水草付き流木のレイアウト事例!販売されているおすすめの商品もご紹介します

水槽のレイアウトで水草と共によく使われる素材に、「流木」があります。水槽レイアウトで使用する場合、そのまま水に入れるだけでもよいのですが、よりデザイン性を高めたいのであれば水草を流木につけてセッティングすることをおすすめします。

自分で水草付き流木を作るのが難しい場合には、市販されている水草付き流木を購入してみましょう。

今回は水草付き流木を使用した水槽レイアウトの事例紹介や、通信販売などで購入できるおすすめの商品をご紹介します。

水槽レイアウトで流木を使う時の注意点

水槽レイアウトで流木を使用するときに、注意しなければならないことがあります。

まず自分で近くの河川や湖・沼などから拾ってきたものを使用する場合は、寄生虫や病原菌がついている可能性があるので必ず使用前に「煮沸消毒」「あく抜き」を行いましょう。

目視で小さな虫がいるかなども確認する必要があり、市販されている流木を使用する際も、同じような理由であく抜きや煮沸消毒を行う必要があります。

 

流木をそのまま使用すると「ブラックウォーター」という状態になることがあります。

ブラックウォーターは流木に含まれるタンニンが、水中に流れ出した酸性の水なので飼育する生き物によっては水質が合わなくなることもあるので、注意が必要です。

しかし熱帯魚によってはブラックウォーターの方が調子がよい場合もあるので、飼育する熱帯魚に合う水質などを把握しておきましょう。

 

市販されている水草付きの流木は、あく抜きなどの処理を施してあるものがほとんどなので、購入後そのまま水槽に入れることができます。

 

流木の種類やあく抜き、水草の活着方法などについてはこちらの記事で詳しく書かれています。

水草付き流木のレイアウト事例をご紹介!

ここでは水草付き流木のレイアウト事例を紹介していきますので、自身で水槽レイアウトを考えるときの参考にしてみてください。

 

水槽レイアウトに関してはこちらの記事で詳しく書かれています。

ウィローモスを活着させて自然な雰囲気を演出

こちらの画像はウィローモスを流木に活着させることで、長期間水中にある流木のイメージを自然に作り出しつつ、草丈の低い自然な茂みを作っています。

複数の水草付き流木を組み合わせてアーチを作る

こちらの画像は比較的草丈の低い水草と流木を組み合わせたレイアウトです。草丈の低い水草を流木に活着させることで、高低差を作り湖の底のようなイメージの奥行きのある水草レイアウトになっています。

高さのある流木に付けることで水草をコンパクトにまとめる

小型水槽だと水草付き流木を設置しにくいというイメージがあるかもしれません。しかしこのように高さのある小型水槽なら、流木に水草を付けることでコンパクトにまとめることができます。

複数の水草付き流木を組み合わせる

中型~大型の水槽や、小型でも高さのある水槽レイアウトの場合は、複数の水草付き流木を組み合わせることでボリューム感のあるレイアウトを作ることができます。

立体感をつくりつつもすっきりとした水槽レイアウト

水草付きの流木を使用することで、水槽の左右奥に茂みを作ることができ、中央と前面に空間を作っています。立体感をもたせつつ、すっきりとした水槽レイアウトを作りたいときに、水草付き流木はおすすめのアイテムです。

ショップで販売されているおすすめの水草付き流木をご紹介!

ここからは通信販売で購入可能な、水槽レイアウトにおすすめな水草付き流木をご紹介していきます。

通信販売を利用するときは、流木のサイズや形を選ぶことができない点に注意してください。

巻きたて ジャイアント南米ウィローモス 流木 SSサイズ(無農薬)

(水草)巻きたて ジャイアント南米ウィローモス 流木 SSサイズ(無農薬)(1本) 本州・四国限定[生体]

このタイプの水草付き流木は、水槽レイアウトで使用すると自然な雰囲気を作りやすいです。また水中で長い歳月をかけてきた流木のイメージを作りやすいという利点があります。

ウィローモスは少ない光量で育つことができ、CO2添加も不要なので、後景の影になるような位置に設定することもできます。

メダカ・金魚藻 カボンバ 流木付

(水草) メダカ・金魚藻 カボンバ 流木付(1個) 本州・四国限定[生体]

メダカ金魚飼育でおなじみのカボンバも流木にセットすることが可能です。底砂に植え込む水草ですが、流木にセットするだけで水槽内の雰囲気ががらりと変わります。

ただし、流木にセットすると根から栄養分を補給しにくくなるため、追肥など様子をみて与える必要がありますが、底砂に植え込まずに自然な雰囲気を出したいという時におすすめです。

 

カボンバについてはこちらの記事で詳しく書かれています。

アヌビアスナナ ゴールデン&ミクロソリウム2種付流木

(水草)アヌビアスナナ ゴールデン&ミクロソリウム2種付流木 Lサイズ(1本) 本州・四国限定[生体]

アヌビアスナナ ゴールデンはアヌビアスの中では小型の種類で、ミクロソリウムと共に低光量・CO2なしで育つ、アクアリウム初心者向きの水草です。

どちらも前景~中景に使用される水草で、流木に付けることで自然に流木に活着している水草というイメージを作りやすくなります。

 

アヌビアスナナとミクロソリウムについてはこちらの記事で詳しく解説しています。

ボルビティスsp.ベビーリーフ付 流木 Sサイズ

(水草)ボルビティスsp.ベビーリーフ付 流木 Sサイズ(1本)(約15cm)

ボルビティスsp.ベビーリーフはボルビティスの中でも特に葉が小さい種類です。低光量・CO2添加なしでも育つ水草で、草丈は低めで前景に使用することが多いですが、流木に付けることで中景や後景に茂みを作ることが可能です。

ミクロソリウム プテロプス付 枝状流木 Sサイズ
(水草)ミクロソリウム プテロプス付 枝状流木 Sサイズ(約15~20cm)(1本) 本州・四国限定[生体]

枝状の流木は水槽内でアーチ状の形状を作りやすく、立体的な水槽レイアウトを作ることが可能です。枝状流木の頂点に水草を付けることで、より自然な雰囲気を演出することもできます。

水草付き流木のレイアウト事例!販売されているおすすめの商品もご紹介しますまとめ

今回は水草付き流木を使った水槽レイアウト事例や、通信販売で購入可能なおすすめの水草付き流木をご紹介しました。

自分で拾ってきた流木や、流木単体で販売されているものはあく抜きをする必要がありますが、水草つきのものはあく抜きなしで使用することができます。

活着性のある前景向きの水草でも、流木にセットするだけで以外な場所に設定することができます。またウィローモスなどを流木につければ自然な雰囲気を演出しやすいです。

ワンランク上の水槽レイアウトを作りたいときに、水草付き流木を利用してみてはいかがでしょうか。