これから梅雨の時期、カビが気になる時期になってきますね。
水槽があることで梅雨の時期はより部屋がじめじめとしてしまっていたりするでしょう。
そうすると、いつの間にかカビが発生してしまっているかもしれません。
今回は、そんな水槽のまわりにできてしまうカビの対策について書いていきたいと思います。
特に、水槽台の中などは、カビが生えやすいので注意してください。
カビとは
カビとは菌糸からなる体を持つ菌類のことです。
引用 Wikipedia
なぜカビが発生するのか 3つの理由
カビが発生してしまう原因はいくつか考えられます。
それについて紹介をしていきたいと思います。
理由1 湿度
部屋の湿度が80%以上あるとカビにとってはとても快適な環境になってしまっています。
湿度が高いと言うことは空気中の水分が多いためカビが発生します。
部屋に水槽があると水槽の水が蒸発してしまい、湿度が高くなりやすいのでカビが発生しやすいです。
理由2 温度
カビが発生しやすい温度は20℃から30℃です。
ちょうど梅雨の時期はこのくらいの温度ですね。
そのため、梅雨の時期はカビが発生しやすくなってます。
また、水槽に使っているクーラーなどは水を冷やすために暖かい空気を排気しているため、クーラーまわりは温度が高くなりやすいです。
理由3 汚れ
カビはホコリなどの汚れをとても好んでいます。
そのため、水槽台の後ろの隙間などにたまっているホコリなどは注意が必要です。
そういったところからカビは発生しやすくなっています。
アクアリウム周辺にカビを発生させない対策
カビを発生させないようにする対策はいくつかあります。
湿度対策と温度対策について分けて紹介します。
湿度対策について
窓を開けて換気をしましょう
換気をすることで、水分の付着を避けることができます。
窓を開けて換気をするときは風が通り抜けできるように窓を開けるとより効果的です。
換気は時間があるときはできるだけするようにしましょう。
水槽に蓋を付けましょう
水槽に蓋がついていない場合は蓋をつけるだけでも、水の蒸発を少なくすることができるため湿度も下げることができます。
オーバーフロー水槽はろ過層が入っている水槽台の中に市販で販売している押し入れなどにいれる除湿グッズを入れても湿度を少しでも下げることができると思います。
除湿機を置きましょう
部屋に窓が無い、雨が降っている時など換気をすることが難しい場合などは、除湿機を置くことです。
温度対策について
部屋の温度を下げるにはエアコンをつけて調整することがいいと思います。
最後に、汚れ対策としてホコリなどをためないように定期的に掃除をしましょう。
水槽台の裏やクーラーの吸気口にはホコリがたまりやすいです。
そのため、水槽のメンテナンスを行う時には同時に水槽台なども雑巾で拭くことでカビ対策になります。
クーラーの吸気口のフィルターなどは取り外せるものもあるので、フィールターのところもホコリがたまりやすいので拭いた方がいいです。
拭く時には、水で拭くのではなく消毒用のアルコールで拭くようにしましょう。
水で拭いてしまうと、カビを撒き散らしているだけになってしまいます。
まとめ
梅雨の時期、カビにとってはとても過ごしやすくなっています。
寝る前に少し窓を開けて換気をするだけでも対策には繋がってきます。
部屋に水槽がある方はカビ対策もしっかりとしていくようにしましょう。
生き物が好きで動物関係の専門学校へ入学。
アクアリウムの飼育サークルへ入部し、アクアリウムの魅力に取りつかれる。
以降、自分の好きなものを仕事にしたいという想いからアクアリウム業界に勤めています。
自宅でも淡水魚や海水魚、サンゴなど様々な魚を飼育管理しています。実家では大型犬を4頭、出店で持って帰ったミドリガメを15年以上、家族の一員として迎え入れています。
ベタを飼ってます。30センチ水槽に、ヒーター、スポンジフィルターのみで、あとは何にもありません。なのに、ヒーターや、その辺に白いふあふあの物がでてきます。水換えも毎日やってます。もう、嫌になってきました。
白いフワフワは、容易にクリーナーで吸い込めるようならベタの粘膜かもしれません。
魚は毎日水換えを行うとストレスを感じてしまう事があります。
フィルターがあるなら1週間に1/2程度の水換えでも十分なメンテナンスになりますよ。
ベタは穏やかな環境を好むので、焦らず様子を見てあげてくださいね。
よろしくお願いいたします!