られる効果
アクアリウムと観葉植物を組み合わせることで、得られるメリットがあります。
カビの発生を抑える効果が期待できる
植物は、フィトケミカルという化学物質を放出しています。
この科学物質には、空気中に漂うカビの胞子やバクテリアを抑制する効果があるとされています。
水槽を置いていると湿気でカビが発生しやすくなってしまいますので、観葉植物を置くことでカビの発生が抑えられるのはうれしいですね。
部屋がオシャレになる
アクアリウムと観葉植物をお部屋にレイアウトすると、部屋が明るく、ワンランク上のオシャレな雰囲気になります。
また、透明感のある部屋が演出できますので、いつもの自分の部屋が、まるでサロンのような落ち着いた癒し空間に様変わりしますよ。
日々の疲れを癒したい方にはおすすめです。
まとめ:アクアリウムと観葉植物を一緒に飾る!レイアウト事例とおすすめの植物をご紹介
アクアリウムと観葉植物は、とても相性がよくぜひ一緒にレイアウトしていただきたい組み合わせです。
観葉植物を水槽の横に置くことで、煩わしいカビの発生を抑える効果が期待できますし、見た目的にも、とてもオシャレで明るい、癒しの空間を作ることができるでしょう。
水槽の横に観葉植物をうまくレイアウトして、自分のお好みのお部屋をレイアウトしてみましょう。
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トロピカライターの長嶋です。
金魚すくいで連れて帰った、和金の『よしえ(名前)』を飼育してました。
可愛らしい魚とワニが大好きです。
生物を飼う楽しさを伝えていけたらな、と思います!