こどもが簡単に育てられる水草5選!基本の水草からちょっぴりレアな種類!

「水草って、管理が大変そう」
こんなイメージから水草の育成を諦めてしまっている方、結構多いのではないでしょうか。

確かにこまめな管理が必要な水草もありますが、中にはお子さまでも育てることができ、見栄えの良い水草もたくさんあるんです!

今回は簡単に育てられる、ちょっとかっこいい水草というテーマで、熱帯魚水槽で育成できる水草を5種類紹介していきます。
ページの後半では水草を選ぶときのポイントやトリミングのしかたなども解説していますので、初心者向けの水草を探している方は是非参考にしてくださいね。

子供が簡単に育てられる水草5選

今回ご紹介する水草は、

  • アヌビアス・ナナ
  • ミクロソリウム
  • ボルビティス
  • クリプトコリネ・ウェンティー グリーン
  • ブセファランドラ

こちらの5種類です。

お子さまでも簡単に育てられるということはつまり、水草の育成をしたことがない方や経験が浅い初心者にも優しい水草でもあります。

今回選定したものは比較的丈夫で枯れにくい水草たちです。
ちょっぴりレアなブセファランドラという水草も紹介しますので、ショップで見かけた際は是非チャレンジしてみてくださいね!

アヌビアス・ナナ

(水草)アヌビアスナナ 付流木 SSサイズ(1本)(約10cm) 本州・四国限定[生体]

水草の入門種と言えばこちらの、アヌビアス・ナナ
とにかく丈夫で成長がゆっくりのため、かなり楽に育てることができます。

この水草で特徴的なのが、着生するという性質。
流木や石にも活着するため、葉っぱの濃い緑色と相まって落ち着いた雰囲気の水槽が演出できます。

肥料や強い光が不要という点も、魅力的なポイントのひとつですね。

アヌビアスにはいくつもの種類があり、葉の大きさや色味によって名前が分けられています。詳しくはこちらの記事でも紹介してますので、是非ご覧になってみてくださいね。

ミクロソリウム

(水草)ミクロソリウム プテロプス ソードリーフ(1ポット分) 本州・四国限定[生体]

剣のような形に葉が伸びる、ミクロソリウム
幅広い水質に対応し、丈夫で成長が遅い水草です。
こちらも葉の形状の違いなどからさまざまな種類に分けられているので、水槽の雰囲気に合うものを選んでみてくださいね。

少々コケが付きやすい水草のため、コケを食べてくれるヤマトヌマエビを一緒に飼育するのがおすすめです。

ミクロソリウムについても解説したページがあるので、参考にしてください。

ボルビティス

(水草)(ポット売り)ボルビティス ヒュディロティ(無農薬)(1ポット) 本州・四国限定[生体]

透明感のある緑色の葉が特徴的なボルビティス
ガラス細工のように美しい見た目が、繊細で独特な雰囲気を演出します。

見た目に反して丈夫で食害に強い水草のため、エビとの相性もばっちり。
やや高水温に弱い面があるので、水温が28℃を超えるようであれば水槽用のクーラーを設置しましょう。

こちらも石や流木に着生するので、管理やレイアウトの変更がしやすく育てやすい水草です。

クリプトコリネ・ウェンティー グリーン

(水草)クリプトコリネ ウェンティー グリーン(1ポット分) 本州・四国限定[生体]

数種類あるクリプトコリネの中でも特に育てやすいのが、こちらのクリプトコリネ・ウェンティー グリーン
CO2や強い光がなくても育つ、丈夫な水草です。

もともとは水中に伸びる葉と水上で伸びる葉を切り替えて育つ種類の水草のため、すべて水中に入れてしまうと葉が溶けてしまう性質があります
水槽の環境に慣れたらすぐに新しい葉が出てくるので問題はありませんが、水質の悪化を防ぐために、溶けた葉はすみやかに除去しましょう。

クリプトコリネについて詳しく解説した記事のリンクも載せておきます。

ブセファランドラ

(水草)おまかせブセファランドラ1種(無農薬)(1株) 本州・四国限定[生体]

最後にご紹介するのはちょっぴりレアな水草、ブセファランドラです。

こちらの水草で一番の特徴といえば、水中で花が咲くということ!
水の中で花が咲くなんてとても珍しいですし、一度は見てみたいですよね。
やや高価な部類に入りますが、初心者でも簡単に育てられる人気の水草です。

成長が遅く黒ひげゴケが付きやすいので、コケ取り用の生体を一緒に入れておきましょう。
水槽に発生する藻やコケ取り生体について知りたい方はこちらのページを参考にしてください。

こどもが育てやすい水草の特徴

子どもが育てやすい水草には、ある共通した特徴があります。

  • 成長が早すぎず、手入れが簡単なこと
  • 丈夫なこと
  • 購入しやすい価格帯であること

これら3つのポイントについて、わかりやすく解説していきます!

成長が早すぎないで、お手入れが簡単!

成長が早すぎる水草はトリミングの頻度が多くなり、レイアウトを維持するのが大変です。
そのため、水草の育成に慣れていない初心者の方や子どもにとっては、成長の遅さはかなり大きなメリットと言えます。

ただし、成長の遅い水草にはコケが付着しやすいため、コケを食べてくれる生き物も一緒に飼育するのがおすすめです。

丈夫で枯れにくい!

丈夫で枯れにくい水草がおすすめの理由は、想像しやすいですよね。
ご紹介した水草たちも、かなり丈夫に育つものばかりです。

ただし、種類や水質によっては、水槽に導入したばかりの水草の一部がすぐに枯れてしまうことがあります
これは水草が水質に慣れるために、古い葉をわざと枯らしているのです。
水質に問題がなければしだいに新しい葉が生えてきますので、慌てずに見守りましょう。

購入しやすい!

頑張って育ててきた水草がもしも枯れてしまった場合、購入しやすい価格帯のものであればまた挑戦しやすいですよね。
先ほどご紹介してきた水草も、それほど高くないものを中心にピックアップしています。

初めて水草を育てるときは価格帯で選ぶことも大切です。

トリミングの注意点

最後に、水草をトリミング(切り取る)する際の注意点について解説します。

切りすぎに注意!カット方法

安定した水質で育てている水草はしだいに伸びてくるので、適度なトリミングが必要になってきます。
しかし、注意したいのが水草の切りすぎ。
一度にたくさんの水草をカットしてしまうと、水質が急変し掃除も大変になってしまいます。
水槽にたくさんの栄養が残りコケの発生につながるので、少しずつトリミングしましょう

基本的なトリミングの方法はこちらの3種類。

  • 茎や葉の伸びた部分を切る方法
  • 細かく切り込んで形を整える方法
  • 根本を捨てて植え直す方法

水草のトリミングについて解説した記事があるので、詳しくはそちらをご覧ください。


水草が枯れてしまったら

水草が枯れてしまったらまず新芽が映えるかを確認し、生えてこない場合はなるべくはやく取り除きましょう
放置すると水草が腐り、水質悪化の原因になってしまいます。

まとめ:こどもが簡単に育てられる水草5選!基本の水草からちょっぴりレアな種類!

育てやすい水草選びのポイントは、成長が遅く、丈夫で購入しやすい価格帯であること。
今回ご紹介した水草たちを参考に、皆さんも水草水槽にチャレンジしてみてくださいね!

水草の育成や管理方法についてはこちらの記事もでも解説してますので、是非読んでみてください。



 

 

 

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