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金魚の餌を熱帯魚が食べても平気?専用フードの役割とは!栄養価に要注意

魚の餌は、金魚用の餌や熱帯魚用の餌、はたまた特定の種類の熱帯魚専用の餌など、かなり細かく種類が分かれていますよね。
なんとなく専用の餌を選んでいますが、餌に明確な違いはあるのでしょうか?

種類によって値段も様々なので、コストを抑えたいなどの理由から、専用ではないフードに手を出してしまいたくなることもあるかと思います。
しかし、例えば熱帯魚に金魚の餌を与えても問題ないのでしょうか?

というわけで今回は、熱帯魚専用フードについてお話ししていきましょう。
金魚の餌と熱帯魚の餌の違いや、専用フードの役割について解説していきます。

金魚の餌を熱帯魚が食べても大丈夫?熱帯魚の餌と金魚の餌の違いとは?

熱帯魚に金魚の餌をあげてもよいの?

結論から先にいってしまうと、熱帯魚に金魚の餌を与えても問題はありません。

ただし、余っていた餌のような古い餌を与えるときには注意が必要です。

開封から半年以上経過していたり、未開封でも賞味期限が過ぎていたりするものは、熱帯魚や金魚が消化不良を起こして体調を崩してしまう恐れがあります。

もったいないですが、古い餌は熱帯魚には与えずに処分しましょう。

熱帯魚専用フードと金魚の餌の違いは?

金魚の餌を熱帯魚が食べても良いのなら、何が違うのかということが気になります。

種類にもよりますが、一般的に金魚の餌に比べると熱帯魚の餌は割高なので、経費を抑えるために、金魚の餌をあげたいということもあるでしょう。

金魚の餌と熱帯魚の餌の大きな違いは、含まれている成分にあります。
もしお手元にそれぞれの餌をお持ちならば、裏面などに記載されている成分表を確認してみてください。
内容が全く違うことがわかるかと思います。

熱帯魚の餌は、金魚の餌に比べて栄養豊富にできていることがほとんどです。
これは、金魚と熱帯魚の餌の食べ方の違いによるものです。

貰ったらもらっただけたくさん餌を食べてしまう金魚用の餌は、たくさん食べる分一粒の栄養が少なく作られています。
一方、熱帯魚は一粒食べただけで満足してしまうような少食な魚もいたりしますから、少ない餌で栄養がたくさん取れるように作られているというわけです。

熱帯魚専用の餌の中でも細かく魚の種類が分けられていたりするのは、その魚の食べ方や性質にあった栄養が配合されているからなのですね。

金魚の餌を熱帯魚に与えるときの注意点

ご説明した通り、金魚の餌は熱帯魚用のものより栄養価が低く作られています。

そのため、金魚の餌だけで熱帯魚を飼育していると栄養不足になってしまう可能性があるので注意が必要です。

金魚の餌を与えるならば、熱帯魚専用のものと混ぜて与えるなど、工夫が必要になります。

専用の餌はその魚が元気でいられるように考えて作られたものです。
コストはかかるかもしれませんが、熱帯魚の健康のためには、その魚専用の餌を与えたほうが良いといえるでしょう。

熱帯魚専用フードの種類と役割

熱帯魚の餌は大きく分けて2つに分類されます。
それぞれの餌の特徴や役割を覚えておきましょう。

人工餌

テトラ (Tetra) テトラミンNEW 52g

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熱帯魚の餌としてもっともポピュラーなのが人口餌です。よく見かける粒状やフレークタイプの餌ですね。

人工餌熱帯魚に必要な栄養が凝縮されたバランスのよい栄養食なので、特にこだわりが無ければまずは人工餌で熱帯魚を飼育し始めることが多いです。

また、賞味期限が長く、量の調節もしやすいので、餌の管理がしやすいのもよいところでしょう。
人工餌の中にも栄養に特化したものや、嗜好性の高いもの、色をきれいに出すための餌など種類があるので、食いつきが悪いときなどには、一つの餌にこだわらず、色々試してみることができるのも人工餌の利点です。

人工餌の形状は、粒タイプ、フレークタイプ、パウダー状のものなど様々で、さらに浮遊性、沈下性のものに分かれています。
飼育している熱帯魚の性質や遊泳域にあったものを選びましょう。

何かと万能な人工餌ですが、熱帯魚によっては人口餌での餌付けが難しく、後述する生餌や活き餌しか食べないものもいます。
すべての熱帯魚に使用できるかといわれると必ずしもそうではないので、注意が必要です。

活餌

キョーリン UV赤虫 6枚セット (冷凍)

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活餌とは、アカムシやミジンコなどに代表される、熱帯魚の餌となる生き物のことです。

熱帯魚にとってのごちそうで大変食いつきが良いので、人工餌をあまり食べないときなどに与えるとよいでしょう。
魚によっては活餌しか食べない熱帯魚もいたりしますので、エサの食べが悪い時には大変重宝します。

活餌には主に冷凍タイプ、乾燥タイプ、生の3タイプがあり、冷凍タイプや乾燥タイプは保存性にも優れていて使いやすいです。

また、活餌となる生き物を捕まえてきたり、自宅で繁殖すれば、わざわざ購入しなくても餌を調達することができるのも大きなメリットといえるでしょう。

その反面、人工餌に比べると賞味期限が短く、コストパフォーマンスも劣ります。
活餌になる生き物の見た目が苦手という方もいるでしょうし、活餌を管理するのにはやや手間がかかる印象です。

また、食いつきがいいからといって活餌ばかりをあげていると、消化不良を起こしたり栄養バランスが崩れて体調を崩してしまったりすることがありますので、あげ過ぎには注意しましょう。

通常、活餌は熱帯魚のオヤツとして、量を決めて与えるとよいです。

まとめ:金魚の餌を熱帯魚が食べても平気?専用フードの役割とは!栄養価に要注意

熱帯魚の専用フードは、その魚のことを第一に考えて開発された、とてもバランスの良い餌です。

ただ食べるだけならば、熱帯魚に金魚の餌を与えることはできますが、魚の健康を考えると、金魚の餌だけで育てていくことは難しいでしょう。

どうしても金魚の餌を使いたいならば、熱帯魚専用フードや活餌なども併用して栄養バランスを整えてあげることが大切になります。

エサは体の基本です。熱帯魚の健康を第一に考えて、餌を選んであげてくださいね。

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