常識はずれ!?でもプロのアクアリストはやっている水槽管理方法10選!

水槽管理はとても多岐にわたるため、初心者の方にとっては「常識的なやり方」を一つずつ試していただく必要があります。

ですがプロは、さすがに違ったメンテナンスを行います。

初心者の方が知ったら驚くような、プロならではの「常識はずれに見えてしまうが、実は的確」な水槽管理方法を10個ご紹介します。

もしご自分の水槽に適応できそうなら、少しずつ試してみませんか?

プロアクアリストのメンテナンス法を動画で解説!

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プロアクアリストが行うメンテナンス方法を音声付きで解説します。

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水槽管理の基本から応用までを動画で解説しています。

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プロアクアリストならでは!の水槽管理方法10選

では、プロのアクアリストは具体的に、どんなびっくりするメンテナンス法を行っているのでしょうか??

少しの足し水ならカルキを抜かない

アクアリウムの本には必ず「水槽に使う水は、水道水のカルキを抜いてから使う」と書いてありますが、プロは少しの足し水くらいならカルキを抜かずに、そのまま使います。

これは正に経験から生み出されたもので、プロはこの水槽ならこの量まではカルキを抜かなくても問題ないな、というのが判断できるのです。

水はカルキが抜けた瞬間から雑菌が増える可能性を持ちます。魚にとって有害なカルキも、水の清潔さを保つという点では不可欠なものです。逆を言えば、汲み置きした水よりも菌が少ない安全性の高い水というわけです。ただ、水槽に入れても良い水量の見極めが大変難しいので、水道から汲んですぐの水には、基本的にカルキ抜きを使用しましょう。

もちろん、多くの水を交換する場合などは、カルキ抜きを使っています。

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水温計は付けない

慣れたアクアリストは生体の様子をみつつ、適切な温度を感覚で調整できるため、水温計を水槽に付けません。

余計な器具をとりつけないため、鑑賞性があがるというのもその理由の一つです。

公共の場に設置するような、本格的な水槽には水槽用ヒーター、クーラーが設置されているので、ある程度自動的に水温が保たれるから、というのも大きなポイントです。

水換え時の水温は手の感覚で計る

アクアリストは多くの水槽を管理するので、水換えを一日何度も行うこともあります。そうしているうちに経験が積まれ、次第に飼育水の温度が手で計れるようになるのです。

水温計を使わなくても、手の感覚でほぼ理想ピッタリの温度の水を用意できます。

薬浴の分量は感覚

本来であれば、生体の病気の治療に用いる薬は容量を守ることが基本です。

ですが経験を積んだアクアリストは生体の病気の状態を見て、薬の適量を決めることができます。基本的に軽い病気であれば、薬を使わずに水換えで治してしまいます。

水合わせは30分で完了

水合わせをきちんと行うことは、生体のストレスを軽減し、寿命を縮めないために大切な作業ですね。点滴セットなどで水合わせを行う方も多いのではないでしょうか。

ですが、アクアリストは水合わせは30分ほどで済ませてしまいます。生体を袋に入れたまま飼育水に浮かべ、30分ほどで完了です。エビなど、どんな敏感な生体でも30分を限度にした水合わせで慣れさせてしまいます。

バクテリア剤を使わない

ショップには数多くのバクテリア剤が販売されており、不安になるとつい入れたくなるアイテムですね。特に「初めて水槽を立ち上げる」という方には、安心をくれるアイテムです。

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ですが、経験を積んだアクアリストはバクテリア剤をほとんど使いません。使うとしたら、他の方法が選べない、急を要する時だけです。

ほとんどの場合は、他の水槽で自然に増えたバクテリアのいる飼育水を注ぐなどしています。

長く上手に運営できている水槽をもつアクアリストならではの方法と言えますね。

CO2添加無しで水草水槽を作る

水草を美しく育てるには、CO2は必須!使わないと枯れてしまう、と思っている方も多いですね。

ですが経験を積むと、水槽のサイズ、育てる水草の種類、一緒にいれる生体数や種類をきめ細かに判断できるため、CO2添加無しでほとんどの水草水槽を維持することができます。

さすがにリシアなど、育成が難しい水草を育てる場合にはCO2を使うこともあります。

水槽掃除は月1~2回

水槽掃除も初心者が頭を悩ませるポイントですね。3日に1回?それとも週に1回がいいの?と悩む方も多いかと思います。

東京アクアガーデンで管理している水槽は掃除を2週間から1か月に1回程度しか行いません。

熱帯魚水槽の場合、水草のトリミング(ゴミをできるだけ出さないことで水質悪化防止)、餌の量を控える(食べ残し、排泄物を少なくすることで水質悪化防止)というテクニックを組み合わせ、掃除の回数を減らしています。

小型水槽にも外部フィルターを使う

初心者の方は外掛けフィルターをお使いの方が多いです。水槽のセットを購入すると最初から入っていることも多いため、愛用している方が多いようです。

プロは小型水槽にでも外部フィルターを使っています。外部フィルターはろ過能力が高いこと、さらにフィルター内にたくさんのろ材を搭載することができるので、水槽に有用なバクテリアの育成、多くの有害成分の除去などを行うことができるのです。

外部フィルターに興味をもたれた方は、下のリンクをご参照ください。

給餌は2日に1回

餌をねだる熱帯魚たちは大変可愛らしく、つい何度も餌を与えたくなってしまいますね。

ですがプロは給餌は2日に1回しか行いません。

「それじゃお腹を減らせてしまう!」と思うかもしれませんが、経験を積むと生体の様子を観察することで、餌が十分に足りているか判断できます。

環境を整ればオリジナルの管理が可能になる

メンテナンスには「これが正解」というものはありません。

なぜならば、水槽の環境はそれぞれで大きく異なるからです。

水槽のサイズ、置かれている場所の環境、生体の状態、どんなフィルター、ろ材、底砂利を使っているか、餌の量や頻度など、非常に多くの条件が絡み合っています。

それらを複合し、的確に判断できるプロアクアリストは水槽の状態でその時に必要なメンテナンスがわかる、というわけです。

私たち一般のアクアリストも経験を積むことで、自分にやりやすく、持っている水槽に適した方法を編み出すこともできます。

つまづいたポイントは情報を集めて改善しつつ、オリジナルの管理方法を考えていくのもアクアリウムの楽しみの一つなので、いろいろ試行錯誤してみましょう。

まとめ:常識はずれ!?でもプロのアクアリストはやっている水槽管理方法10選!

プロならではの、経験と実績に裏打ちされた一見常識はずれに見える水槽管理方法について解説しました。

部分的にこれなら…と取り入れられそうな手法を試してみるのもとても楽しいと思います。

いきなりすべてを変えてしまうと水槽に異変が起こりかねませんので、少しずつ試してみてください!

※返信にお時間をいただいております。
弊社公式サイトのお悩み相談フォームですと早めに返信できますので、よろしければそちらもご利用ください。

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