金魚の飼い方・選び方について~金魚素人育成記5 ~

かわいい金魚ちゃん、どの子が良いかな?

なんて、金魚の売り場に行くとついつい思います。

新しい子を増やしたい…でも、うまく導入できなかったら?とも考えます。

金魚は一匹一匹、柄も体型も違うし、個性も千差万別!同じ子は絶対にいません!

そもそも、金魚は体型からして、2タイプに分けられます。

金魚のタイプ

長手の金魚タイプ

朱文金やコメットなどの、いわゆる、和金型とよばれる金魚たちです。

金魚の中でもフナに近いので、強靭な生命力と俊敏な運動能力を持ちます!

ご飯もよく食べ良く成長し、水も結構汚します。

なので、割と大型で、ろ過のしっかりした水槽が必要になります。

 丸型の金魚タイプ

ランチュウや、琉金などのコロッとした体型の金魚たちです。

泳ぎが苦手なので、水流は控えめの水槽がいいです。

ランチュウの場合は水深も浅いものが好まれます。

泳ぎの素早い和金型とは一緒に飼うことはできません!

 

タイプだけでも、必要とされる水槽がだいぶ違います。

4匹で買ったのに、一匹だけ強すぎる子がいた場合、セパレーターなどが必要になってきます。そうすると広い水槽でなければ、難しいですよね。

逆に、弱すぎる場合、エサを一匹だけ食べられないこともあります。

追加するときは、気の合いそうな個体を選ぶのも重要なことです!

また、ヒレがボロボロだったり、沈んでいたりしている子は体調が悪い場合があります。

よく観察しましょう。

金魚の買い方

ホームセンターやペットショップで買う、というのが一般的ですが、インターネットが普及した昨今、金魚の買い方も多様になってきました。

ネットオークションや通販サイトを介してブリーダーから好きな個体をクリック一つで買えちゃうんです!

憧れの珍しい種類や、上物まで…飛びつかないわけがありません。

通販してみた!

『ブリストル朱文金』が欲しかった私は、何の躊躇もなくサイトで通販しました。

ブリストル朱文金はなかなかホームセンターには売っていません。

その当時、金魚飼育が何たるかをさっぱりわかっていなかったので、最初に用意した水槽は、よりによって背面ろ過式の、25cm水槽でした…。

そして金魚が到着してびっくりしました。なんと、サービス個体が入っていたのです!

一匹で飼うことを想定して小さな水槽(一匹でも小さすぎるのですが)しか用意していなかったので右往左往。二匹を無理やり投入し、後日新しい大きな水槽を買いました。

このように、通販だと実際に見て買っているわけではないので、予測し得ないことがあったりします。

しかし、近所に買えるお店がない、どうしても欲しい種類がいる場合は最高のやり方です!

やっぱり直接、買いに走る。

金魚を飼っていると、やはり性格の違いがわかるようになってきます。

もう一匹欲しい…けれど、今いる子とケンカしたらどうしよう???

実際に性格を見極めたい!

そうして、3匹目は直接お店に買いに行くと決めました。

しかし、お店にも種類があります!

  1. ホームセンター
  2. アクアリウムショップ
  3. 養魚場

養魚場に行くと、ホームセンターやアクアリウムショップに卸す前の金魚たちを買うことができます!当歳魚(その年に生まれたばかりの若い金魚)も買えるので、より大きく成長するように最初から仕込みたい方にオススメです!

しかし、養魚場は都心からは結構離れた場所にあります。

なので私はアクアリウムショップで購入しました。ショップによっては、どこの養魚場のお魚か明記してあるので、安心です!

大切なのは個性

素人の私は、ブリストル朱文金を更紗和金と混泳させようとしていました。

同じ長手だし、大丈夫かなと思っていました。

それは、甘い考えでした。

ブリストル朱文金は、長手の和金型ですが、動きがおっとりしています。

生粋のやんちゃな和金とは、そりが合わなかったのです。

このように、近い体型でも、そもそもの気性が合わない場合があります。

しかし上手くいく事例もたくさんあります!

やはり、大切なのは金魚それぞれの個性・性格なんです。

体型、性格、それらを踏まえたうえで、自分の用意できる飼育環境に合った金魚を選ぶこと、それが最も重要なことです。

素人は、今日も金魚たちにとって最適な環境は何かを考えています。

 

◆これまでの金魚素人育成記◆