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餌を食べている熱帯魚が痩せていく原因!対処法と回復方法を解説します

きちんと餌を与えているのに、どんどん痩せていく魚がいる…どうして…?となったことはありませんか?

特に複数の魚を飼育している場合に見られる現象です。

餌を与えているのにどうして痩せてくる魚がいるのでしょうか。また、痩せてしまった魚はどうやったら回復させられるでしょうか。

こちらのページを参考にして、健康に魚を飼育してあげましょう。

魚が痩せてきた?!

毎日決まった時間に、決まった量の餌を与えていたはずなのに。

少し前までは痩せてたなんてことはなかったのに。

どうして?!どうしたらいいんだろう…とお悩みのこと、ありますよね。

魚が餌を食べていても痩せていくことがあります。とくに海水魚のハギ類は非常に痩せやすいです。

毎日注意して魚を観察してやり、痩せてきたことに早めに気づいて対処してあげるのが理想です。

魚が痩せてきたらこんな対処を

では具体的な対処法を解説します。

餌をブレンドしてみよう

1種類の餌ばかり与えていると、食滞という病気になることがあります。いわゆる「胃もたれ」で、うまく消化できないままの餌が胃にたまってしまう状態です。

食滞になったら、同じ餌を続けて与えても太らずに死んでしまうケースも見られます。

今与えている餌がその魚に合っていない可能性がありますので、餌をブレンドして与えてみましょう。ブレンドした餌が体質に合っていれば、痩せを解消することができます。

餌をきちんと食べられていない可能性も

魚の量に合った餌の量を投入していても、痩せてきた魚はうまく餌を食べられていないのかもしれません。

他に気の強い魚がいると、餌を独り占めしようとして他の魚を威嚇しているのかもしれませんし、自分では十分な量の餌を与えていると思っていても、実は量が足りていないということもありえます。

人間にもたくさん食べる人と、あまり食べずに済む人といますので、そのあたりは魚の個性なども考慮に入れ、すべての魚がきちんと食べられる量を見極めることが重要です。

もし、いじめられていて食べられないのであれば、痩せた個体の上に直接餌を与えたり、痩せが解消するまでその個体を隔離することが有効です。

また、いじめがキツくなるとケガをしたり、病気になったりしやすいので、隠れ家のようなものを水槽内に入れてやるのも工夫の一つです。

また、餌のサイズを大小混ぜるというのも一つの案です。

気の強い魚が大きな餌に食いついている間に、気の弱い魚も小さな餌にはありつけるということです。いろいろ試して、一番良い方法を探してやりましょう。

水槽が広すぎる場合も

水槽が広く遊泳スペースが広いとその分泳ぎ体力を使うので痩せやすくなります。

広々とした水槽で楽しく泳がせてやりたいというのは飼育者なら誰でも思うこと。広すぎて痩せてしまうなら、餌の量を増やしてみましょう。

また、全体ではなく一個体だけ痩せてくるなら前述の通り、その魚の真上に餌を落としてやり、餌にありつけていることを確認しましょう。

水温が合っていますか?

熱帯魚を飼育する時に、一種類だけで飼育していれば問題ないのですが、複数種類の混泳を行っている場合、片方の魚にピッタリの水温にすると、もう片方にとっては水温が合っていないという場合も生じます。

混泳を始めるときに、それぞれの魚に適した水温を確認しましょう。

もしも水温が合わないから痩せてしまうのであれば、痩せる種類の魚は隔離するしかありません。

病気になっていませんか?

人間も病気になれば食欲がなくなり、痩せてくるものです。

魚も同じ、痩せてきた魚が病気になっていないかよく確認しましょう。

魚が病気になると

  • 体色が白っぽくなる
  • 体表に白い点や赤いにじみができる
  • ヒレやエラがぼろぼろになる
  • 水槽の底でじっとして動きが鈍くなる

などの変化が見られます。

熱帯魚の病気は細菌やウイルス、寄生虫の感染が主な原因ですので、病気かな?と思う魚が見つかったら、何はともあれ隔離しましょう。そうしないと他の魚にも病気が感染してしまいます。

また、病気の魚が出た水槽の水には病気の原因の生物が蔓延していますので、早めに水換えを行ってください。

pHが変化してしまっていることも

魚たちはpHの変化に敏感です。

水換えをサボっていたり、季節が変わったことによる水温の変化などでもpHは変わります。今まで入れてなかったアイテム…サンゴや岩石などを水槽内に入れたことが原因でpHが変わることもあります。

その魚に合わないpHの水で飼育すると、魚は体調を崩して食欲が落ちてしまいます。

pHの変化を防ぐためにも水換えは適正な頻度で行いましょう。

また、水換えはちゃんとしているけれど、pHが合っているか心配だという場合は、pHをはかる試薬を使うと安心できます。

また、「水換えはきちんと行っているが掃除が行き届いていない」場合もあります。水を換えるだけでなく、水槽の壁面やホース類をこすり洗いする、フィルターのろ過材を定期的に洗浄・交換する、底砂を洗うなどの掃除も時には必要ですので注意してあげましょう。

まとめ:毎日魚を観察して、痩せに早く気づいて対処しよう

何事も早めに対処することが一番大切ですから、魚の健康状態は毎日チェックしてやりましょう。多数の魚を飼育していると大変かとは思いますが、特に給餌の際に「元気に餌を食べに来ていない個体はいないか」「痩せている魚はいないか」を確認してください!

痩せを放置すると死亡にもつながりかねませんので、おかしいと思ったらすぐに対応してあげましょう。