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アクアテラリウムで飼育したい、おすすめの生物

アクアテラリウムは、簡単に言うと「1つの水槽に、水中と陸地を再現したレイアウト」です。陸地には流木や岩を配置したり、植物を植えたりすることが多いので、見応えのある水槽を演出することも可能です。

見た目が格好いい。迫力がある。見ていて飽きない。――それが、アクアテラリウムの分かりやすい強みだと私は思います。

(↓アクアテラリウムの過去記事はこちら)

今回の記事では、そんなアクアテラリウムの魅力を120%引き出す生き物(熱帯魚・両生類)について、選定理由とあわせて紹介していきたいと思います。ガラス越しの水中から見るか? ガラス無しの水面から見るか?――たったそれだけのことで、同じ生き物の別の側面を見ることができますよ♪

はじめに・アクアテラリウムで生物を飼育したい!

アクアテラリウムにも弱点があります。

それは「水槽のサイズに比べて、総水量が少ない」というものです。60センチ規格水槽の場合、約50リットルの水を入れることができるのですが、陸地を水槽の半分に作ったとしたら、入れられる水の量は「半分以下」になります。陸地の土台になる石組みや流木の体積の分、水量が減ってしまうからです。

そのため、アクアテラリウムで生き物を飼育する場合には、「水を汚しにくい」「狭い範囲でもケンカをしない」「土台の石組みや流木を崩さない」といったことを意識して生物を選ぶことが大切です。

しかし、この条件で生体を選ぶだけでは、アクアテラリウムの魅力を引き出すのには力不足な生き物も選んでしまいます。アクアテラリウムの魅力を引き出せる「色々な意味で美味しい生き物」達を見つけるには、次の3つの視点が重要です。

アクアテラリウムで飼育したいおすすめ生物

①上から観賞すると格好良い生物

屋外にある池での鑑賞を目的として品種改良を繰り返されてきた錦鯉や金魚は、「上から見る」のが一番魅力の伝わる観賞方法だと言われています。熱帯魚にも、彼らと同様に上から観賞することで魅力が引き立つ生き物がいます。

1.コイベタ

(熱帯魚)鯉ベタ・ハーフムーンプラガット コイカラー オス(赤系)(1匹) 本州・四国限定[生体](熱帯魚)鯉ベタ・ハーフムーンプラガット コイカラー メス(赤系)(1匹) 本州・四国限定[生体]

その姿はまるで錦鯉。
最近開発された種で、ベタファンの間でブームを巻き起こしています。
わびさびの美しさが感じられます。

2.改良メダカ
(めだか)朱赤透明鱗三色メダカ/朱赤透明鱗三色めだか(3匹) [生体](めだか)楊貴妃メダカ/楊貴妃めだか(12匹) 本州・四国限定[生体](めだか)幹之メダカ 鉄仮面/みゆきめだか(1ペア) 本州・四国限定[生体](めだか) お一人様3点限り 小川ブラックメダカ/小川ブラックめだか(6匹) [生体]

様々な品種改良で、めだかも今空前絶後の大ブームです。
三色、赤、青、黒、白、メタリックなどなど、高価な種類も多く、卵までが高値で取引されているようです。

3.バタフライフィッシュ

(熱帯魚)バタフライ・フィッシュ(1匹) 本州・四国限定[生体]

顔をよく見たらわかるように、小さくてもアロワナの仲間です。
上層を舞うように泳ぐ姿は、まるで蝶。
古代魚の中では比較的飼いやすい種類です。

4.アーチャーフィッシュ(テッポウウオ)

(熱帯魚)アーチャーフィッシュ(1匹) 本州・四国限定[生体]

口から水を鉄砲のように噴射して、獲物を水面にたたき落とすテッポウウオ。
上層で獲物を探す姿は、まさにハンターです。

いかがでしょうか? コイベタや改良メダカは、上から観賞することで「高級錦鯉」顔負けの魅力を放ちますし、バタフライフィッシュは大きく広がった羽のようなヒレが格好いいです。また、アーチャーフィッシュは、陸地にクリルなどの餌を置いておけば、名前に恥じない水鉄砲を披露してくれます。

②水陸両用な生物

せっかくのアクアテラリウムなのですから、水中でも陸上でも活動する生き物を飼いたくありませんか? 脱走防止のために、蓋がしっかりと閉まる飼育容器であることが前提条件なのですが、両生類を飼育すると彼らの野生的で自然な行動を鑑賞することができます。

・カエル(アマガエル、モリアオガエル、カジカガエル、スズガエルなど)
・アカハライモリ(水中を好むが、たまに陸にも上がる)
・シリケンイモリ(陸上を好むが、たまに水中にも入る)

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カエルの仲間やシリケンイモリは本来、産卵期以外には水場は必要最低限のみの設置で飼育することもできます。しかし、アクアテラリウムで飼育していると「森の中の水辺を再現したみたい」に感じられて、とても良い雰囲気が出ます。

逆にアカハライモリは本来、陸地が無くても飼育することが可能です。しかし、陸地を作ってあげることで、湿度や気温が高い日などに陸地を散歩している様子を鑑賞することができます。

③上から見た時に、背中の色彩がはっきりした生物

アクアテラリウムには、上記にあげた生物以外にも色々な種類の生体を入れることができます。ネオンテトラだったり、アカヒレだったり、アピストグラマの仲間だったり。しかし、アクアテラリウムに入れる魚を選ぶときに、気を配ることでアクアテラリウムをさらに魅力的にしてくれる熱帯魚もいます。

それは「底砂の色と混ざらない、はっきりした背中の色をした魚」です。

これを意識することで、水中からでも水面からでも、すぐに魚を見つけることができます。黒っぽい色の魚に比べると、入り組んだアクアテラリウムでの観察のしやすさが段違いですし、水面から見える姿も、はっきりと楽しむことができます。

例をあげると――
・プラティー
・グッピー
・アルビノ系の魚(白コリ、アルビノ・ミニブッシープレコなど)
・ゴールデン系の魚(ゴールデン・アカヒレ、ゴールデン・バルブなど)
・高グレードのビーシュリンプ&レッドビーシュリンプ
・高グレードのレッドチェリーシュリンプ
――がおすすめしたい生き物です。特に、アルビノやゴールデン系の生き物はおすすめです。白や黄色の彼らは良く目立ちます。

また、水質維持のためにそこそこの水量が必要になりますが、赤と白の縞々模様を持つレッドビーシュリンプを上から眺めるのも、なかなか新鮮で楽しいですよ。

(エビ) 無選別 レッドビーシュリンプ 赤白バンド(10匹) 本州・四国限定[生体]

アクアテラリウムに向きそうで向かない生物

なお、私が個人的にアクアテラリウムで飼育してみたい魚としては、トビハゼの仲間やカニの仲間があります。しかし、彼らは一癖も二癖もある生き物なので、今回はおすすめしませんでした。

また、最近流行している「タイゴースト」と呼ばれるアメリカザリガニの改良品種も、上から見たらとても綺麗な生き物なのですが……石組みや植物に悪さをするので、向かない生き物のコーナーに入れました。

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しかし、彼らに食べられても問題ない植物を使用したり、石組みをシリコンで固定するなどの対策を取ったりすることで、彼らをより魅力的な姿でアクアテラリウムにて飼育することは可能だと思います。

特に、水族館の展示などは、気合が入っていることが多いので勉強になります。

おわりに・アクアテラリウムで飼育したい、おすすめの生物

ここまで、アクアテラリウムで飼育したいおすすめの生物として、色々な生き物を紹介してきました。中には90センチ以上の大型水槽じゃないと楽しめない魚(バタフライフィッシュやテッポウウオなど)も入っていますが、最近のコイベタや改良メダカは、目を見張る迫力がありますので、個人的にかなりおすすめしたいです。

(↓過去記事はこちら)

また、アクアテラリウムを制作することは、ハードルが高いと思われる方もいらっしゃるかもしれません。そんな時には、今回の記事の冒頭にある過去記事も参考にしてみて下さい。

なお、個人的には「ゆるキャラ的な河童」をアクアテラリウムで飼ってみたいです。鹿児島県の某河川に棲息しているらしいのですが……「きゅうりのぬか漬け」で釣れると思いますか?

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