熱帯魚を飼育を始めるなかで初めて飼育をするきっかけになるとこが多いのはテレビやホームセンター内のアクアショップ、または興味を持って路面店に出向いたりと色々あると思います。
その中で1番見た目に関心を持ちお魚の飼育を始める人も多いはず。
しかし水槽内で限られた空間の中での飼育はいくつかの失敗を起こってしまいます。
その為実はお魚を飼育するのは難しいのでは?と考えが出てしまいます。
ここでは熱帯魚の中で事故が起きやすい習性(生態)の魚を紹介していきます。
事故が起きやすい熱帯魚
事故を起こしやすい魚はさほど多くありません。
ここさえ押さえておけば
「うちの水槽に入れたら事故が起こるかもしれない」
という予想が立つわけです。
なのでしっかり学んで行きましょう‼︎
事故を起こしやすい熱帯魚その1…肉食の魚
どんな魚でも口に入れば魚を食べることはありますが、それとは別に特に魚を好んで食べる魚がいます。
特に上の画像のように口が大きい魚には要注意です。
代表的な魚
レッドテールキャットなどの大型のナマズ、ピラニアの仲間、パーチやダトニオの仲間。
肉食魚についての記事もあります!↓
事故を起こしやすい熱帯魚その2…縄張り意識が強い魚
群れて泳ぐ魚でなければ、多かれ少なれ縄張りを主張をしますが、その主張が激しすぎて他のお魚に強く当たりすぎる魚がいます。
草食系のお魚にも多く見られる気がします。
代表的な魚
大型のシクリッド(フラワーホーン等)トリム系の一部の大型のプレコ
事故を起こしやすい熱帯魚その3…同種同士で激しく争う魚
縄張りを意識とも意味合いが違いますが、南米シクリッドのラミレジィのオス同士の小競り合いとは違い、同種に関して執拗な攻撃を加える魚がいます。
大型の魚でアジアアロワナでは多数の飼育で攻撃が緩和されますが、少数だと激しく争います。
代表的な魚
ベタ(オス同士)、一部のシクリッド、アジアアロワナ(少数)
事故を起こしやすい熱帯魚その4…魚にとって美味しい生き物
エビの仲間は魚にとっては良いエサらしく、口に入ればほとんどの魚は食べてしまいます。ただ食べなくとも追いかけ回して必死に逃げているエビが水槽から飛び出す事故も起こります。
小型の熱帯魚の場合ならレッドビーシュリンプやミナミヌマエビと比べてやや大き目のヤマトヌマエビとなら口に入らないので相性が良いです。
代表的な種類
レッドビーシュリンプ、ミナミヌマエビ等の小型のエビ全般
事故の起こりやすい魚その5…他の魚を食べる(プレコ)
大型のプレコは動きの遅い魚の体表を舐めてしまい弱らせてしまうことがあります。
ただ舐められてしまう側の魚が元気であればすぐに逃げれますが、弱っていたりするときは注意は必要です。
代表的な魚
セルフィンプレコなどの大型になるプレコ
定番種で事故が起こりやすい魚⁉︎…エンゼルフィッシュ
定番で多く流通していて、ほとんど小さい時に売られているエンゼルフィッシュ。
小型の時は問題ありませんが大きくなると最大で20㎝前後になるので普段一緒に飼育していたエンゼルフィッシュ以外の魚が食べられてしまったりする事故が多いです。
飼育事故を少なくしていくためには。
今回初心者が起こしやすい飼育事故について書いていきましたが、やっぱり全体的に多く起こる事故は飼育を始めて数ヶ月経過したら水槽内にいるお魚の大きさに差が出てくる時に事故が起こりやすい気がします。
ナマズの仲間のレッドテールキャットも最初は3㎝程で売っていたりするので飼育して初めて気付いていくこともあります…。
ただし今回は紹介したお魚達は鑑賞価値が低いわけではありません。
レッドテールキャットも単独で飼育すればヒレも他の魚に噛まれることもなく綺麗な姿を見ることができます。
個性的な生態を理解して、うまくお魚に立ちと付き合っていくことも大事です。
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生き物が好きで動物関係の専門学校へ入学。
アクアリウムの飼育サークルへ入部し、アクアリウムの魅力に取りつかれる。
以降、自分の好きなものを仕事にしたいという想いからアクアリウム業界に勤めています。
自宅でも淡水魚や海水魚、サンゴなど様々な魚を飼育管理しています。実家では大型犬を4頭、出店で持って帰ったミドリガメを15年以上、家族の一員として迎え入れています。
ピラニアは何を食べますか?
冷凍赤虫とかも食べますか?
ピラニアは赤虫も食べます。
小型魚の他、昆虫(ミルワームなど)のような生餌から、カーニバルなどの人工飼料も食べますので、水の汚れや栄養バランスに配慮しながら与えるのがおすすめです。
こちらの記事もご参照ください。
・ピラニアを家庭で飼育する方法!おすすめの水槽や餌、混泳方法を解説
https://tropica.jp/2018/10/25/post-22948/
よろしくお願いいたします。