ボトルアクアリウムに最適なおすすめ水草ベスト10

置場所を選ばす、手軽で簡単にアクアリウムを楽しめることで人気のボトルアクアリウム
ボトルアクアリウムのレイアウトのキモともいうべきものが水草です。
ボトルアクアリウムに使う水草ですが、普通の水槽でf楽しむアクアリウムとは選ぶポイントが少々異なることをご存じでしょうか?

水槽と違い、ろ過フィルターも照明もヒーターもない、小さな器で楽しむボトルアクアリウムでは、厳しい環境でも耐えられる丈夫な水草を選ぶ必要があります

そこで今回はボトルアクアリウムにおすすめの水草ベスト10と、水草選びのポイントをまとめていきます

ボトルアクアリウムに最適なおすすめ水草ベスト10

ボトルアクアリウムにおすすめの水草は、とにかく丈夫で、少ない水量、限られた光量の中でもしっかり成長してくれるものがおすすめです。
ここでは、ボトルアクアリウムに最適なおすすめの水草ベスト10をご紹介します。

水草については、以下の記事でもまとめています。



1位:マツモ

(水草)国産 無農薬マツモ(5本)

マツモは、世界中の川や沼などにも自生する、とても丈夫で適応能力の高い水草の一つです。
アクアリウムに詳しくない方でも一度は目にしたことがあるのではないでしょうか。

マツモは生命力がとても強い水草で、根を張らずに水中に入れておくだけでもどんどん成長していきます。
限られたスペースで十分に根を伸ばすことのできないボトルアクアリウムには、ぴったりの水草です。

マツモをさらに詳しく解説!

丈夫なマツモにも、意外な弱点があります。
マツモの正しい増やし方、育て方です!

2位:アナカリス(オオカナダモ)

(水草)メダカ・金魚藻 国産 無農薬アナカリス(5本)

アナカリスは、丈夫で育成がしやすく成長もとても早い水草です。
水中葉で育ちますが、水上まで成長すると白い花を咲かせることもあります。

白い根を底砂に植えてもよいですし、水に浮かせておくだけでも成長していきます。
底砂に植える場合は、砂に埋まってしまう部分の葉が腐ってしまうことがあるので、不要な葉を落としてから植えるようにしましょう。

3位:ウィローモス

水草 無農薬 ウィローモスマットと綺麗に育つ1カ月分栄養素付 イイ水草市場

ウィローモスは日本にも自生する水コケの一種です。
かなり丈夫で安価であり、トリミングがある程度適当でも育成できるので、アクアリウム初心者から上級者まで幅広く愛されています。

流木や岩に活着させて使用することが多いですが、活着させずに水中に沈めておくだけでも成長します。
平べったい岩に活着させて絨毯のように並べたり、流木に活着させて趣を出したりと、多様なレイアウトに使用できるのでとても重宝する水草でしょう。

水草の活着方法についてはこちらで解説しています。

4位:ミニマッシュルーム

(水草)巻きたて ミニマッシュルームボール(水上葉)(無農薬)(1個)

水中でも、水上でも育てられる水陸両用の水草、ミニマッシュルームは、キノコのような丸い形の葉が可愛らしく、とても人気のある水草です。
丈夫で、水につけておくだけでもどんどん増えていくので、簡単に育成することができます。

葉がとても丈夫なため、金魚やめだかだけでなく、エビ類や貝類と一緒に入れても食害に合うことが少ないです。

生き物との相性が抜群なので、一緒に入れて楽しむのがおすすめです。

5位:ヘアーグラス・ショート

(水草)ヘアーグラス ショート(水上葉)(無農薬)(10束分)

ヘアーグラス・ショートは、和名をチシママツバイといい、日本でも川や水田に広く自生しています
葉が外側にカールする習性があり、背丈は3~7cm程度と小振りの水草です。
底に敷き詰めるように植えると、草原のようなレイアウトを楽しめることでとても人気があります。

丈夫で、環境適応範囲も広いので初心者でも容易に育成ができるでしょう。
小さな水草なので、ボトルアクアリウムにも植えやすく、向いている水草といえます。

6位:アヌビアス・ナナ

(水草)アヌビアスナナ (5株) イイ水草市場

アヌビアス・ナナは、楕円形の葉を中央から放射状に伸ばすロゼット型の水草です。
丈夫で育成がしやすいのはもちろんのこと、あまり強い光が無くても成長するため、流木や岩を使ったレイアウトのアクセントに多く使われます

ただし、成長があまり早くなくコケが生えやすいので、注意する必要があります。
幸いアヌビアス・ナナの葉は固く頑丈なので、コケ落としは簡単です。
しっかりケアしてあげれば、育成は容易なのでボトルアクアリウムにも取り入れやすい水草です

アヌビアス・ナナをさらに詳しく解説!

コケが生えやすい、アヌビアス・ナナをきれいに育てる方法を解説します!

7位:ハイグロフィラポリスペルマ

(水草)ハイグロフィラ ポリスペルマ(水中葉)(無農薬)(5本)

やや黄色がかった葉が特徴のハイグロフィラポリスペルマは、照明やCO2添加などを必要とせずに育成可能な、初心者にも育てやすい水草です。
さらに強い光を当てて育成すると、葉が赤みをおびてオレンジ色になり独特の風合いを醸し出します。

ハイグロフィラポリスペルマは背丈が高く、後景草として使用されることの多い水草ですが、頻繁にトリミングを行うことで、短く葉も小振りになることがあります。
ボトルアクアリウムでは、あえて小さく育てたハイグロフィラポリスペルマを使用するのもよいでしょう。

8位:ドワーフフロッグビット

(ビオトープ)水辺植物 ドワーフフロッグビット(無農薬)(5株)

南米の温かい地域原産の浮草であるドワーフフロッグビットは、水面に浮かぶ丸い葉が特徴です
ある程度光量を確保していれば、水中に伸ばした根で栄養を吸収しながらどんどん成長していきます
あっという間に水面を覆ってしまうぐらいに増殖するので、適度に間引きながら育成するとよいです。

成長スピードが速いので、水質浄化効果も期待できるでしょう。

同じような浮草にアマゾンフロッグビットがありますが、ボトルアクアリウムには葉の小さいドワーフフロッグビットをおすすめします。

9位:カボンバ

(水草)メダカ・金魚藻 カボンバ(バラ10本)

カボンバはマツモ、アナカリスとともに金魚藻としても有名な定番の水草です。
しかし、育成が大変簡単なマツモやアナカリスと比べると、カボンバの育成には少し手間がかかります

カボンバを育成するにはまず、底砂にしっかりと根をはらせる必要があります
また、必要に応じて肥料を入れたり、光量を増やしたりする美しく健康に成長するでしょう。
とはいえ、初心者でも比較的容易に育成できますので、ボトルアクアリウムでも取り入れることのできる水草といえます。

カボンバをさらに詳しく解説!

カボンバは他の金魚藻より、ちょっぴり神経質です。
カボンバをしっかり育てるコツを解説します!

10位:アマゾンチドメグサ

(水草)アマゾンチドメグサ(水中葉)(無農薬)(5本)

真ん丸な葉が特徴的なアマゾンチドメグサは、成長スピードが非常に早く、水質浄化能力が高いことが特徴です。

植えた当初は、水面下に茎を伸ばしやや小ぶりな葉をつけますが、水面に達すると、今度は葉を水面に浮かべるようにして成長していきます。
水面を覆ってしまうぐらいにどんどん成長するので、ほかの水草の成長を妨げないよう適度にトリミングを行ってください

ボトルアクアリウムに最適な水草の選び方

ボトルアクアリウムに使用する水草を選ぶときのポイントですが、まず、丈夫で環境適応範囲の広い水草を選ぶことです。

繰り返しになりますが、ボトルアクアリウムでは、照明やヒーターなどの水槽機器を使用せずに楽しむことが多く、水中の環境は常に変化する状況です。
なので、できるだけ適応範囲の広い、ある程度放っておいても育つような水草を選ぶと管理がしやすくなるでしょう。

また、育成スピードの速い水草を選ぶことで、より高い水質浄化効果が期待できるので、こちらも意識して選ぶとよいでしょう。

まとめ:ボトルアクアリウムに最適なおすすめ水草ベスト10

小さな水族館として人気のボトルアクアリウムですが、手軽なようで実は、水槽よりも管理に気を使う側面も持ち合わせています。
機械に頼らず自然に任せた管理になりがちなため、水温などを一定に保つのは難しいですし、水が少ないので水質も変化しやすいです。
そのため、水草も自然界でも広く自生しているような、丈夫で手のかからないものを選ぶとよいでしょう。

今回ご紹介した水草を、ご自分のボトルアクアリウムに取り入れてみていただけたら嬉しいです。
ぜひ、自分だけの納得のいくボトルアクアリウムを作り上げてみてはいかがでしょうか。

ボトルアクアリウムについては以下の記事も参考にしてみてください。