水槽用のライトは何を基準に選んでいらっしゃいますか?
「LEDってコストパフォーマンスのいいライトなんでしょう?」「でも蛍光灯の方が水槽にはいいって聞いたよ」「どう違うんだろう」と、いろいろ迷ってしまいますね。
今回は、水槽用ライトのおすすめを15種類、ランキング形式で紹介します。よくある疑問の「蛍光灯とLEDの違い」も解説しますので、ぜひ疑問を解消し、納得のいくライトを探しましょう。
水槽用ライトおすすめランキング15を動画で見る!
水槽用照明おすすめ15と、蛍光灯とLEDの違いは、YouTube動画でもご覧いただけます!
それぞれの水槽用ライトの特徴を音声付きで解説しています。
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おすすめの水槽用ライトランキングTOP15
ではおすすめライトを1位から順に見て行きましょう!
1位:ゼンスイ マルチカラーLED
水槽のサイズは様々ありますが、それらに対応した長さのライトが各種用意されているLEDライトです。30cm、45cm、60cm、90cm、120cm、150cm用と全部で6サイズもあります。
リモコンで単色、5色のライトを組み合わせて使うことができるので、好みの色を簡単に照射することができます。また、生体を綺麗に見せる波長が搭載されており、水槽の主役である生体の美しさをより一層楽しむことのできるライトです。
別売りになりますが、専用のライトスタンドが発売されているので、水槽上部に吊り下げることもできます。
2位:ゼンスイ ストロングホワイトLED
上記のライトと同じ、ゼンスイから発売されているライトです。
あまりいろいろな種類の光があっても使わないな…という方は、こちらのライトのほうが直感的に扱えるのでおすすめです。
照射角度が120°なので、水槽全体に光を届けることができます。
淡水、海水、どちらでもお使いいただけます。
3位:コトブキ フラットLED
その名の通り「フラット」、薄いLEDライトです。最も薄いところでは2mmしかありません。一般的な段ボールよりも薄いのですから驚きですね。
また、アルミボディのため、熱によるLEDの劣化を最小限に抑えることができる、ライト本体のカラーがブラックとシルバーから選べるというメリットもあります。
アナログ式のタイマーに接続して使用することも可能です。
4位:ジェックス クリアLED リーフグロー
小型水槽、ボトルアクアリウムを楽しんでいる方には最適の、可愛らしいLEDライトです。
リーフグローという商品名の通り、小さなライトなのに強い光を発してくれ、水草を育ててくれます。毎日8時間照射しても10年以上もつライトです。
アタッチメントを使えばフレームレス水槽に直接取り付けることもできますし、画像のようにスタンド式で使うこともできます。
5位:アクロ TRIANGLE LED GROW
特に赤色波長の光が必要な水草に対応したLEDライトです。
見た目に三角形…トライアングルの形が非常に特徴的な60cm用ライトです。また、リフト式で水槽上部に設置するだけでなく、付属のワイヤーで吊り下げ式にすることも可能です。
電源のACアダプターが本体に内蔵されているので、配線がシンプルにできるところもメリットです。タイマーと接続して使用可能です。
ただ発熱があるので、その点は注意してご使用ください。
6位:ゼンスイ LED PLUS パーフェクトクリア
赤、青、緑、白が1つの球に集まっているLEDライトです。
生体も水草も美しく照らし、水草が光合成に使う400~500nmと600~660nmの波長をプラスしてありますので、水草の育成にももってこいです。
7位:ジェックス クリアライト CL601
蛍光管なのでLEDにくらべて安価で手に入るため、「初めて水草を育ててみる」といった初心者の方におすすめです。
ランプを水滴から守るカバーがついているので、多少の水ハネにも安心して使えます。
8位:ニッソー LEDライナー
こちらは、上部フィルターとの一体感を実現したモデルです。ライト本体がリフトアップされているため、フィルターと違和感なく設置できます。オンオフがタッチセンサーで可能なところも魅力の一つです。
9位:コトブキ レイマックス
専用のリモコンですべての操作が可能です。デフォルトで24時間のオートサイクルが設定されていますので、特に細かい調整を必要としない方はすぐに使い始められます。
「天候ボタン」がついており、晴天、曇り、雷、月夜のライティングを再現できたり、一日の始まりから終わりまでの太陽光をオート再現できるなど、なかなか面白い趣向が盛り込まれたライトです。
タイマーを別に用意しなくて良いのは大きなメリットではないでしょうか。
10位:ゼンスイ nano Levil
本体の厚さが薄く、光も強力なLEDライトです。
水草を育てやすい「水草育成特化型」と、マリンアクアリウムに使用する「海水魚サンゴ用」が発売されています。
11位:テトラ ledフラットライト led-fl
ブルーとホワイトのライトシステムで、3つのモード…
- 美しく透明感のある昼モード(ホワイト)
- 水中に差し込む太陽光のイメージ(ブルーとホワイト)
- 青白く光る月光をイメージ(ブルー)
を選ぶことができます。タイマーの使用ができないのがデメリットです。
12位:カミハタ ヴォルテス
専用の30W蛍光ランプを接続して使用します。
クリップで手軽に設置することもできますし、チェーンで吊り下げ式に設置することもできます。
1日8時間照射で、約1年半使うことができます。
13位:水作 スマートLEDライト
高演色性で水草育成波長を採用した、スリムなLEDライトです。
フレキシブルアームなので設置場所が多彩です。枠付き小型水槽にも利用できます。
14位:ニッソー PG スーパークリアLED
リーズナブルで、青白くなく、自然なホワイトの光が演出できるライトです。
防滴構造ではないので、水槽にフタを取り付けて使ってください。
15位:テトラ LEDミニライト
小型水槽におすすめのLEDライトです。
ブルーとホワイトの2つのランプが搭載されているので、3つのモードを選ぶことができます。
2000円以下と非常にリーズナブルなので「試しにLEDライトを使ってみたい」方におすすめです。ランプの寿命は約10万時間、一日8時間照射として34年間も使える計算になります。
水槽用ライトにおける蛍光灯とLEDの違い
どっちもメリットがあって迷うかたに、蛍光灯ライトとLEDライトの特徴をご説明します。
お持ちの水槽のタイプ、希望する光のイメージでお選びいただけますね。
蛍光灯ライトの特徴
- 柔らかい光を放ち、水槽全体をまんべんなく照らしてくれる
- 水の揺らぎがほぼ出ない
- 高さのある水槽の場合、W数の高いものでないと下まで光が届きづらい
蛍光灯には水草育成に必要な光がバランスよく含まれています。ですが、最近はLEDの普及が進み、販売数が減少傾向にあります。LEDに比べて使用時の発熱が多いなどのデメリットもありますが、蛍光灯はすべての水草育成に向いているという大きなメリットがあります。
LEDライトの特徴
- 直線的な光で、狭い範囲を強く照射してくれる
- 水の揺らぎが出る
- 蛍光灯よりも電気代を節約できるし、ライトそのものの寿命も長いのでコストパフォーマンスに優れる
- 奥行きがある水槽の場合、複数台設置しないと全体に光が届きづらい
LEDライトと本体が一体化しているため、薄くておしゃれなものが多く、人気があります。
普及が進んでいるため様々なタイプから選べますし、手に入れやすいというメリットもあります。
ただ、赤色光の弱いタイプの商品も多く、赤色光を必要とする水草の育成には向かないというデメリットもありますので注意してください。
一部の高性能なLEDライトはサンゴの育成も可能です。
まとめ:水槽用ライトおすすめランキング15!蛍光灯とLEDの違いも解説します!
水槽用のライトおすすめランキング、蛍光灯とLEDの違いについて解説しました。
予算、ライトの使用目的、水槽のサイズなどによって最適のライトは異なってきます。
みなさんがお持ちの水槽にピッタリのライトを見つける一助になれば幸いです。
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