いまからできる水槽の地震対策

水槽を設置している場合、地震速報が鳴り自宅近くが震源だとつい水槽が倒れていないか、または水漏れが起こっていないか気になる方が多いかと思います。

では、現在の水槽が地震対策をしていな場合に、後から地震対策をする方法はあるのでしょうか。

その答えは、もちろんあります!!

今回は、誰でも簡単に後からできる地震対策をお伝えしていきたいとおもいます。

 

過去の地震対策はこちらへ

↓↓↓

地震でも倒れない水槽にするには!?地震に備えるアクアリウム

水槽の地震対策

水槽の地震対策を動画でもご紹介!

アクアリウムの地震対策は、YouTubeチャンネル『アクアリウム大学』でもご紹介しています!動画でわかりやすく解説していますので是非チェックしてくださいね。

水槽と壁を固定する方法

この方法は、主に水槽を設置する前にお客様へ提案し設置する弊社の一般的な地震対策の方法です。

驚くべきは、この商品の性能です。

使用方法を守って使用すれば、メーカー説明によると震度6程度まで耐えられるそうです。

しかも、水槽を設置したあとでも固定することが可能です。

 

その商品とは、株式会社リンテック21という会社から発売されている、リンクストッパーL型もしくはT型というものです。

量販店やネットショップなどで簡単に購入することが可能です。

選定方法は、対象物質量という記述があり80キロ~160キロ程度と幅広いため、まずは水槽重量を計算してからそれに見合った商品を購入してください。

 

例を挙げると、60センチ水槽(W600×D300×H360)水槽の場合、約65ℓです。

この場合、80キロまで対応のリンクストッパーL型が対応範囲です。

全部で4つ入っていますので、水槽の左右上下に各1つ付けます。

あまりに、水槽と壁が離れていると設置できませんので、壁と水槽の隙間は100mm以内に抑えましょう。

また、水槽台も固定が必要な場合は同じく左右上下に各1つ付けることをオススメします。

 

費用は、水槽と水槽台を上記内容で固定する場合は6,000程度です。

この費用を高いか安いか感じるのはその人の主観だとおもいますが、地震で倒れた被害を考えると筆者はこの金額ならやるべきだとおもいます。

水槽にフタを設置する方法

これは、最も簡単に対策できる方法です。

現在の水槽にフタを付けていない場合、その水槽に見合うフタを購入し設置すれば良いだけです。

ただし、ただ適当に既製品のフタを探して設置するのではありません。

ろ過器の穴や、ヒーターコード穴、または給餌穴などを除き、不要な部分はすべて綺麗に水面が覆われていることが大切です。

地震で揺れた時に溢れる量を軽減するためですので、綺麗に覆われたフタを用意しましょう。

 

材質やメーカーにもよりますが、60センチ水槽(W600×D300×H360)水槽の場合でも特注で作って5,000円程度で作成可能だとおもいます。

既製品購入するのとそこまで大差ないため、一度近くの専門店で相談し見積りもらってみましょう。

耐震ジェルを使用する方法

スーパー吸ちゃん S-310T

いわゆるジェルマットという商品です。

この商品は最も安価で手軽に実施することができます。

水槽を設置した後の場合、一度水槽を所定の場所から移動させます。

移動し空いたスペースへジェルマットを敷きます。

そこへ、水槽台を戻し水槽台の四隅がしっかり乗るようジェルマットの上へ据え付けます。

つぎに、水槽台の上へ水平器を置き水平が取れている事を確認します。

水平が取れていたことを確認後、水槽台の上にもジェルマットを敷きます。

この際、四隅だけではなくなるべく水槽台全面に敷きつめましょう。

水槽底が水槽台に付いている面積が少ないと、加重分散に偏りが出ることで水槽破裂の危険が生じます。

水槽台上へジェルマットを敷きつめたら、最後に水槽を据え付けます。

念のためここでも水平を測り水平が出ていれば完成です。

 

材質やメーカーにもよりますが、60センチ水槽(W600×D300×H360)水槽の場合、4,000円程度で購入可能だとおもいます。

iBUFFALO 耐震ジェルマット 四角 100角 1枚入り (100mm×100mm×5Mm) BEQJM100101A

地震対策の重要性

いかがでしたか。

水槽を設置した後でも、地震対策をやる方法は理解できましたでしょうか。

今回は3つお伝えしましたが、じつはこれらをすべて実施することが最も効果的なのです。

もちろん、どれか一つを実施するだけでもやらないよりは効果があるでしょう。

 

しかし、いざ地震がきて水槽が倒れてしました。

その時に、水が溢れるだけでなくコンセントに水がかかりショートし火災が起こるなんてことも起こりえるのです。

そんな悲惨なことを防ぐためにも地震対策はもちろん、安全対策はしつかり行いましょう!

※返信にお時間をいただいております。
弊社公式サイトのお悩み相談フォームですと早めに返信できますので、よろしければそちらもご利用ください。

コメントをどうぞ

メールアドレスが公開されることはありません。 が付いている欄は必須項目です