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熱帯魚店を開業したい!開業・運営に必要な仕入れなどのポイントを解説

近年、大型の熱帯魚店で長く勤務してきた方や、経験豊富なアクアショップ店員が独立して熱帯魚店を開店させる傾向が強まっています。

大型の熱帯魚店と異なり生体数や器具数は劣るかもしれませんが、その分こだわった質の良い熱帯魚や水草、サンゴを手にすることができるのが小型店の特徴の1つです。

アクアリウムが大好きな方には、趣味の延長として自分で運営管理する熱帯魚ショップをオープンさせてみたい方もいるのではないでしょうか。

ここでは、熱帯魚店を開店させるポイントについて、解説していきたいとおもいます。

開店場所を探しましょう

熱帯魚店を開業させる上で大切な要素として場所があります。

WEB限定のネットショップであれば場所はどこでも良いですが、ネットショップでの開業では熱帯魚卸問屋と契約できない可能性があります。

ここでは、路面にお店を出すことを前提としてお伝えしていきます。

駐車場付きの物件を選ぶ

駐車場付きの物件か、目の前に車を駐車することができる物件を選びましょう。

熱帯魚や器具は重くなるため、電車で持ち帰るのはなかなか大変です。

車でショップ巡りをする方はかなり多いですし、有名な熱帯魚ショップには大抵駐車場はあります。

意識して物件を選びましょう。

有名な熱帯魚ショップが近くにある場所を選ぶ

熱帯魚業界で知名度が無い場合、付近に熱帯魚ショップがある場所を選ぶことをおすすめします。

知名度が無ければ、そのお店を目掛けて来店するお客様は限りなく0に近いでしょう。

そのため、近隣有名店の集客を利用し自身のお店へ促すように工夫しましょう。

場所を決めたら次にお店のコンセプトを決めましょう。

お店のコンセプトを決める

コンセプトをあらかじめ決めてから出店を決める方が多いとおもいますが、そもそもどのようなコンセプトがあるのかを解説していきます。

コンセプトの種類

おおまかに分けると下記の3つとなります。

  1. 熱帯魚・水草専門店
  2. 海水魚・サンゴ専門店
  3. 熱帯魚・水草・海水魚・サンゴの総合店

この中から、自身のやりたいこと、得意なことに重点を置きお店のコンセプトを決めると良いでしょう。

はじめの初期投資を抑えることも大切ですから、開店予算に余裕を持ったコンセプトでスタートしましょう。

販売商品を決める

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一気にいろいろ揃えようとせずに、まずは最低限の品揃えからスタートし、来店されたお客様の要望を聞きながら商品数を絞りつつ増やしていくことをおすすめします。

開店する時代のトレンドを意識して商品を選定すると売り上げが立てやすいでしょう。

オリジナル商品を作ろうとする方も多いですが、まずは売れているお店の真似をして売り上げを立てていくことも大切です。

売上を確保しつつ、オリジナル商品を開発していくという流れが良いですね。

メーカーへ連絡する

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販売商品を決めたら商品メーカーへ熱帯魚ショップを開店させので、仕入れをしたい旨を相談しましょう。

原則、いきなりメーカーと直接取引することはできませんが、開店させる付近の用品卸問屋を紹介してもらえるはずです。

その後、紹介してもらった卸問屋へ連絡して価格表をもらうようにしましょう。

また、1つの問屋がすべての商品を取り扱っているわけではありません。

日本にはいくつか卸問屋がありますので、欲しい商品を各メーカーへ連絡し、近くの卸問屋を紹介してもらいましょう。

仕入れ先(卸問屋)と契約する

契約したい卸問屋を見つけたら、取引契約を結びます。

基本的に、卸問屋から契約書が送られてきますので、それを記入し契約が始まります。

一番大切な、支払方法についても問屋毎さまざまです。

契約する前に、支払い方法などお金に関わる点はしっかり認識を擦り合わせておきましょう。

なお、機材の卸問屋で生体も取り扱っている所もあります。

そこで生体卸の相談もしても良いですし、もし海水魚が欲しいのに熱帯魚しか取り扱いが無いなどあれば、取引する問屋へ相談してみましょう。

熱帯魚業界は横の繋がりがありますので、他の卸問屋を紹介してもらえるでしょう。

広告宣伝をする

お店の場所、コンセプト、商品を決めたら広告を打ちましょう。

最もおすすめなのは、SNS発信です。

物件を借りて何もない状態から、徐々にお店となっていく過程を細かくSNSで発信して開店前にファンを獲得しておきましょう。

また、付近に有名店がある場合目に付くところに広告を打つのも手です。

街中にある電柱広告は、1本3,000円で出せますのでおすすめです。

他にも熱帯魚雑誌に出す手もありますが、雑誌の売れ行きは年々下がっているため費用対効果は薄いかもしれません。

費用をかけて効果があるか無いか分からないのであれば、SNSなどネット媒体を利用することが現実的です。

販売水槽を設置する

開店に向けて販売水槽を設置します。

まずは生体販売コーナー用の水槽をセッティングしましょう。

1カ月くらいかけて完璧に仕上げていくことを目指していくと良いです。

販売水槽は、すべての水槽を一括ろ過槽で管理すると費用は抑えられますが、病気が蔓延したときや水質悪化した時、または異なる水質の魚を混泳させることができない点はデメリットとなります。

各水槽に濾過設備を設ける場合は、費用はかさみますが上記デメリットが無くなりますのでよく考えて準備していきましょう。

レイアウト水槽を設置する

レイアウト水槽は必ず設置しなければならないという訳ではありませんが、お店の実力を表す重要な指標となります。

来店されたお客様がレイアウト水槽を見てこの水槽が欲しい、こんな水槽を作りたい、この店凄いと期待させる効果があります。

設置する場合は、お店の看板水槽となりますので隅々まで気を遣い購買欲を掻き立てるような水槽作りを目指しましょう。

生体(熱帯魚・海水魚・水草・サンゴ)の導入

販売水槽を運転させたら、1週間後くらいから徐々に生体を入れていきましょう。

一気に生体を入れてしまうとろ過機能が未成熟のため追い付かず死んでしまいます。

生体を入れてからはこまめに水質計測と病気の発症は無いか確認しながら生体を増やしていきましょう。

開店日3日前までには、万全な状態でお客様を迎えることができるように頑張りましょう。

まとめ: 熱帯魚店を開業したい!開業・運営に必要な仕入れなどのポイントを解説

いかがでしたか。

熱帯魚店をオープンさせるのはなかなかコストもかかりますが、趣味の延長として個人でやるのも面白いとおもいます。

しかし、生き物を商売にするため死んでしまえば丸損です。

さらに、状態の悪い個体を平然と売るような仕事をしてしまえば、悪評からお客様が寄り付かなくなってしまいます。

お客様に元気な個体を販売できるよう丁寧に管理をし、お客様ファーストの商売を心がけましょう。

最後に、情報収集は常に意識しておきましょう。

熱帯魚も流行り廃りがあります。

売上を保つには、常に時代の流行りに合わせて変化していきましょう!