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ワンランク上の水槽にするためには浮草を入れましょう

金魚やメダカなどの淡水魚を飼い始めた方におすすめしたいのは浮草です。

室内の水槽以外に、睡蓮鉢や公園などで浮かんでいるのを時々見かけますね。

見ているだけで風流でこれから暖かくなる時期におすすめしたい水草です。

浮草があるだけでワンランクUPした水槽ができあがるので、ぜひビオトープ作りに挑戦していただきたいです。

ビオトープとは

生物が住みやすいように自然環境を作ることを示します。

ビオトープ: Biotop)あるいはバイオトープ: biotope)は、生物群集の生息空間を示す言葉である。日本語に訳す場合は生物空間(せいぶつくうかん)、生物生息空間(せいぶつせいそくくうかん)とされる。語源はギリシア語からの造語(bio(命) + topos(場所))。転じて、生物が住みやすいように環境を改変することを指すこともある。

ビオトープ – Wikipedia

浮草を入れるメリット

  • 水の浄化作用がある。
  • 魚の隠れ家になる。
  • コケ防止になる。
  • 安価で入れるだけでレイアウトがプロっぽく見える。

稚魚や臆病な魚には浮草や水草があるだけで隠れ家になります。

魚の為に浮草を入れて影を作ってあげましょう。

また、富栄養化をおさえるのでコケ防止になります。

浮草を入れるデメリット

  • 増殖し水面をおおってしまう。
  • 水槽メンテナンスがしづらい。
  • 水面を覆ってしまうため他の水草が光合成しづらくなる。
  • オーバーフローの水槽には適さない
  • 照明が明るすぎると浮草が黒く変色してしまうことがある。

夏など暖かくなってくると浮草が一気に増殖します。

また、魚が真上から見づらくなることがあるため適度に処理が必要になります。

ポピュラーな浮草の紹介

  • ドワーフフロッグビット
  • アオウキクサ
  • サンショウモ
  • オオサンショウモ
  • フィランサス フルイタンス
  • ルドヴィジアフローティング
  • ヒグロリーザ アリスタータ
  • サルビ二アククラータ
  • ミジンコウキクサ
  • ネグロウォーターファン子株
  • アマゾンフロッグビット
  • ホテイアオイなど

(↑上記の写真はホテイアオイです)

アオウキクサは一部の金魚飼育達人者の間では、餌として重宝されています。

これから水槽を初めて用意する方、水槽の買い替えなど水槽のレイアウトの変更などで浮草を入れるだけでワンポイントになります。

浮草は管理が楽で、種類によっては花も咲く種類があります。

ウォーターポピーやカキツバタ、ホテイアオイなど綺麗な花が咲きます。

花の大きさにもよりますが、見えやすいようにテラリウムの水槽に入れるのもおすすめです。

また、注意が必要なのは大磯砂のように低底栄養分が少ないところは

浮草は10㎜以内のサイズで収まるものもありますが、ソイルにして根を伸ばすと葉っぱがとても大きくなる場合があります。

浮草を入れる前にどんな成長をするのか店員さんやネットで確認するのが良いでしょう。