トロピカ-初心者向けアクアリウム、熱帯魚水槽、金魚、メンテナンスの情報メディア

フォローする

魚たちは何が好き?生餌のススメ(淡水魚編)

魚を飼う時の一番のコミュニケーションの時間は、なんといっても『餌やり』です!

ご飯をおいしそうに頬張る姿を見ると、こちらまで元気になりますよね。

中でも目に見えて魚たちの反応が違うのが『生餌』です!

魚のタイプ別におススメのエサをご紹介いたします!

小型魚用のエサ

一般的な人工飼料

メダカやアカヒレ、グッピー、ネオンテトラなどの小さな魚たちの餌は、水に浮くものが多いです。

水面によってきて食べる習性があるので、浮上性の餌が好ましいからです。

また、口が小さいので細かい顆粒状である必要があります。

細かく指で粉砕できるフレークタイプもおススメですが、フレークタイプは軽く薄くできているので、エサとしての分量は、見た目ほど多くないところが注意点です。

大好物!ブラインシュリンプ

小型魚用の生餌として有名なのが、『ブラインシュリンプ』です。

小型の甲殻類の一種で、乾燥状態の物や冷凍パックになっているものもあります。生餌としては卵の状態で売られており、飼育者自ら孵化させてから与えます。

孵化方法

  1. 孵化専用容器(小さな容器でOK)を準備。
  2. 2.5%の塩水を作り、エアレーションをかけます(重要)
  3. ブラインシュリンプの卵を適量入れます。入れすぎると爆誕するので要注意です!

ブラインシュリンプはだいたい一晩~1日で孵化します。

エアレーションをしないと、孵化にむらがあったり、生まれてもすぐに死んでしまいます。

20年以上前、『シーモンキー』として売り出されていたことがあり、その名目で飼育したことがありますが、当時は知識が全くなくエアレーションしなかったために、すぐに死んでしまいました。

魚たちに餌として与える時は、塩を抜くためティーバッグやコーヒーフィルターで濾しながら水洗いして食べさせます。

ブラインシュリンプの凄さ

栄養価が高く、甲殻類なのでカルシウムが豊富です!

骨が丈夫になったり、大きく育ってくれます。淡水魚だけでなく、海水魚にも大変良い餌です!

嗜好性が高く、小さく食べやすいので生まれたばかりの稚魚にも最適なご飯です!

ちなみに、ブラインシュリンプ自体の餌は、植物性プランクトンです。

手に入らないときはクロレラなどの錠剤をすりつぶし与えると良いです。

(きな粉が良いとの話もあります。)

中型魚のエサ

金魚やグラミーなどの中型魚の餌と言えばドライフード(人工飼料)がメインと思われがちですが、『イトメ』や『アカムシ』などの生餌に対しても抜群の反応を見せてくれます。

みんな大好き!アカムシ

生餌といえば『赤虫』です!大抵の魚はみんな赤虫が大好きです。

赤虫はユスリカの幼虫で魚たちの大切な蛋白源です!

ブラインシュリンプ同様にの乾燥タイプや冷凍タイプに加え、半生タイプもあります。

半生の見た目は細かいビーフジャーキーで、虫が苦手な方でも容易に触ることができます。

生きたままのアカムシは魚たちに特に人気が高いです!

冷凍アカムシ

生きたアカムシが魚たちに一番人気といっても、保存や保管が大変です。

なので飼い主の一番人気は『冷凍アカムシ』です。

冷凍庫で保存がきくし、個別パックになっているので、管理や量の調整が簡単なうえ栄養素や嗜好性も高いからです!

冷凍アカムシの与え方

  1. 与える分だけ容器に入れる。
  2. 水(カルキ抜き後のもの)を入れて解凍
  3. しゃぶしゃぶとすすぎながら、ピンセットや箸でつまんで水槽へ

赤虫は素手で触ると、稀に痒みを引き起こすことがありますので、割りばしやピンセットを使用することをおススメします。(あまり触りたいものでもないですが…)

アカムシの凄さ

赤虫が口に入るサイズの魚ならこぞって食べます。

草食性のオトシン(種類による)や体の大きなアロワナさえも喜んで食べます!

余談ですが、アカムシを与えてみたところ、ある魚は頻繁に餌をねだるようになりました。

それほど嗜好性に優れたエサということですね!

体皮が若干、難消化性といわれていますが栄養素も高く、冷凍や半生タイプなどの物は、ビタミンなども添加されているものがほとんどです。

一度もあげたことのない方は、是非一度与えてみてください!

草食性の魚の餌

オトシンなど、草食性強い魚は普通のドライフードや生餌にあまり食いつかないことがあります。

かわりに水槽に発生するコケは大好物ですので『水槽のお掃除屋さん』として大活躍しますが、コケがなくなってしまったら大変です!

オトシンにはオトシン専用の沈下性の餌がありますのでそれを与えましょう。

また、野菜も実は好物です。ゆでたホウレン草など、むしゃむしゃと食べてくれます!

肉食魚のエサ

その名の通り肉食魚は生餌を好みます。

ドライフードもありますが嗜好性はやはり生餌のほうが高いです。

代表的な生餌として『小赤』、『ミルワーム』、『コオロギ』があります。

しかし、同じ生餌ばかり与えているとやはり栄養に偏りが出たり、食いつきが悪くなったりしてしまいます。

バランスよくドライフードを与えることも忘れないようにしましょう!

【番外編】病気になったら!薬餌の作り方

魚の病気は飼育水に薬を溶かして治療しますが、それでも思わしくないときがあります。

そんな時は、エサに薬をしみこませて与えます。

病気の種類にもよりますが、エロモナスが原因の場合は、観パラDなどの原液を直接餌にしみこませ、乾燥させてから与えます。

しかし、飼育水にも薬を使用している場合には、魚によっては薬の濃度が濃くなりすぎる場合があります。

一旦、薬を水で希釈してから餌にしみこませて調整してやる方法もあります。

原液をしみこませた場合には一日2~3粒など、量を控えるようにして調節してやると良いでしょう。

また、古代魚は薬に弱いとされているので、取扱説明書をよく読み、使用してよいかを調べましょう。

魚たちにも好物はあります。

食いつきの良い餌を与えることで、より大きく育てたり長生きさせたりすることができますので、よく観察して餌を用意してあげましょう!